安川 洋– Author –
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電気自動車のバッテリーの寿命ってどのくらい?交換できる?
結論:電気自動車のバッテリーはガソリン車のエンジンと同じ。電池を交換するものではありません。日産自動車・三菱自動車工業・BMWは10万キロ、テスラモーターズは距離無制限のバッテリー保証が付いています。 電気自動車・PHEVには欠かせない部品である... -
テスラモデルS(電気自動車)で長距離:山形へ
2015年のゴールデンウィークは、山形に2泊で行ってみようということで、混雑を避けて最終日の5月6日に出発し、金曜日の5月8日に帰ってくる予定を立てました。往路が348km、中日184km、復路488kmと、合計1000kmを超える旅です。 この日程だと直前でも結構旅... -
電気自動車の充電スポットは混雑していて、待たなきゃなんない?
結論:電気自動車は基本は自宅で充電するので待ちはありません。遠出の際の公共の充電スポットで混雑しているのは、東名足柄SAまでと、関越上里SAまでの間、そして一部の無料スポットがほとんどです。 電気自動車の自宅での充電についてはこちらをご覧いた... -
テスラ 大型蓄電池 パワーウォール、パワーパック発表
本日、米国ロサンゼルス空港近くのホーソーンにて、テスラモーターズCEOのイーロン・マスク氏が家庭用・産業用の定置バッテリーソリューションを発表しました。製品は、家庭用のものは「PowerWall」(パワーウォール)、産業用のものは「PowerPack」(パワ... -
本当?トヨタの「MIRAI」開発者、急速充電の電気自動車に将来性はないと語る
MIRAIの開発責任者である田中義和氏によれば、EVは電力を大量に消費するため、今以上の急速充電が可能になったとしても、将来性はないという。 本当でしょうか?事実かどうか、検証してみましょう。 目次 EVで500kmの距離を走るために必要な電力を12分間で... -
東京名古屋往復をテスラモデルS(電気自動車)で
2014年9月に納車になったモデルSもいよいよ15000kmを超え、運転にも慣れてきました。もう何度も東名・新東名路線は長距離を走っていますが、今回再び名古屋まで行ってきました。東京から名古屋までは約350km。私のモデルSは納車時、バッテリー100%充電時の... -
日本は水素燃料電池自動車に投資するんでしょ?電気自動車との違いは?
結論:日本は水素燃料電池自動車だけに投資すると決めたわけではありません。水素自動車にも電気自動車にも経済的・技術的課題は山積みですが、電気自動車は2017年ごろをめどに、補助金抜き400万円で実際に320km走行できる実用車が見えてきています。 昨今... -
日本国内の電気自動車急速充電器の数が5000か所を超えました!
本日EVsmartアプリの登録充電スポット数がトータルで10,000か所を超え、急速充電スポット数も5,000か所を超えました。 日本国内のガソリンスタンドは約3万か所と言われており、まだまだ数では追いついていませんが、すでに電気自動車で行けないところはか... -
フォルクスワーゲンがテスラより安くバッテリーを調達できる理由(翻訳記事)
要約:Anton Wahlman氏によれば、フォルクスワーゲンはすでにテスラよりバッテリーのコストの面で同等レベルを達成しており、そのバッテリーモジュールにはLG・サムスン・パナソニックなどどんなバッテリーセルメーカーのセルを使うこともできる。またこの... -
PHEVなら電気自動車みたいに充電しなくても走る。なんでPHEVじゃダメなの?違いは?
結論:プラグインハイブリッド車(PHEV)はダメではありません!むしろ、多くの方にはPHEVはおすすめです。ただし、完全な電気自動車(BEV)と比較すると、利便性はPHEVのほうが圧倒的に高い代わりにBEVのメリットのいくつかが享受できなくなります。 PHEV...
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電気自動車の効率はガソリン車より悪い?
結論:火力発電所での効率や送電ロスなどを入れても、電気自動車はガソリンハイブリッド車より、燃料から動力への変換効率が高いんです。 ガソリン車は、燃料であるガソリンを直接エンジンで燃やし、それをそのまま動力に変換します。電気自動車は、火力発... -
テスラが自社充電コネクター規格を公開し「北米標準」目指す。日本はどうするべきか?
2022年11月11日、テスラは自社EV専用の充電コネクターとして北米・日本で使用してきたTPCを、新たにNACS(North American Charging Standard=北米充電標準規格)として公開、北米標準化を目指すことを発表しました。日本のチャデモは今後どうするべきでし... -
電気自動車のCO2排出量はトータルで見てもガソリン車より少ない
先日の記事で、日本国内での電気自動車のライフサイクルCO2排出量について、マツダさんの論文を検証した結果、電気自動車のほうがトータルで排出が少ないことが分かりました。では米国・EU・中国ではどうでしょうか? 電力の再エネ化が進めば電気自動車の... -
充電器の出力が50kWなのに電気自動車を50kWで充電できないのはなぜか?
電気自動車もだんだん増えてきましたが、初めて急速充電器を使ってみると、充電が速かったり遅かったりに気づきます。急速充電器の出力の秘密を詳しく、可能な限り分かりやすく解説します。 ※冒頭写真は海老名SAの90kW器で日産リーフe+を充電中の表示。37... -
電気自動車は火力発電の電力を使うから意味がない?
結論:電気自動車は火力発電の電力も使いますが、排気ガスは発電所のある工業地帯での排出となり、発電所でのCO2排出量もガソリン車より少ないです。また再生可能エネルギーの増加により、電気自動車が使用する電気を発電するのに排出したCO2の量は、毎年... -
電気自動車の仕組み
電気自動車の仕組みを簡単に解説します。実は中身も簡単なので説明も簡単。エンジン車にあるものがなかったり、ないものがあったりと面白いです。 目次 電気自動車はどうやって走る? 電気自動車の仕組み 電気自動車で不要になる部品 電気自動車はどうやっ... -
電気自動車の事故や水没、感電するの?
結論:【2018/7/11更新】電気自動車で事故を起こしても、バッテリーはすぐに車体から切り離され、遮断されますので、車内にいる乗員も、レスキュー隊員も感電することはほとんどありません。水没時の感電リスクもほとんどなし。電気自動車はガソリン車より... -
マツダさんの Well To Wheel 計算は正しく、電気自動車のライフサイクルCO2排出はガソリン車より多いのか?
最近よく聞くWell To Wheel (WtW)。油田から車のタイヤまでという意味で、実際にエネルギーのもととなる資源の採掘から、車が走るところまでのエネルギー消費を合計してみても、電気自動車は環境にやさしいのでしょうか? マツダさんのWtWのロジックを検証... -
結局電気自動車にすると自宅の電気代が上がるからガソリン代より割高じゃない?
【2020/7/6更新】結論:ガソリンがレギュラー100円でも、電気自動車の自宅充電にかかる電気代は、同クラスのハイブリッド車・軽自動車と比較して安いです。テスラモデル3 SR+で実燃費22.4km/l相当。700馬力のテスラモデルS パフォーマンスでも16.7km/l相当... -
各国のガソリン車禁止・ディーゼル車販売禁止の状況
【保存版、2022/10/05更新】2016年2月ごろに北欧を皮切りとして始まったガソリン車やディーゼル車の新車販売禁止。日本でもその動きが見られ始めたところですが、他国での状況をまとめます。2022年9月には米国ニューヨーク州で、2035年までに純電気自動車...