テスラ モデルXのステアリングI-シャフトの交換(パワステが重い)

今回は新車保証の切れた私のモデルXのステアリングI-シャフト(下側)の有償交換です。このシャフトはハンドルとパワステのモーターの間にある路面に近いほうのシャフトで、U型のジョイントがあり、この部分が固くなってパワステが重くなっていました。

新車保証が切れると何かが壊れる?

私の2017年式テスラ モデルXも88129kmを超え、新車保証の範囲である「4年間または8万キロのどちらか先に到達したほう」のうち、距離のほうが先に到達し、新車保証が切れてしまいました。テスラは案外新車保証が手厚くてその点は安心なのですが、保証が切れるとやっぱり何かは壊れるんですよね(汗

今回の現象は、突然ある日起こりました。普段通り運転していると、なぜかパワステ(パワーステアリング、テスラは電動パワステです)が少し重く感じるようになりました。単に重いだけでなく、ハンドルを一定角以上回転させると、途中で突然さらに重くなり力を入れないとさらに回せなくなってしまいます。もうちょっと回すと突然また少し軽くなり、さらに回すと突然また重くなる、、を繰り返します。だいたい、90度回すごとに重くなったり軽くなったりを繰り返すので、大きく切らなければならないときなどは切りすぎたり切り足りなかったりなどで、運転が非常にやりづらくなっていました。

私は普段、パワーステアリングの設定はスポーツ(最も重め)にしているのですが、さすがにちょっと重すぎるように感じたので通常に変更して取りあえずは凌いでいました。

困ったことに、テスラの運転支援機能であるオートパイロット動作中にも、勝手にオートパイロットが解除されるようになりました。カーブなどでステアリングに負荷がかかっているときなどは、ものの1秒で解除されてしまいます。恐らくあまりにもパワステが重いので、車側の荷重センサーが誤動作し、「あ、ハンドルを手動で切りたいのね、じゃオートパイロット解除!」というようになっていたのではないかと推測しています。

いろいろ調べてみると、モデルS/Xでは、このステアリングI-シャフト(下側)のUジョイント部分が露出しており、錆びちゃったり固くなったりしてしまうようです。なんとなく設計不良のような気もしますが(汗。写真は交換した古い部品です。

※注、当該部品は私に見せていただく前に、しっかりクリーニングされていると思われます。

修理代は意外と安上がりでした

修理は対策品に交換です。

  • 私の :1027828-00-A
  • 対策品:1027828-00-B

ということで、リビジョンがA→Bに上がっていました。ちょっと見ただけではあまり違いが判らないのですが、材質や潤滑方法が変わっているのかもしれませんね。ちなみにこの部品の左ハンドル用のパーツナンバーは1027826-00-Bです。

修理内容は以下の通りでした。

項目/部品個数単価調整小計
Correction: Steering Rack - Calibration2,500-2,5000
Correction: Intermediate Shaft - Steering Column - Lower(Dual Motor) (1st Generation) (Remove and Replace)15,000015,000
Bolt H M8x1.25x35[10.9]-G720(2007098)171071
MX RHD LOWER I-SHAFT(1027828-00-B)14,25904,259
合計(税抜)19,330
合計(税込)21,262

最初のCalibrationというのは交換後の調整だと思いますが、ここは無料にしてくれていますね。結構高い部品かと思ったのですが、税抜4259円で一安心。工賃が税抜15000円は、作業時間約2時間を考えれば安いと思います。

これが新車保証切れ後の初有償修理。これからもサービスを受けるたびに報告していきたいと思います。

(安川 洋)