TOCJ(テスラ・オーナーズ・クラブ・ジャパン)が毎年開催している全国ミーティングが6月29日にパシフィコ横浜で開催されます。今回は初めての室内型イベントとして実施。趣向を凝らした企画が楽しめるそうです。テスラ車オーナー以外でも入場OK。電気自動車の魅力を発信します。
※冒頭と記事中の写真は昨年の全国ミーティングの様子。
テスラオーナーによるEVの盛大な展示会
TOCJはテスラ社公認のオーナーズクラブです。テスラ好きの人々が一堂に会し、最新のEV技術や情報を共有することを目的に、2022年から年1回のペースで全国ミーティングを主催しています。第1回と第2回は千葉県袖ケ浦市で、昨年の第3回は愛知県蒲郡市で催されました。
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今年は2025年6月29日(日)に、横浜市⻄区みなとみらいのパシフィコ横浜ホールAで「2025 TOCJ 全国ミーティング」が開かれます。開催時間は午前10時から16時です。これまでは参加者が駐車場にマイカーをずらりと並べるのが風物詩のようになっていましたが、今回はコンベンションセンターの展示ホール(約3,300平方m)を借りての開催で、屋内展示イベントになります。
イメージとしては自動車関連の展示会に近いのではないでしょうか。EV用充電器のメーカーや、充電サービスを提供する企業、テスラ用アフターパーツを製造販売している企業など40を超える協賛企業・団体が参加して、それぞれ展示を行います。会場内には展示ブースがびっしりと並ぶことになりそうです。
ヒョンデやBYD、各社EVのオーナーズクラブなども出展
注目は、テスラジャパンに加えて、ヒョンデ モビリティ ジャパンとBYD Auto Japanがメーカーとして初めて出展することです。例年、テスラの新型モデルなどが展示されるのが全国ミーティングの目玉企画で、昨年も限定カラーのモデルYや国内未販売のサイバートラックなどが展示されてEVファンの注目を集めていました。今回はメーカー3社が、それぞれどんなアピールをするのか、展示内容が楽しみですね。
メーカーだけでなく、ユーザーサイドからもテスラ以外のEV仲間と交流を広げようという試みが行われます。ヒョンデのEVユーザーがつくる「Hyundai Motor Club JAPAN(ヒョンデ・モーター・クラブ・ジャパン)」と「日産アリア オーナーズ クラブ ジャパン(AOCJ)」、「Honda eオーナーズクラブ」といった3つのオーナーズクラブが展示ブースを出すことになっています。
会場内にはキッチンカーも用意されて、昼食や軽食も会場内で済ませられるようになっています。また、親子での参加もしやすいように、子供と⼀緒に楽しめるワークショップなども企画しているそうです。
中央に設けられたステージでは、アメリカでFSD(フルセルフドライビング)やサイバートラックの運転を体験してきたテスラユーザーや、リペア情報に詳しい専門家、電気自動車レースのEV-GPに出場している選手などがトークショーを行う予定です。
前日にはEV-GPとのコラボイベントも
ミーティング前日の6月28日(土)には、千葉県袖ケ浦市の袖ヶ浦フォレストレースウェイでEV-GP第4戦「袖ヶ浦 60kmレース」が開催予定。ここでも「TOCJコラボイベント」が行われます。EV-GPを間近に観戦できるだけでなく、マイカーでサーキットが走れる体験走行会や、レーサーの助手席でハイスピード走行を体験できる同乗走行などを実施。サイバートラックまで登場する予定で、抽選で40人程度がサイバートラックに同乗体験もできるそうです。
さらに前夜祭として、28日夜には「本牧市民プール BBQPIT横浜&CAMP」で、BBQパーティーも開催されるそうです。ただしこちらは定員いっぱいになっていて受付終了。人気の高さが伺えますね。1泊2日で仲間とテスラ三昧というのは、たしかに楽しそうです。
2025 TOCJ 全国ミーティングの入場チケットは一般1,000円、限定オリジナルグッズセット付のプレミアム入場チケットが5,000円で、Peatixで販売中。
●2025 TOCJ 全国ミーティング
チケット購入サイト(Peatix)
マイカーを会場に乗りつけることはできませんが、近隣に公共駐車場などもあるので、車での来場も可能(駐車料金は別に必要)です。
TOCJは、テスラオーナーだけでなく、「テスラやEVに興味のある人は、きっと楽しめますので、ぜひお越しください」と呼びかけています。
文/篠原 知存
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