電気自動車に関する知っているようで知らない事実

初ブログ投稿が電気自動車に対する啓蒙活動なんかで大丈夫なのか!?というのはさておき(笑)、こちらのブログでは電気自動車やPHEVに関する正確な情報や長距離ドライブの記録、海外の最新情報などをご紹介していくことにより、電気自動車やPHEVの発展を少しでもお手伝いできればと思っています。著者は電気自動車のファンで、実際に日々の通勤や旅行などに電気自動車のみを使っています。ガソリンの車は売ってしまいました。

本記事の目次

1. 電気自動車とかPHEVって何?
2. 電気自動車/PHEVってややこしいぞ!どれを選べばいいの?
3. 電気自動車に関する、知っているようで知らない事実

1. 電気自動車とかPHEVって何?

さて、まずはそもそも電気自動車とかPHEVって何なのか、というお話しから。実は私が高速のサービスエリアとかで充電していても、周りの方々から「そんでもこれガソリンも入れるんでしょ?」と聞かれるくらいですから、これをお読みの皆さんも誤解しているかも知れませんよ?

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電気自動車はBEV=Battery Electric Vehicleとも呼ばれ、電気を大容量バッテリーに充電し、その電力でモーターを回して動きます。ブレーキを掛けるなどして減速すると、モーターが回されて逆に発電し、バッテリーを充電することで、都市部での燃費を改善します。ガソリンなどの燃料は一切使いません。

ハイブリッド自動車はHV=Hybrid Vehicleと略されることが多く、基本はエンジンだけでも走行できる車両に、小容量のバッテリーとモーターを付けたものです。エンジンは、ゆっくり走るときと減速するときの効率が悪いので、ゆっくり走るときはモーターで助け、減速するときはモーターで充電することにより燃費を改善します。バッテリーへの充電は搭載されているエンジンから自動的に行われ、車の外から充電することはできません。バッテリーだけでは2-3kmしか走行することができません。

プラグインハイブリッド自動車はPHEV=Plug-in Hybrid Electric Vehicleと呼ばれ、BEVとHVの「あいのこ」みたいな存在です。HVのバッテリーを中容量のものにし、外部から充電ができるようになっています。多くのPHEVはエンジンを止めて、バッテリーだけで30-50km程度走行することができますので、通勤だけならガソリンをまったく使わず、夜間自宅で充電した電力だけで走行でき、ハイブリッドに比べてガソリン代をかなり節約できます。

最近は、これに加えてレンジエクステンダーという新しいジャンルの車両も出てきました。正確に書くと政治的な背景も含め何ページにもなってしまうので、ある程度簡略化して書きますが、最近の定義では、レンジエクステンダーはPHEVであるが、バッテリー走行距離がガソリン走行距離より多いもので、中~大容量バッテリーと小さいガソリンエンジン・小さいガソリンタンクの組み合わせになっています。レンジエクステンダーはREXまたはBEVxと呼ばれ、どちらかというと電気自動車よりの使い方を想定した車になります。

2. 電気自動車/PHEVってややこしいぞ!どれを選べばいいの?

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さて、上のセクションではBEV, HV, PHEV, BEVxが出てきましたが、簡単な特徴や欠点(そう、欠点もあるんです)を、ガソリン車(今後ICE=Internal Combustion Engineと略します)と比較して表で紹介します。

ガソリン車(ICE)と電気自動車の比較

 エンジン搭載モーター搭載短距離の連続長距離高速移動(100km/h以上)ガソリン消費自宅充電
ICE
ガソリン車
×燃費悪あり×
BEV
電気自動車
×燃費良ゼロ必須
HV
ハイブリッド
燃費良×
PHEV
プラグインハイブリッド
燃費良あるとよい
BEVx
レンジエクステンダー
燃費良極小必須

比較するとよく分かりますね(!?)。ガソリン車ICEは、日本では短距離の連続走行が多く、どうしても燃費が改善できなかったところから、HVが生まれてきました。ただHVは中・長距離ではそれほどICEと燃費が変わりませんので、さらに排出を減らすためにPHEVが生まれたわけです。そして、PHEVだとHV的に充電せずに走行するユーザーがいた場合、排出が減りませんので、政府の施策によりBEVxというややこしいカテゴリが生まれてきたわけです。

BEVやBEVxは長距離や高速移動が苦手なのはどうしてでしょうか?それは、パワーの源であるバッテリーの容量が、大容量バッテリーを搭載するBEVやBEVxですら不足しており、かつ、バッテリーは重く高価であるからなのです。今後、技術革新が進んでも、バッテリーを大容量化すると重量が増加することは避けられないと考えられていますが、価格は下がると考えられています。また、高速移動する機会は日本ではそこまではないかも知れませんが、例えば80km/hと比較して、100km/hでは走行可能距離は82%に減少し、120km/hでは67%に減少してしまいます。実はこれはガソリン車でも同じなのですが、もともと航続距離の短いBEV/BEVxではより大きな問題となるのです。

もちろんBEVやBEVxにもメリットはあります。BEV/BEVxは自宅充電が必須。つまり毎日車庫に戻ったら、駐車して車を離れる際、スマホのようにそこにあるケーブルを車に挿し込みます。充電は自動的に始まりますので、充電にかかる手間は5秒くらいのものです。そして、もうガソリンスタンドに行く必要はありません。ガソリン代も払わなくてよいのです。BEVならそれに加えて、エンジンオイル交換、オイルフィルター交換、ラジエーターのクーラントの交換、スパークプラグの交換、ATFの交換などは、そもそもそういう部品がありませんから不要です。私は電気自動車にする前、月4回ガソリンスタンドに通い、毎回5分かけて給油していましたし、オイル交換は年2-4回、オートバックスやディーラー等で1-2時間かけてやっていました。

そして、案外知られていないことですが電気自動車は加速がよく、かつ非常にスムースなのです。ガソリン車によくある「ガクン」という動きは全くなく、もちろんモーターですから大きな音もしませんので、深夜・早朝のの住宅街などでも気を遣わずにすみます。

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3. 電気自動車に関する、知っているようで知らない事実

(1) 電気自動車は航続距離が短い?
(2) 電気自動車は充電に時間がかかる?
(3) 電気自動車は価格が高い?補助金を受けられる?
(4) 電気自動車は加速が遅い?
(5) 自宅に電気工事が必要?
(6) 電気自動車はコンセントで充電できる?
(7) 結局電気自動車にすると自宅の電気代が上がるからガソリン代より割高じゃない?
(8) もっと電気自動車の充電スポットが増えないとだめ?
(9) PHEVなら電気自動車みたいに充電しなくても走る。なんでPHEVじゃダメなの?
(10) 日本は燃料電池車に投資するんでしょ?
(11) 電気自動車の充電スポットは混雑していて、待たなきゃなんない?
(12) 電気自動車のバッテリーの寿命ってどのくらい?交換できる?
(13) 電気自動車は冬に航続距離が半分になる?
(14) 電気自動車は静かすぎて、事故が多い?

さて、皆さんは上の質問の答えがすぐ分かりますか?これから、一つずつ解説をしていきたいと思います。


「電気自動車に関する知っているようで知らない事実」への6件のフィードバック

  1. 電気自動車はカタログどうりの走行は不可能です220Km走行に6時間かかった。ガソリン車と比較して2時間無駄な時間でした。充電箇所で急速充電が出来ない場合もあって案内資料には(急速充電有り) で急ぎの場合は無理です。デザインも普通のガソリン車のようにグッドデザインにしてほしい。価格が高価で補助金の立替払いを販売会社でしてほしい3ヶ月後の還付では売れない。プラグインハイブリット車は電気無くなってもガソリン走行中に発電し充電できるのが当然だな!

    1. 竹村様、コメントありがとうございます!現在のバッテリー容量では、おっしゃる通りどうしても限界はあると思います。長距離の場合はPHEVのほうが向いてますね。2017年ごろからはバッテリー容量も48kWh位以上が一般的になるようですので、純粋な電気自動車でも220km程度であれば夏なら一気に、冬でも途中で念のため10-30分充電するくらいで到達できるようになるのではないでしょうか。

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