BMWの環境対応モデルは販売好調!
新型コロナウイルスの感染拡大は、世界的な経済に影を落としています。自動車業界も大きな影響を受け、各国で工場を休止したり、マスクや医療用のシールドを作っていたり。
日本国内でも外出自粛要請が出されていますが、個人的に感染予防のため公共交通機関を使用する人が激減し、車で移動する人が増えているそう。確かに最近、平日でも交通量が多いような気がします。そして中古車が意外と売れているという噂も……。
そんな中、気になる情報がBMWから届きました!
BMWグループは2020年第一四半期(1月~3月)の販売実績はマイナス約20%になりました。しかしその中で、意外なモデルが販売を伸ばしているというのです。
BMWの電動化モデルのプラグイン・ハイブリッド(PHEV)、電気自動車(BEV)、レンジエクステンダー(REX)など電動化の販売はプラス約15%と好調。
しかも、電動化モデルの世界のメーカー別シェアを見てもBMWが約7%のシェアを持ち、世界第3位と大健闘しています!
日本に導入されている電動化モデルも、最新の「X3 xDrive30e」をはじめとして全部で11モデルにおよび、さりげなく電動化が進んでいます。そういえばBMWはクリーンディーゼルエンジン車の導入でも、気が付けば多くのライナップを揃えていたので、この「さりげない作戦」はある意味BMWらしいのかもしれません。
最大60万円程度の値下げです!
さらにうれしいお買い得情報も。日本でも、環境に優しいモデルの販売促進のため、BMWとMINIのクリーン・ディーゼルエンジン搭載モデル、プラグイン・ハイブリッド・モデル(PHEV) 、電気自動車(EV)モデルに「Edition Joy+」というグレードを設定して5月2日以降販売分から値下げした価格で提供されるとのこと。
「Edition Joy+」では、基本的に従来のモデルの装備はそのままですが、リアウインドウの黒い「サンプロテクション」が装備されないそうです。とはいえ「サンプロテクション」付きも従来通りありますが、そちらは今回の価格改定によって据え置きか、むしろ若干値上がりします。つまり「Edition Joy+」は追加グレードということのようです。
「Edition Joy+」が設定される電動化モデルのラインナップと従来モデルとの価格差は、
PHEVの「330e」と「530e」が50万円、「745Le」が55万円、EVの「i3」が55
万円の値下げ。
「225xe」と「X5e」には「Edition Joy+」の設定は無く、価格改定後も価格は据え置き。「i8」も生産が終了していて在庫限りのため設定は無く、そのままです。
値下げが行われる電動化モデルについて、編集部に依頼して見やすい表にしてみました。
「Edition Joy+」 展開モデル
車種名 | 従来価格 | 特別価格 | 値下げ幅 |
---|---|---|---|
330e セダンM Sport Edition Joy+ | 667万円 | 617万円 | 50万円 |
530e i PerformanceセダンM Sport Edition Joy+ | 872万円 | 822万円 | 50万円 |
745Le xDrive M sport Edition Joy+ | 1584万円 | 1529万円 | 55万円 |
745Le xDrive Excellence Edition Joy+ | 1584万円 | 1529万円 | 55万円 |
745e Luxury Edition Joy+ | 1221万円 | 1171万円 | 50万円 |
745e M Sport Edition Joy+ | 1346万円 | 1296万円 | 50万円 |
i3 Edition Joy+ | 554万円 | 499万円 | 55万円 |
i3 レンジエクステンダー装備車 Edition Joy+ | 603万円 | 548万円 | 55万円 |
ちなみに、紛らわしくなるので表からは外しましたが、「Edition Joy+」設定モデル、従来グレードの5月2日以降の新価格は以下の通りです。
●330e セダン M Sport = 672万円
●530e I PerformanceセダンM = 877万円
●745e Luxury = 1226万円
●745e M Sport = 1351万円
●745Le xDrive Exellence = 1584万円
●745Le xDrive M Sport = 1584万円
●i3 = 559万円
●i3 レンジ・エクステンダー装備車 = 608万円
据え置き(価格変更無し)のモデル
「Edition Joy+」の設定や価格変更がないBMWとMINIの電動車モデルの価格は以下の通りです。
【BMW】
●225xe i Performance アクティブツアラーLuxury = 548万円
●X5 xDrive45e = 1028万円
●X5 xDrive4 5e M Sport = 1118万円
●i8 クーペ = 2135万円
●i8 ロードスター = 2276万円
【MINI】
●クーパーS EクロスオーバーALL4 = 508万円
普通のエンジン車に比べてお値段が割高になりやすいEVやPHEV、そしてクリーンディーゼルモデルが値下げになるのは朗報ですね。
(取材・文/吉田 由美)
最新のi3もEQCも乗ってきたが確実にテスラより優れている処は車体の造り込みだけ、それも今のXに比べるとアドバンテージはボディのチリと縫方とヘッドライト、ワイパー。
電気自動車としての恩恵は未だテスラにある気がする。EQCは何か付けてマイルド。女性かお年寄り向け。ただしスイッチが多すぎ!テスラの刺激やおちゃらけ要素はゼロ。多分地図上で覚えさせる車高の変化とか高速道路でのディープラン二イングの原則ライン取りとか他社は当分数年、もしかすると10年出来ないだろう。
買い替え2台も迫るがコレだ思えるEVが無い。タイカンは論外の航続距離、ドイツの仲間が10日で250キロで終わると言う。ただ、テスラに比べ良く曲がり良く止まると。当分テスラの時代が続く。日産はEV高級車を早く出せば良い。モデル3の価格なら売れると思う。
ユーロ円の為替レートが10%以上円高になっているからまだ値下げが足りないと思います。