テスラ モデルXで冬の長距離:軽井沢と水上へ

2020/2/14から16日にかけ、2泊で軽井沢と水上へ電気自動車のテスラモデルXで行ってきました。総行程539.7kmでかかった電気代はガソリン代換算で38.7km/lでした。

前回の冬の長距離では日帰りで380kmあまりを走行しましたが、今回は金土日の2泊を使ってそれぞれ軽井沢、水上(みなかみ)に宿泊します。金曜日は夕方出発で軽井沢泊、パルコール嬬恋リゾートスキー場で一日遊んで、国道406号→国道145号と抜けて月夜野経由で水上温泉で宿泊。翌日は水上の宝台樹(ほうだいぎ)スキー場で昼過ぎまで遊び、帰路につく計画です。

冬は航続距離が短くなる?

冬に長距離を電気自動車で移動するなんて想像もつかない、または不安をお持ちの方も多いと思います。電気自動車は搭載している走行用バッテリーで、家のエアコンみたいに暖房を行いますので、バッテリーの消費が多くなります。減る量は車両や走行している速度によっても変わりますが、23-45%程度と思えばよいです。

私のモデルXの航続距離は100%充電で現時点で410km程度。これは標準値、というテスラ独自の基準値で、米国EPA基準より約8%悪い値に設定されています。仮に410×77%(23%減)=315kmとすると、500kmを走行するには途中で充電が必要。でも焦ることはありません。今回は関越ルートで途中の高崎にはスーパーチャージャーというテスラ専用の超急速充電設備がありますし、2泊目の旅館には充電用のコンセントが設置されています。しかも無料♪

今回もEVsmartアプリの開発中機能、「EVsmart経路検索」で簡単にシミュレーションしてみます。縦に長い画面なので、四画面に分割しますね。

画面1

画面2

画面3

画面4

行きと帰りは高崎スーパーチャージャーでそれぞれ18分、24分の充電。これに加えて2泊目の旅館では10時間の夜間充電の設定にしています。実際には旅館はチェックインが夕方、チェックアウトは10時とかになりますから、かなり長い時間充電できますので、帰りの高崎での充電は不要になる可能性もあります。

1日目

2/14 12:33 100%充電になりました。会社を午後お休みして、自宅に向かいます。

19:05 高崎スーパーチャージャー到着。

撮影している私の後ろにもう1台、充電車両がいますが、全部で6基あるので余裕です。

19:28 18分間充電する予定でしたが、85%になったのは22分後でした。このように、出発する充電%を決めておくと安心して出発できます。今回は高崎→軽井沢→嬬恋→水上の行程が200km超の山道になり、アプリの予測では85%充電で水上到着時9%だったので85%をチョイスしています。80%充電だと到着予測は4%で、さすがに冬は5%を切らないようにしたいですね。

21:24 道中、レストランで夕食を食べてから軽井沢マリオットホテルに遅くチェックイン。バッテリーの残は52%とほぼ予想通りです。ここまで基本的には上り勾配で、高崎からの標高は880.4m上っています。このホテル、キレイでサービスも良く、部屋も広めでお勧めなのですが、電気自動車ユーザーには充電器がないのが玉に瑕。充電器があったらそもそも高崎スーパーチャージャー使わなくて済むので、もっと頻繁に来そうな気がします。周辺に美味しいお店も多いですし。

データです。

2日目

2/15 11:23 ホテルをチェックアウトして雪のある嬬恋までドライブ。軽井沢の上にある軽井沢スノーパークの積雪は90cmで100%人工雪と思われるので、さらに510.1m上って高崎からは1390.5mアップとかなり標高が高くなりました。ここパルコール嬬恋リゾートは40キロ弱、軽井沢からも離れており、駐車場やゲレンデなどはそれほど混雑していませんでした。

ゲレンデの下のほうからスマホで写真撮るとこんな感じ。誰もいないじゃん!って感じに写っていますがそこそこ人はいます。でも少なめかな。昼時だったのでレストラン(!?)に結構人が入っているのかも。

お昼にカレー食べました。いわゆる日本のカレーで、美味しいです。

18:08 嬬恋から88km離れた本日の宿、旅館たにがわに到着。バッテリー残が予想9%のところ23%。。6℃と暖かかったのとスキーウェア着ていますので厚着効果か、暖房をほとんど入れてなかったからか、それともどこかデータに抜けがあって計算が正しくないのか、調査が必要ですね(汗

データです。

駐車場はこんな感じ。この後ろ側に専用20Aブレーカー付き200Vコンセントがボックス内に設置されています。NCS充電器ではないのでホテルの管轄、予約時に依頼しておけばコンセントも充電スペースも、コーンを置いて予約しておいてくださいます。しかも無料、、この宿、宿泊してみると分かりますが、相当レベル高くお勧めです。

夕食メインは上州牛すき焼き。

岩魚(イワナ)の塩焼き。唐揚げも選べます。これちょっと大きくないか、、身も分厚く食べ応えあり。

焚き合わせに・・

最後はお食事。汁物は「ちぎりっこ汁」。ちぎりっこは「すいとん」の平たいバージョンのようなのですが、薄べったい形なので触感は幅広の平麺パスタみたいな感じに近いかも。

3日目

2/16 朝食はこんな感じ。

2/16 10:02 旅館をチェックアウトし充電ケーブルを抜くとなんと「97%」。ありがたいですね。これからスキー場まで上っても、自宅まで帰れちゃいます。これで無料なんですから。

10:37 旅館からはいったん国道291号に下って戻り、奥利根ゆけむり街道をどんどん北上して宝台樹スキー場へ。

ここも雪はたっぷりです。宝台樹は何かガチな方がいらっしゃるスキー場なイメージ。更衣室とかただのプレハブの箱ですし、ロッカーは駅のコインロッカーがそのまま外に置いてある感じ(屋根はあります)。大学生がスキー合宿に使いそうな、、(笑)

18:38 宝台樹スキー場を午後1:52に出て、東京までノンストップ。自宅の近くで夕食を食べて帰宅。バッテリーの残は35%と余裕でした。トリップメーターのAは、往復全体の数字です。

総括

今回の2泊3日の旅は総走行距離539.7km、消費電力量136.1kWh、平均電費252Wh/km(=3.97km/kWh)でした。kWhとか言われてもイメージ付かないですよね?1kWhの電気を電力会社から購入すると税込み約30円くらい。レギュラーガソリンは1リットル税込み140円くらいでしょうか。

充電は行きにテスラの高崎スーパーチャージャーで22分間、2泊目の旅館で到着後から朝出発するまでずっと充電しています。この充電はどちらも無料。ありがたいですね。

では実際にガソリン車と比較してみるとどんな感じでしょうか?

実際にモデルXでかかった料金スーパーチャージャーが無料じゃなかったら?充電をすべて自腹だとしたら?
自宅充電の電気代

(65%分=65kWhと仮定)

1950円1950円1950円
スーパーチャージャー無料40円(61kW以上)x9分=360円

20円(60kW以下)x13分=260円

計620円

620円
旅館での充電無料無料(136.1-65-21.25)[kWh]

1495円

電気代計1950円2570円4065円
ガソリン(140円/l)換算燃費38.7km/l29.4km/l18.5km/l

ガソリン車換算燃費は 38.7km/l

となりました。モデル3のようにスーパーチャージャー無料ではない車両でも29.4km/l、無料である旅館での充電料金を実際に支払ったとしても18.5km/lと、軽自動車などよりコストは安く収まりました。

(安川 洋)