木野 龍逸– Author –

編集プロダクション、オーストラリアの邦人向けフリーペーパー編集部などを経て独立。1990年代半ばから自動車に関する環境、エネルギー問題を中心に取材し、カーグラフィックや日経トレンディ他に寄稿。技術的、文化的、経済的、環境的側面から自動車社会を俯瞰してきた。福島の原発事故発生以後は、事故収束作業や避難者の状況のほか、社会問題全般を取材。Yahoo!ニュースやスローニュースなどに記事を寄稿中。原発事故については廃棄物問題、自治体や避難者、福島第一原発の現状などについてニコニコチャンネルなどでメルマガを配信。著作に、プリウスの開発経緯をルポした「ハイブリッド」(文春新書)の他、「検証 福島原発事故・記者会見3~欺瞞の連鎖」(岩波書店)など。
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「ホンダ&日産」経営統合が破談へ/先駆的量産EVの後継「次期リーフ」はどうなる?
2024年末からニュースを賑わしていたホンダと日産の経営統合が、破談する気配が濃厚になってきました。2025年2月5日未明から複数のメディアが破談の可能性を報じた後、日経新聞などが日産が協議打ち切りの方針を固めたことを伝えました。次期リーフはどう... -
テスラ2024年Q4決算を発表/大幅減益も低価格モデルや自動運転の進展に期待
テスラ社は現地時間の2025年1月29日に、2024年第4四半期(10月~12月)と、2024年通期の決算を発表しました。総売上高は前年から横ばいでしたが、純利益は前年から53%減と大きく後退。一方で2025年はテスラにとって非常に重要な年になるという見通しを示し... -
世界のEV普及に貢献するBYDが日本市場へのPHEV投入を発表/EVバス&トラックも
BYDは2025年の事業方針発表会で、年内にプラグインハイブリッド車(PHEV)を日本に導入することを発表しました。あわせて日本向けの電気バス『J7』を初披露し、年内に納車を開始すると明らかにしました。今年もBYDから目が離せません。 PHEVと電気バス、電... -
EV100%を目指すアストラゼネカの挑戦【前編】約2000台の社用車をEVにする理由
英国に本拠を置く製薬会社のアストラゼネカは、日本で使っている営業車を「すべて」電気自動車(EV)に転換する方針を掲げ、約7割をすでにEVにしています。営業車の100%を電気にするという先進的な取り組みについて、2回に分けて紹介します。 営業車100%... -
パワーエックスが法人向けプラン提供開始/アストラゼネカとの連携で使いやすい料金プランを構築
パワーエックスが、「Hypercharger」を利用した法人向けの超急速充電料金設定『PowerX EV充電法人プラン』を発表しました。すでに大規模にEV導入をしている製薬会社のアストラゼネカと連携しフリートユーザーが使いやすい条件を創出。今後は充電器の設置に... -
東京オートサロンで感じたカスタムEVの可能性/『eKクロス EV』の改造車発見
東京オートサロン2025に、静岡工科自動車大学校が三菱自動車『eKクロス EV』のカスタムカーを展示していました。EVの出展は少なかったものの、EVでもカスタムを楽しむ文化の可能性を感じました。今回の改造のポイントなどを紹介します。 卒業制作でEVをカ... -
ヒョンデの新型スモールEV『インスター』先行予約開始/価格は衝撃の284万9000円〜!
ヒョンデが東京オートサロンで新型スモールEV『INSTER(インスター)』の先行予約開始を発表しました。軽自動車に近いサイズに42〜49kWhという十分な容量のバッテリーを搭載しながら、約285万円〜という価格が衝撃的です。 車両価格が200万円台の小型EV登... -
テスラ2024年第4四半期の台数速報/生産・納車ともに前年を下回るも株価は再上昇へ
テスラ社は2025年1月2日(現地時間)に、2024年第4四半期の生産台数と納車台数の速報を発表しました。納車台数は前年同期を上回ったものの生産台数は減少。2024年通年では生産、納車ともに前年を割り込みました。 通年の生産、販売台数ともに前年を下回る ... -
ホンダ『N-VAN e:』試乗記【木野龍逸/後編】実質的なバッテリー容量は22kWh程度か?
ホンダ『N-VAN e:』の集中試乗レポート第3弾。東京から箱根駅伝の往路ゴール、芦ノ湖畔に着いた筆者と寄本編集長は、再スタート後の目標を大磯パーキングエリアに設定しました。ナビが示す距離は車両表示の航続可能距離とぴったり同じ。波乱の「冷や汗編」... -
ホンダ『N-VAN e:』試乗記【木野龍逸/前編】電池残量も回生量も見えないのが少し残念
大きな注目を集めているホンダの軽商用電気自動車(EV)、『N-VAN e:』の集中試乗レポート第2弾。木野龍逸氏が日帰りで東京=箱根ドライブを行いました。満足と疑問が入り交じったちょっと複雑な印象のレポートをお届けします。 【N-VAN e: 集中試乗レポー...