テスラモデルS トリビア

テスラモデルSが日本で2014年9月に発売されてから1年4か月。メディアには載っていない詳細スペックや面白いネタをご紹介します。オーナーの方も知らないことがあるかも?

目次

  1. スペック
  2. エクステリア・インテリア
  3. 機能

テスラモデルSのスペック

モデルSのスペックは公式ウェブサイトに掲載されています。しかしこれが十分ではないのですね。こちらにまとめておきます。サイズ等はこちらによると、全長4970mm、ホイールベース2960mm、ドアミラーを開いた時の車幅2187mm、全幅1950mm、トレッド(フロント1662mm、リア1700mm)です。

モデル70D85DP85DP85(旧型)
出力245kW (333ps)311kW (422ps)376kW (511ps)310kW (421ps)
トルク525Nm660Nm967Nm600Nm
最高速度225km/h250km/h250km/h208km/h
0-100km/h加速5.4秒4.4秒3.5秒※14.4秒
重量2,141kg2,188kg2,239kg2,107kg
EPA航続距離※2384km (標準値360km)432km (標準値405km)404km (標準値378km)424km (標準値375km)
最低価格9,886,000円11,186,000円13,690,000円(旧価格のため不明)※3

いくつか注があります。
(トリビアNo.1)※1のP85Dの0-100km/h加速は、ウェブサイトの表記(3.3秒)と異なります。この理由は、米国では0-60mphや0-100km/hを測定する際、ドラッグレースの基準に従って、1-foot rolloutを用いて測定されているからです。欧州車は完全にゼロストップの状態からデータを測定しているので、欧州系のサイト、例えばAutobild.deによるテスラモデルS P85Dの計測結果などでは3.5秒と表示されています。1-foot rolloutは通常、0-100km/hのタイムを0.2-0.3秒縮めるとされています。
ドラッグレースでの計測は以下のように行います。コース上に二本のビーム、プレステージビームとステージビームが張られており、7インチ(17.78センチ)離れています。これらのビームは光のセンサーと一緒に設置されており、ドラッグレースを行う2台の車両はまずプレステージビームを踏んで、そこからはゆっくり前進してステージビームを遮って停車します(両方のビームを遮る)。2台の車がこの状態すなわちステージ状態になったら、スターターの合図でレースが開始されます。スタート時、フロントのタイヤにはステージビームが当たってビームが遮られている状態ですが、ここから実際にフロントタイヤがステージビームを行き過ぎた瞬間からタイムの計測が開始されます。
この、スタート時からフロントタイヤがステージビームを行き過ぎるまでのわずかな距離がロールアウトと呼ばれ、レーサーによってはステージビームを遮ったらすぐ停止する(=タイムは良くなる)ケースも、ステージビームを遮ってから(この時点ではタイヤは両方のビームを遮っている)もう少し前進して、プレステージビームを通り過ぎた時点で停止してロールアウトを短くするケースもあります。
多くの米国の雑誌等の計測では、このロールアウトの距離を1フィート(約30cm)としており、1-foot rolloutと呼ばれているのです。モデルSの公式サイトのスペック表では、なぜかP85Dだけがロールアウト込みの数字を表示しています。当サイトでは公平に比較するため、ロールアウトなしの数字を表示しています。

(トリビアNo.2)※2のEPA航続距離は、米国環境保護庁(EPA)が規定している自動車の航続距離の計測方法で、日本の標準のJC08とは異なります。テスラの公式サイトでは米国はEPA、日本はヨーロッパの標準であるNEDCを使って表示しています。当サイトではEPAの数字を採用しています。モデルSに搭載の航続距離計にはモードが二つあり、「標準値(Typical Range)」と「定格値(Rated Range)」となっていて、それぞれ200Wh/km, 156.25Wh/kmの設定となっています。EPAは187.5Wh/kmです。このWh/kmというのは聞きなれない単位ですが、1km走行するのに必要な電力量を表しており、少ないほど長距離を走行できます。ちなみに感覚的には、標準値は夏ならおおよそどなたにでも達成できる数字で、この表に示したEPA航続距離は「かなり」努力が必要な数字です。
通常は標準値を参考にして運転します。例えば東京-箱根往復は170kmですが、もし標準値程度の電費で走行したと仮定すると、170km x 200Wh/km = 34,000Wh = 34kWhの電力を消費することになり(もちろんバッテリーは70kWh/85kWhありますから楽に往復できます)、例えば1kWhあたり30円払っているとすれば、34 x 30 = 1,020円分の電気代がかかるということになります。

(トリビアNo.3)※3の価格ですが、私はP85を2013年4月に注文したのでもちろん価格は知っているのですが、その当時は米ドルのレートが94円くらいでしたので、現時点では参考になりません。円安が進行するにつれ、価格改定が行われました。なお、テスラはFair Price Policyをうたっていますので、日本におけるドイツ車メーカーなどとは異なり、世界中どこでも極端に割高な価格は設定されていません。参考までにレクサスLS600hLも含めてみました。

 日本での税抜価格米国での価格(JPY)
1USD=120JPY
差額米国での価格(USD)
メルセデス S550 long15,018,518円11,478,000円3,540,518円$95,650
BMW 750i13,750,000円11,328,000円2,422,000円$94,400
アウディ A8L
(米国にはLongしかない)
14,481,482円9,780,000円4,701,482円$81,500
テスラ モデルS P85D12,675,925円12,600,000円75,925円$105,000
レクサス LS600hL
(米国にはLongしかない)
13,057,407円14,452,800円-1,395,393円
日本のほうが安い
$120,440

(トリビアNo.4)それ以外のスペックで気になる点は、タイヤ・ホイールだと思います。モデルS純正のホイールには19インチと21インチがあり、19インチは245/45R19 8J、21インチは245/35R21 8.5Jで、ラグパターンは5x120、オフセット40mm、センターボアは65mmとなります。19インチ純正ホイール装着状態でタイヤ幅は194cm、21インチ純正ホイール装着状態でタイヤ幅は196cmとなりますので、駐車場のトレイサイズにご注意ください。20インチにする場合、245/40R20 8Jがサイズ的にはベストではあるのですが、残念ながらこのサイズのタイヤは耐荷重が不足しますので、255/40R20 8.5Jがベストだそうです。

テスラモデルSのエクステリア・インテリア

モデルSのエクステリアやインテリアにも少しだけトリビアがあります。ノーズコーン、フランク(フロントトランク)、自動で引っ込んだり出たりするお馴染みドアノブ、テールゲート(トランク)について紹介していきたいと思います。

ノーズコーン
ノーズコーン
(トリビアNo.5)まずはノーズコーン。黒のプラスチックでできた、通常の車ではフロントグリルと呼ばれる部品がこのノーズコーンです。一見緩やかな曲面に見えますが、良く見ると四つの面に分かれていて、上下の中央付近に山があるような形になっています。これはおそらくCD値0.24という市販車ではほぼ最高レベルの空力を得るためにこのようなグリルのない、のっぺりとした形状になっているのではないでしょうか。電気自動車ではエンジンがありませんのでラジエーターもなく、エアコンやバッテリークーラーはありますので冷やすものがないわけではないのですが、積極的に車の真正面から空気を取り入れる必要まではない、ということなのでしょうね。
ノーズコーンの裏側には12Vバッテリーの端子が出ています。ノーズコーンを取り外すと、プラスが赤、その横にマイナスの端子があります。ノーズコーンの取り外し動画を見ていただくと分かりますが、フロントトランクを開けて、上部に体重をかけ、スナップを外します。うまく外れない場合には、内張りはがしや不要なプラスチックカードを、ちょうどノーズコーンの横一文字のシルバーの線の右端あたりに差し込んでゆっくり外します。ノーズコーンにはパーキングセンサーのコネクターが2つ付いていますので、線を切らないようにコネクターを外します。この方法を覚えておくと、万が一12Vバッテリーがダメになっても車をジャッキモードに入れることができ、テスラサービスではない普通のJAFの人でもモデルSをウインチ付きの積載車に載せることができます。

P85フランク
P85フランク
P85Dフランク
P85Dフランク
折り畳み自転車
折り畳み自転車
(トリビアNo.6)フロントトランクはCEOのイーロンマスクが「フランク」と何度も繰り返したことから、フランクと呼ばれるようになりました。デュアルモーター車のフランクは実は、シングルモーター車よりかなり小さくなっています。写真で比較してみてください(出典:MotorTrend Magazine)。
シングルモーター車のフランクの奥にはかなりのスペースがあり、ここに引き出せる「かご」のようなものを入れておけば、奥も活用できます。まあさすがにフランクが狭いからデュアルモーターを辞めた、という方はいらっしゃらないと思いますが、予算が少し足りない場合の言い訳としてはあり得るかも知れません。シングルモーターなら折り畳み自転車もフランクに!
フランクは、テスラ型をしたリモコンキーのフランク部分をダブルクリックしても開けることができます。

ドアノブ(引き込まれた状態)
ドアノブ(引き込まれた状態)
(トリビアNo.7)モデルSのドアノブは、リモコンキーを持って近づくか、乗車した状態でPに入れ、もう一回Pボタンを押すとせり出し、駐車して車を離れたりDに入れると車体内に引き込まれ、ドア面と面一になり空気抵抗を減少させます。停車したときにPを2回押すとせり出すわけですが、なぜかこのまましばらくすると、ドアノブは引き込まれてしまいます。個人的にはこれは不便だと思うのですが、再度Pを押すと(コラムシフトなので、Pはボタンです)またせり出します。人を迎えに行った場合など、近づいてくるのが見えたら、そのころにはドアノブは引き込まれていますから、Pを押してドアノブを出しておくと親切です。鍵がかかっていない状態であれば、引き込まれているドアノブをプッシュしてもせり出してきます。
ドアノブが自動で引き込むタイミングでノブにをかけると挟まれる可能性があります!実は、引き込んでいる最中の引き込む力はモーターではなく、比較的弱いバネの力のようで、引き込まれかかっても、難なく手を離すことはできます。逆に手を入れて何もしないでおくと、弱いバネの力で挟まれます。子供の場合は気を付けたほうがよいでしょうね。これも文化の違い。海外では子供が乗り降りするときは大人が横に立つケースが多く、子供が勝手にドアを開けるのは許容されていなかったりします。

(トリビアNo.8)テールゲートはセダンであればトランクに相当する部分ですが、この車はハッチバックですので車室とトランク部分はスルーにできますので、テールゲートと呼んでいます。よく海外の映画で拉致した人をトランクに押し込むシーンがありますが、この車ではできないということですね!このテールゲートはオプションで電動にすることができますが、電動にした場合、開く角度を指定することができます。自宅や会社の駐車場の天井が低いような場合には、好きな角度・高さまで手でテールゲートを動かし、その状態でテールゲートにある開くボタンを長押しすると、開く位置を記憶できます。次回以降はその高さに自動的に開きます。
テールゲートは、テスラ型をしたリモコンキーのテールゲート部分をダブルクリックしても開けることができます。

テスラモデルSの機能

モデルSの面白い機能にはいくつかありますが、ここでは自動ロック機能、エアコン関係、スマホ関係、音声認識ナビゲーション、自動車高調整、充電時の操作および緊急時対応について紹介したいと思います。

(トリビアNo.9)自動ロック機能はとても便利です。私は毎朝、家の鍵とリモコンキーキーをポケットに入れて駐車場に行きますが、何の操作もしなくてもモデルSに近づくと鍵が開いて、ドアノブがせり出しミラーが開きます。近づく→ドア開ける→座る→ドア閉める→シートベルト装着→ハンドルに手をかけブレーキ踏む→Dに入れる→アクセル踏む、で走り出します。通常の車と大して変わらないように思えますが、そうでもないんですよね。レンタカーなどで通常の車を借りると、いろいろ忘れていて大変です。リモコンキーをクリックして鍵を開けたり、エンジンをかけたり、サイドブレーキを解除する操作を忘れそうになるのです。
車から離れる際も同じです。駐車する→Pに入れる→シートベルト外す→ドア開ける→降りる→離れる、で終わりです。走行開始するときと同じように、サイドブレーキ・エンジンを切る・鍵をかける操作が不要になっています。

(トリビアNo.10)エアコン機能はスマホアプリでコントロールできます。特に夏は炎天下の駐車場に停めているような場合、車に戻る15分前くらいに冷房をかけておけば、乗った瞬間にひんやりとしています。これはエンジン車ではできない芸当ですね。実は、冬、暖房を事前にかけておくことはあまりないのです。なぜなら、電気自動車の場合は暖房がすぐ効くからです。エンジン車ではエンジンが温まらないと暖房が効かないのですが、モデルSでは乗ってエアコンONですぐ温風が吹き出してきます。ただし!雪国ではこれが最高に便利。30分事前に暖房をかけておくとあら不思議。窓の霜やドアノブの霜が全部解けて、スクレイパーでガリガリやる必要はありません。屋根の雪をサイドへ落とし、ボンネットとトランクの雪もサイドに落として、車の前の雪をのけたらすぐ出発できるのです。旅館の駐車場では一緒にチェックアウトした人の唖然とした顔が見られます。

(トリビアNo.11)私は車内で音楽を聞くためにUSBにflacファイルを入れて聴いています。フォルダ単位で普通に再生が可能です。iTunesのフォルダをそのままUSBで聴くこともできますが、面倒な方はスマホからBluetooth経由で音楽を再生することもできます。ですからスマホでネットラジオを聴いている方はそれをそのままモデルSの車内で再生できますし、TuneIn Radioであれば車内のアプリにもその機能があります。
音楽を再生中、スマホに電話がかかってくると、連携されていればモデルSの画面に相手の名前が表示されます。ハンドルにあるボタンで電話に出たり、切ったり、電話の音量調整が簡単にできます。リダイヤルもスマホの電話帳と連携しているので、さっき車外にいたときにスマホにかかってきた電話に、車内からかけなおすことも簡単にできます。

アプリの追跡機能
アプリの追跡機能
テスラのスマホアプリでは鍵をかけたりあけたり、クラクションを鳴らしたりライトを点滅したり、サンルーフを開けたり、充電状況をチェックしたり充電を開始・停止したり、先ほどのエアコンの操作ができます。それに加えて面白いのは追跡機能です。駐車した位置がGPSで地図に表示されるので、あまり土地勘のない場所で歩き回ってしまったりして、駐車場所を忘れてしまったような場合、Googleマップですぐ車まで戻れます。さらに車を他の人に貸したような場合(駐車場の係員やお子様などもあり得るかも知れませんね)、どこを時速何キロで走っているか、またどのくらいアクセルを踏み込んでいるかがリアルタイムに表示されます。これらのデータはテスラのAPIで取得することももちろん可能です。

(トリビアNo.12)音声認識ナビゲーションはGoogle音声認識です。ナビ機能自体は多少国産のアフターマーケット用ナビと比べて劣るところも多いのですが、この音声認識が非常に賢いため、行き先の入力はほとんど音声で行っています。住所だけでなく、「山下公園」「横浜ランドマークタワー」などのような場所の名前でもちゃんと聞き間違えずにすぐナビゲーションを開始してくれます。カレンダーとも連携しており、例えばスマホのカレンダーがExchangeやGoogleカレンダー、iPhoneのカレンダーと同期していて、「場所」に住所を入れておくと、運転席に座った瞬間に17インチセンターコンソールにカレンダーアプリが表示され、次の予定が表示。それをタップすると自動的にナビゲーションが開始されます。最初、カレンダーなんて車に要らないよ、、と私は思ったのですが、何と便利なことでしょう。

充電ポート
充電ポート
(トリビアNo.13)充電は、ガソリン車にガソリン入れるより簡単なことはもちろん、他のEVよりも簡単です。モデルSでは、駐車したら、車の後ろに回ってウォールコネクターという専用の充電器のケーブルを手に持ち、ケーブルにあるボタンを押しながら(=自動で充電ポートのドアが開きます)ケーブルを挿すだけ。ほんの5秒で充電が開始できます。充電終了時はケーブルを抜いて壁にかけ、充電ポートのドアを閉めれば完了。ケーブルがちょっと大きくて太いだけでスマホの充電と何ら変わることはありません。テスラ専用のスーパーチャージャーでも同様に5秒で充電開始できます。
日本国内に6000か所ある公共のチャデモ方式急速充電器では付属のチャデモアダプターを使いますが、この時は手動で充電ポートを開ける必要があります。充電ポートは、タッチパネルでの操作のほか、テスラ型をしたリモコンキーのテールゲート部分を長押ししても開けることができます。

(トリビアNo.14)緊急時、例えば事故などの際にはまず駆動用バッテリーが切り離されます。その結果、車内のシステムの電源となっている12Vバッテリーがどんどん減っていってしまいます。通常、12Vバッテリーの残量が減ると自動的に駆動用バッテリーから充電されるのですが、これが行われなくなるからです。結果として電装品の多いモデルSでは、12Vバッテリーは30-40分で空になってしまいます。その間に、二つのことをやっておく必要があります。

  • エアサスペンションの場合、車高を最も高くしてからジャッキモードにする。これにより、積載車に載せる際などに勝手に車高が変わることを防ぎます。
  • 車が平地にあることを確認、またはタイヤに輪留めをしてから牽引モードにする。牽引モードにしないとサイドブレーキが効いた状態になり牽引できません。

牽引フック
牽引フック
これらの操作はセンターコンソールで行います。つまり12Vバッテリーが空になってからでは操作ができません。万が一想定より早く12Vバッテリーが空になった場合には、ノーズコーンを取り外して12Vを外部から供給することで車が起動します。実際に積載車に載せる場合には牽引フック(Towing Eyeともいいます)を用います。これもノーズコーンを外した左右の端にねじ込む穴が開いていますので、そこにねじ込みます。

リアドアの緊急リリース
リアドアの緊急リリース
12Vバッテリーが空になるとセンターコンソールが使えなくなるだけでなく、フランク、テールゲートやドアも電動では開かなくなります。フロントドアはドアレバーを強く引けばそのまま機械的に開けることができますが、リアドアは別にリリースが用意されています。リアシートのカーペットの下に、左右ドアのリリースケーブルがありますので、そのケーブルを中央に引くと解除できます。フランクやテールゲートも、使うことはないと思いますが、内部から機械的に開けるためのスイッチが用意されています。

リモコンキーを置く場所
リモコンキーを置く場所
(トリビアNo.15)緊急時と言えばリモコンキーが何らかの理由で動作しなくなるというのはたまに見聞きする話ですね。リモコンキーには電池が入っていて、電波で車と通信するのですが、電池がなくなってしまったり、携帯電話の基地局のすぐ近くや変電所のすぐ近くなど、電磁波が強い場所などでもリモコンキーが使えなくなります。特にテスラモデルSの場合は物理的な鍵と鍵穴がなく、盗難がほぼ不可能な代わり、キーが使えなくなった場合の対応は独特です。
一番簡単なのは、スマホアプリを使う方法です。アプリがあれば、車をアンロックすることができます。車を動かすには、アプリにMy Teslaパスワードを再度入力する必要があります。そのため、あなたのスマホを拾った人がいて、たまたまスマホにロックがかかっていなくても、My Teslaパスワードがかからないと車を盗むことはできません。鍵をなくしたときもこの方法が使えます。
スマホの電池がない、またはスマホが車内にあるような場合は、リモコンキーを写真の場所に置き、数秒待ってから助手席のドアノブをプッシュすると鍵が開きます。今度はリモコンキーをカップホルダーまたはその下のUSB近辺に置いてブレーキを踏むと、車が起動し車を動かすことができます。この操作は、RFIDを使っていますのでリモコンキーの電池がなくても行うことができます。
案外よくできていますよね!ちなみに、これらの手動操作を行った場合は、「車を離れたときに自動的にロックする」機能も停止されます。

テスラホテルの車内
テスラホテルの車内
(トリビアNo.16)【おまけ】車の中で仮眠取ることってありますか?車中泊というのが話題になったこともありましたね。テスラモデルSでは車中泊はできるのでしょうか。
答えはYES。シフトレバーがPに入っていて、充電中であれば、30分だけエアコンが効きます。そのあとも充電は何らかの理由があって終了するまで継続されますが、エアコンは切れてしまいます。充電はいいからずっとエアコンを入れておきたい。そういう場合には、シフトレバーをNにして、センターコンソールからパーキングブレーキをセットします。そしてエアコンをおもむろにON!これでエアコンは起きるまでずっと動いてくれています。気になる消費電力もさすがの大容量バッテリーなので心配いりません。仮にエアコンを2kWとすると、1時間で10km分、8時間で80km分が減るだけです。起きてからちょっと急速充電すればすぐまた元に戻ります。写真は実在するテスラホテルです。

さて、全部でトリビアは16個ありました。皆様はいくつご存知でしたでしたか?


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