日本の電気自動車シェアはたった0.7%。これはキビしい……

ヨーロッパでは遅くとも20年以内のガソリン車販売禁止が決定、アメリカでも先日カリフォルニア州でゼロ・エミッション以外のトラックが段階的に販売禁止となることが決まり、電気自動車シフトに向けて世界が動いています。それなのに……、電動化が進まない日本を手厳しく評する記事がCleanTechnicaに掲載されました。全文翻訳でお届けします。

元記事:Japan Has Extremely “Ugh” 0.7% EV Market Share by Zachary Shahan on 『CleanTechnica

日本の現状は『時代遅れ』

ヨーロッパで自動車市場の約8%をEVが占めるようになり、テスラがアメリカの自動車市場に旋風を巻き起こし、中国国内でEV市場が堅実に成熟していく中、日本は燃料電池マジックが何らかの形で現実に魔法を起こすのを願い、かくれんぼをしています。『EV Volumes』のデータを見ると、日本のEV市場シェアはいまだに1%以下で、今年最初の5ヶ月では約0.7%となっています。

この状況を一言で表すと、『時代遅れ』としか言いようがありません。

日本人が基本的に長距離のロードトリップをしないことを考えると、EVが拡がりを見せないのは、より不可解で嘆かわしい状況です。いや、『不可解』というのは適切な言葉ではないかもしれません。この状況の理由は明確だからです。現在軌道に乗っている電動化に、日本の大手自動車メーカーが乗り遅れてきたからです。

日本の自動車市場のリーダーで、バッテリーと電動化に真剣だった唯一の人物がカルロス・ゴーンでしたが、残念ながら逮捕され、表舞台から退場させられてしまいました。現在、世界をリードする自動車国家の1つにある、巨大自動車産業が否認、遅延、不正工作に苦しんでいます。ガッカリです。

さらに、EV販売グラフを見ると、日本のEV市場に用意されている選択肢はほぼゼロです。(メーカーが)勧めずに車を売ることなどできません。

日産リーフがこのニッチな市場を長い間支配してきたように見えます。しかし、もしも日産が「最新のバッテリー技術と競争力のある価格を付けた、5種類の純電気自動車を現在までに揃えていたら」と想像してみてください。あるいは「トヨタが1つや2つでも純電気モデルを持っていたら!」と想像してください。さらに、ホンダが……何か提供していたら。

長い間、そこには疑念がありました。日本の自動車産業および政治のリーダーは、水素燃料電池車両が彼らを救うと、〝本気で〟考えているのでしょうか? バッテリー電気自動車のトレンドが、本当に見えていない? トレンドの波は見えているけれど、周りがみんなその波の上に立ってスムーズに乗りこなしている中、適当なタイミングで飛び乗れるとでも?

私にはよく分かりませんが、日本の自動車市場には本当にガッカリさせられました。

日本の巨大自動車企業が、自らの重みで崩壊しても私は驚かないでしょう。早く進む道を変えないと、これから現実になってしまいそうな他の見通しもあるのです。

(翻訳・文/杉田 明子)

※編集部注/原文には事実関係を検証できない記述が含まれていたので、配慮して翻訳、日本語記事化しています。