テスラモデルSで長距離帰省:東京-福井

久しぶりに実家に帰省します。実家の福井までは片道おおよそ500km、総行程1400kmの予定。充電計画と移動の記録をご紹介します。帰りはいつもと一味違います!本日は2016年7月13日、移動開始日は16日です。

目次

充電計画

今回の計画です。出発が海の日絡みの連休ということで、できる限り余裕を持っていきたいと思います。

往路は前回の大阪と同様、空いてそうな清水PA下りでランチを食べ、2基設置の岡崎SA下りで休憩、名古屋で1泊。名古屋では福井のホテルまで充電しなくて済む程度に充電しておき、福井を目指します。福井についたら少し地元をぶらぶらと観光し、100kmほど走行してから1泊。翌日は石川方面を観光し、280kmほど走行予定で、石川でも1泊します。福井でも石川でも目的地充電を利用する予定で、急速充電は利用しない予定です。

往路で問題になりそうなところはいくつかあります。清水PAは混雑の可能性あり。ここではまだ航続距離残が185kmほどある予定なので、ダメな時は静岡、浜松、岡崎と三か所を順に試すことにします。岡崎SAは互換性に問題のあるJFE。まあ30分くらいなら使えるだろうということで一応予定には入れますが、ダメなら次の刈谷に行くか、名古屋での充電時間を延ばす方向で考えます。

名古屋のホテルには充電設備がありません。コンセントの貸し出しも不可。近くのホテルに普通充電器があるのでメールしてみたところ、快く貸してくれるのはいいけど、自分が泊まるホテルの駐車場料金の5倍(宿泊者じゃないので時間貸し料金とのこと)。仕方がないので、二か所あたりをつけておき、当日試してみることにします。

一つは名古屋の松坂屋。課金機がない充電器ですので、時間制限がない可能性があります。30分で終わってしまったら、30分後に戻ってくるのが面倒ですし、もし時間制限がなければここで1時間弱充電します。お礼として松坂屋さんでは何か買い物します。

もう一つは日産レンタカー 広小路栄店。実はここはいつもお世話になっているスポットです。日産細型の充電器で能力が十分でないため、テスラの場合だけ出力は25kWとかなり少なくされていますが、やはり課金機がなく、お店の方とのご相談で充電させていただくことができます。充電計画上は、実績のあるこちらで50分間の充電を計画しておきます。

福井の100kmは名古屋の急速充電の残りで担保、石川の280kmは福井の目的地充電で担保というわけです。

復路は簡単です!なぜって、、7月17日にテスラのスーパーチャージャーが浜松にオープン予定なのです。このスーパーチャージャーはぷらっとパーク浜松下り内に4基設置されるもので、新東名を上り方向に通行している場合は浜松SA上りに入り、浜松スマートICで一端流出、下り線側に移動して下り線のぷらっとパークに入り、スーパーチャージャーを利用するのです。ぷらっとパークはサービスエリアの裏手の駐車場になりますので、そのまま歩いて下り線のSAに入り、トイレもレストランも利用できるのです。新東名に戻るときは逆に、SAからぷらっとパークに行って車に乗り、上り線側に移動して浜松スマートICで流入できます。

ただ計算してみると、最終宿泊地の石川から浜松まではおおよそ319km。目的地充電で満タンになっていれば途中休憩の必要はないですが、今回の計画ではホテルには17時間程度滞在=普通充電の予定。帰路はパワーの弱い北陸道の40kW充電器を避け、尾張一宮PA上り(44kW急速充電器)でランチ、その後浜松スーパーチャージャーで休憩することにします。往路は計3回充電して福井まで行っていますが、帰りはスーパーチャージャーのおかげで、出発時点で満タンでないにも関わらず2回の充電で家まで帰れます。電気自動車のさらなる普及には、大容量バッテリーとハイパワーな急速充電器の複数基設置が必須であると言えると思います。

復路の問題点は二か所。石川県内での280kmドライブの後に13km(3%)分しかバッテリーが残らないこと、そして浜松スーパーチャージャー到着時の23km残(6%)も結構ギリギリと言えます。前者は一般道ですし周りにたくさん急速充電器があるので心配は要りませんが、後者は高速道路。一つ前の尾張一宮で計画通りになっていない場合、少し長めに充電するなどして調整が必要です。

往路:東京から福井

1315 出発!少し遅くなっちゃいました。
1504 残227kmで駿河湾沼津SAに到着。途中、やはり休日だからか、坂があるたびに速度が落ちて渋滞。駿河湾沼津ですでに午後3時を回ってしまいましたので、ここで少し休憩することにしました。SAは混んでおらず充電待ちもなしです。
1546 残350kmまで充電!出発します。
1750 残93kmでホテルに到着!結局岡崎では休憩しませんでした。とりあえずチェックインだけしちゃいます。計画ではここで残309.5kmまでどこかの急速で回復させる予定でしたが、途中岡崎で休憩を省いたため、216.5kmほど充電する必要がありそうです。どこにしようかなぁ。
そうです。今日から20インチになったんです。だから電費が良くないのかな(笑) タイヤは、以前のMichelin Pilot Sports 3 245/45R19から、より安全性を求めてブリヂストンPotenza S001 255/40R20にしました。
走行距離336.7km、消費電力72.9kWh、電費は216Wh/kmでいつもより1割くらい悪い結果に。渋滞でかなり時間をロスしたのですが 渋滞中は実は大して電費は悪くならないのが電気自動車の面白いところ。実は、その後の速度が問題だったのか、それともタイヤがハイグリップタイプになったからその分悪化したのか、今後の計測が必要です。
2111 JPタワー名古屋に新しい、時間無制限の充電器があると聞いてやってきました。なんと30分500円で充電も出来、駐車料金も込み。スタッフの方がいらして24時間営業という素晴らしさ。ニチコンの50kWタイプですが、ニチコンさんは500V基準なので100Aまで。テスラ的には40kWです。しかしこれで充分。1時間20分で満タンですから、そのころに取りに行きます。

2257 充電終了!まだ満タンにはなってませんが残366kmまで回復したので充分です。今回は分からなかったのでホテルに一回戻りましたが、次回以降はJPタワー名古屋近辺で食事すれば手間要らず。料金も少しまけてくださって1500円で56.4kWhですから、26.6円/kWhと自宅充電と変わりません。ここはパーク24様の運営だそう。イケてますね!

7/17 1216 おはようございます@残354km。また遅くなってしまった。。出発します。福井まではノンストップの予定。
1408 残157kmで到着。159kmを2時間かかって移動しました。山岳地帯を越えたので予測よりかなり電費が悪いですが、今日は目的地充電があるので大丈夫。
1828 ホテル到着!早速普通充電器につないで後は朝まで置いておけばOK。多分満タンにはならないと思うけど、、おやすみなさい。
7/18 11:15 残269kmまで回復。実はホテルの充電器はなんと21時まで。設置した方はあまり意味も分からず、取り付けたのでしょうか。そのため向かいの福井駅西口地下駐車場に車を移動し、そこで普通充電器に接続して充電しました。これから千里浜なぎさドライブウェイに向かいます。
1248 尼御前SA下りで休憩中に10分だけ充電。残216km。
1405 千里浜なぎさドライブウェイの先端にある、千里浜レストハウスに到着!ここにも普通充電器が。とりあえずせっかくなので充電。

名物「貝めし御膳」。

千里浜なぎさドライブウェイの終点から。こんな感じで海岸を直接走行できます。

海岸はこんな感じで、家族があちこちで海水浴や砂遊びなどを楽しんでいます。ちなみにここはトリップアドバイザーで、日本の海岸で一位。

1520 こんな感じで砂だらけの駐車場に充電器があります。最後の旅館に向けて出発です。
1707 無事最終目的地の「吉祥やまなか」に到着!残は26kmで余裕でした。黄色の点線が表示されていますが、これはバッテリーを保護するために出力制限がかかっている状態です。このあと「白鷺湯たわらや」さんに設置されている普通充電器を借りて充電します。

復路:福井から東京

7/19 1105 残256kmまで充電。ここの旅館はチェックアウト11時なのでゆっくりできます。ここからは比較的まっすぐ、寄り道せずに帰ります。
1422 残19km、レッドゾーンですが余裕で尾張一宮PA上りに到着。ここから浜松スーパーチャージャーまでは118.1kmなので、ほぼ30分フルに充電が必要です。実はここにはスタバがあるのだ。
1505 残142kmになったので尾張一宮PAを浜松に向けて出発します。

1620 残6kmで浜松スーパーチャージャーに到着!ここまで結構上りが長く、かなり電力を使ってしまいました。ただモデルSのメーターはちゃんとデジタルに1kmずつ減少していくので、予測もかんたん、安心してドライブできます。

ほぼ同時に3台のモデルSが到着して充電開始。4基あるので混雑の心配もありません。ここからは徒歩3分ほどで浜松SA下りに入れます。写真の背景にすでにサービスエリアが見えてますね。

1729 早めの夕食を食べてる間に残346kmまで充電できました。あとはノンストップで東京まで戻ります。
1942 残51kmで東京に到着!お疲れ様でした。往復でのトータル走行距離は1398.2km、消費電力量は306.8kWh、平均電費は219Wh/kmと、夏では今までで最も悪くなってしまいました。ハイグリップタイヤのせいか、255化によるものか、それともホイールの空力の問題か。なんとなく速度を上げれば上げるほど、今までより 急に悪化する気がしているのですが、なんでしょうね。今度は速度を抑え目にして試してみたいと思います。

データ

充電計画のExcelデータはこちらからダウンロードできます。

往路時刻運転時間充電時間標準値

km

走行距離

km

平均電費

Wh/km

東京出発13:15362
駿河湾沼津SA到着15:041:49227114.1219
駿河湾沼津SA出発15:460:42350
名古屋到着17:502:0493222.4216
合計時間3:530:42計4:35
合計走行距離336.7km
平均速度86.7km/h

(休憩除く)

73.5km/h

(休憩込み)

復路
山中温泉出発11:05256
尾張一宮PA到着14:223:1719204.9217
尾張一宮PA出発15:050:43142
浜松スーパーチャージャー到着16:201:156119.7217
浜松スーパーチャージャー出発17:291:09346
東京到着19:422:1351230.4238
合計時間6:451:52計8:37
合計走行距離555km
平均速度82.2km/h

(休憩除く)

64.4km/h

(休憩込み)

こちらが今回の旅行の結果データです。今回、一覧表では東京→名古屋間、山中温泉→東京間のみを記載しています。また往路では休日のゆっくり走行渋滞、復路では途中高速を降り、一般道を一部走行しています。復路では、もし山中温泉で満充電にできていたなら、浜松スーパーチャージャーでの1回の充電のみで500kmを楽に走行できることが分かりました。

浜松SAでは、ゆっくりと食事中に充電しましたが、その時のTeslaLogデータを見てみたいと思います。

グラフは黄が電流値A(右軸)、緑が出力kW(左軸)、青がSOC%(=バッテリー残量、左軸)、赤が電圧V(右軸)です。充電開始直後から330Aという大電流で充電が開始されています。日本のチャデモ規格では最大の50kW充電器でも125Aですから、実にその2.6倍の電流が供給されているのです。充電器出力が50kWを下回るのは約40分後。40分の時点でSOCは70%に達していますので、40分間で70%充電できて380 x 0.7 = 266km走行できる計算になります。

充電電流および充電器出力は、充電が進むにつれどんどん低下していることも分かります。つまり、スーパーチャージャーで高速で充電したければ、できる限りバッテリーを空に近くしてからスーパーチャージャーに到着し、充電を開始するのが良いということになります。電欠してしまっては元も子もないですが、このあたりも効率よく充電を終わらせるために、少しだけ気を付けてみると良いポイントです。実際のところは、食事休憩ではすぐ40-50分経過してしまいますので、長時間連続充電が許されているスーパーチャージャーはとても使いやすく、数分の時間短縮を努力して行うメリットはそこまではないのかも知れません。

今回の旅行でオドメーター(車両の総走行距離数)は50,000kmを超えました。来週、2回目の定期点検を受ける予定にしていますので、今回なぜ電費が悪化したのか、テスラの方にも少し聞いてみたいと思います。