木野 龍逸– Author –

編集プロダクション、オーストラリアの邦人向けフリーペーパー編集部などを経て独立。1990年代半ばから自動車に関する環境、エネルギー問題を中心に取材し、カーグラフィックや日経トレンディ他に寄稿。技術的、文化的、経済的、環境的側面から自動車社会を俯瞰してきた。福島の原発事故発生以後は、事故収束作業や避難者の状況のほか、社会問題全般を取材。Yahoo!ニュースやスローニュースなどに記事を寄稿中。原発事故については廃棄物問題、自治体や避難者、福島第一原発の現状などについてニコニコチャンネルなどでメルマガを配信。著作に、プリウスの開発経緯をルポした「ハイブリッド」(文春新書)の他、「検証 福島原発事故・記者会見3~欺瞞の連鎖」(岩波書店)など。
-
BMWの電気自動車『i5』で「東京=名古屋」長距離試乗〜運転支援機能の快適さに脱帽
BMWは2023年7月、新型『5シリーズ』に電気自動車(EV)の『i5 eDrive40』『i5 M60 xDrive』をラインアップし、第4四半期に納車を開始しました。EVsmartブログではまだ i5 の長距離試乗をしていなかったので、さっそく『i5 M60 xDrive』をお借りして電費や... -
シトロエンの超小型EV『Ami』分解大会〜日本メーカーは「力の抜き方」を学んでほしい
発売直後から人気沸騰したシトロエンの小型電気自動車(EV)『Ami(アミ)』の分解大会があったので見学してきました。アミの動力系はこれまでにも見たことがあったのですが、改めて細かく確認できたこともありました。ポイントは、安くてもちゃんとしてる... -
トヨタがバッテリー工場への投資を増額〜電気自動車への「本気」で新型EV登場にも期待
トヨタは2023年12月までに、欧米での電動化戦略を更新し、追加の投資計画や欧州で来年投入予定の新型電気自動車(EV)、現在の考え方などを公表しました。北米ではバッテリー工場に約80億ドルの追加投資を実施し、2030年までに立ち上げる生産ラインの年間... -
レクサスがEVのFWDモデル『RZ300e』を発売〜電池急速昇温システムを全モデルに採用
トヨタは2023年11月30日に、レクサスの電気自動車(EV)にFWDモデル『RZ300e』を追加するとともに、『RZ』の全シリーズでバッテリーの温度管理システムを改良して発売しました。極低温下での急速充電時間が最大30%短縮できるとのことです。 バッテリー昇... -
マツダ『MX-30 Rotary-EV』試乗レポート〜ロータリーエンジンである必要性には疑問
マツダが2023年9月に発表した、ロータリーエンジンを搭載したプラグインハイブリッド車(PHEV)『MX-30 Rotary-EV』のメディア向け試乗会が実施されました。名前の通りロータリーエンジンを搭載したPHEVは初めての体験です。どんな車だったのか、第一印象... -
日産が欧州でEVへの投資を加速〜新型リーフに加え主力モデルもEV化して発売予定
日産自動車がイギリスでの電気自動車(EV)生産計画を更新し、『リーフ』の新型投入に加えてSUVタイプの『キャシュカイ』『ジューク』をEV化して市販することを発表しました。売れ筋商品のEV化は、将来的にEVが主戦場になることを明示していると言えそうで... -
気軽にEVモータースポーツを満喫! 『シティサーキット東京ベイ』体感レポート
トムスは2023年10月28日、東京のお台場に近い臨海副都心エリアに、電動カートでモータースポーツを体験できるエンターテインメント施設『シティサーキット東京ベイ』をプレオープンしました。トムスが施設を作った狙い、試乗した電動カートの感想をお伝え... -
ヒョンデの第2弾電気自動車『KONA』試乗レポート〜率直な印象として「これはいい!」
Hyundai Mobility Japanは静岡県御殿場市で、11月1日に発売した電気自動車(EV)『KONA(コナ)』のメディア向け試乗会を実施しました。EVsmartブログ編集部も参加して、車の仕上がりを体験してきました。率直な印象をまとめると「これはいい!」です。 12... -
ホンダの商用軽EV『N-VAN e:』をチェック〜次期『N-ONE』EVへの妄想が膨らんだ!
「JAPAN MOBILITY SHOW(ジャパンモビリティショー)2023」に、いろいろ気になるホンダの商用軽電気自動車『N-VAN e:(エヌバン イー)』が展示されました。量産ガソリン車ベースですが、どこが変わっているのか。開発担当者への取材を交えてお伝えします... -
ヒョンデのEV第二弾『KONA』11月1日から販売開始〜価格は399万3000円から
Hyundai Mobility Japan(ヒョンデ)は2023年10月30日、日本に導入する2車種目の電気自動車(EV)になる新型『KONA(コナ)』の詳細を発表しました。販売開始は11月1日〜、価格は399万3000円〜で、先進運転支援など基本的な機能は網羅しています。発表会で...
-
新型リーフの「ユーザー希望小売価格」を考えてみた/日本で買えるEVの競合車種と比較検討
日産は6月17日に新型リーフの諸元などを初公開しました。発売は2025年秋に北米で開始し、その他の地域に順次拡大します。価格は未発表ですが、バッテリー容量や車格を参考にして競合しそうなEVと比較しつつ考えてみました。 ※この記事はAIによるポッドキャ... -
パワーエックスが高速道路上で初めての従量課金制超急速充電器を開設/ハイウェイオアシス富楽里
パワーエックスが蓄電池型超急速EV充電器を、千葉県の「ハイウェイオアシス富楽里」に設置、5月30日から運用を開始しました。従量課金制の超急速充電器が高速道路上に設置されるのは日本で初めてのケースです。 PowerX初の高速道路上の充電ステーション 20... -
ホンダのEVスクーター『CUV e:』世界初公開/開発担当者が自らポチる期待の出来映え!
ホンダは東京ビッグサイトで開催された東京モーターサイクルショーに、6月20日に発売する電動スクーター『CUV e:』を展示しました。日本での実車公開は初めてです。どんなスクーターなのか、特徴を紹介します。 125ccクラスの世界戦略モデル ホンダは3月28... -
ヒョンデのコンパクトEV『インスター』長距離試乗/走りも電費も充電も「文句なし」
ヒョンデのコンパクトEV『インスター』に、大阪から横浜まで試乗することができました。結果をひと言で言えば「文句なし」です。走りヨシ、電費ヨシで、急速充電性能も満足。ほぼ手放しでハナマルをつけられます。試乗レポートをお伝えします。 ※この記事... -
BYDの勉強会から改めて学ぶ電気自動車の基礎知識【前編】リン酸鉄バッテリーの強みと留意点
BYDがメディア向けの「勉強会」を開催しました。同社の技術紹介が中心ではありましたが、改めて電気自動車の基礎知識を確認できる内容でした。2回に分けて紹介する記事の前編は、LFP(リン酸鉄)バッテリーを中心としたEV用リチウムイオン電池の基礎知識で... -
EVモーターズ・ジャパンのEVバス組立工場を見学レポート/脱炭素社会実現へのビジョンが進展中!
商用電気自動車を開発・販売するEVモーターズ・ジャパンが、北九州市内に独自の生産工場を建設中です。今回、徐々に生産設備が整ってきている現場を見ることができました。EVモーターズ・ジャパンが描く工場の将来像はどのようなものなのでしょうか。現地... -
トヨタが欧州で新型電気自動車続々投入を発表/EVのシェア獲得に本腰か?
トヨタは今年夏以降に、ヨーロッパで新型『bZ4X』、『C-HR+』、『アーバンクルーザー』、レクサス『RZ』シリーズと、新たなEV車種を続々と発売することを発表しました。欧州EV市場のシェア獲得に本腰を入れ始めたようです。 欧州市場に続々と新型EVを投入 ... -
BYD 『DOLPHIN(ドルフィン)』が299万2000円に実質値下げ〜EVがどんどんお手頃になる!
BYD Auto Japanは2025年4月1日、コンパクトサイズのEV、『DOLPHIN(ドルフィン)』を値下げするとともに、エントリーグレードの「Baseline」を追加し299万2000円で販売することを発表しました。日本のEVにも価格競争の波がやってきたようです。 大幅値下げ... -
初期型リーフの「バッテリー増量交換」が人気〜オーナーのリーフ愛を実感
電気自動車の命はバッテリーです。オズモーターズが初期型リーフのバッテリーを新型リーフのものに増量交換するサービスを開始して数か月が過ぎました。その後、リーフのバッテリー交換事業はどうなっているのでしょうか。代表の古川さんに現状を聞いてき... -
BMW『iX1』試乗レポート/ハイパフォーマンスなプレミアムコンパクトEV
BMWのSUVタイプの電気自動車で最もコンパクトなモデル『iX1 xDrive30 xLine』に試乗。プレミアムブランドなので価格は安くありませんが、必要十分なバッテリー容量と急速充電の受電能力は、発売から2年が経過した今でもハイパフォーマンスと言えるものでし...