木野 龍逸– Author –

編集プロダクション、オーストラリアの邦人向けフリーペーパー編集部などを経て独立。1990年代半ばから自動車に関する環境、エネルギー問題を中心に取材し、カーグラフィックや日経トレンディ他に寄稿。技術的、文化的、経済的、環境的側面から自動車社会を俯瞰してきた。福島の原発事故発生以後は、事故収束作業や避難者の状況のほか、社会問題全般を取材。Yahoo!ニュースやスローニュースなどに記事を寄稿中。原発事故については廃棄物問題、自治体や避難者、福島第一原発の現状などについてニコニコチャンネルなどでメルマガを配信。著作に、プリウスの開発経緯をルポした「ハイブリッド」(文春新書)の他、「検証 福島原発事故・記者会見3~欺瞞の連鎖」(岩波書店)など。
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自動車メーカー各社のバッテリー確保に国の補助金認定/目標は年間150GWhの生産能力
経済産業省は9月6日までに、本田技研工業、スバル、マツダ、日産自動車、トヨタ自動車の自動車メーカー各社などに対して電気自動車(EV)用バッテリーの生産設備を設置するため、最大約1600億円の助成金を交付することを決定しました。支援対象のバッテリ... -
BMWのEV『iX3 M Sports』試乗レポート/日本発売から3年で中古車価格も気になります
BMWが2021年にラインナップに追加したSUVタイプの電気自動車『iX3 M Sport』に試乗してきました。走行距離は東京〜白馬の300km弱ですが、この3年間のEVの進化を実感するとともに、ちょっとした「謎」にも遭遇しました。急速充電を含めたレポートをお伝えし... -
ボルボがEV100%目標を撤回? 2030年に向けた電動化へのプランは柔軟化も野心的
ボルボは2024年9月4日、これまで掲げていた2030年までにピュアな電気自動車(EV)を100%にするという目標を修正し、プラグインハイブリッド車(PHEV)などと合わせて100%にすると発表しました。なぜ目標を変えたのか、速報でお伝えします。 ※記事中写真... -
黒部ダム訪問で電気バス&トロリーバス一気乗り/電気の大切さを(ちょびっと)考えたレポート
夏の盛りの7月末、思い立って関西電力の黒部川第四発電所のダム、通称クロヨンダムに行ってみました。目的は、今年で最後になる立山のトロリーバスと、関電トンネルを走る電気バスの一気乗りです。山を貫くトンネルを走る電気バスがどんなものなのか、紹... -
MINIの電気自動車『Countryman SE ALL4』長距離試乗/魅力的なミドルサイズの電気SUV
夏も真っ盛りの7月末に長野県白馬村で開催された『ジャパンEVラリー白馬2024』からの帰途、BMWが新たに日本市場に導入したコンパクトSUVの電気自動車(EV)、『MINI Countryman SE ALL4』に乗る機会を得ました。新型EVらしい性能を感じた道中のインプレッ... -
中古EVは宝くじ? 「アビロー」のバッテリー診断システムによるSOH評価の大切さとは?
『ジャパンEVラリー白馬2024』では、電気自動車関連の企業や参加者によるブースにも関心が集まりました。今回、EVsmartブログが注目したのは、バッテリーの健全性(SOHを含む)を評価するサービスです。オーストリア発の「AVILOO」。日本では「オズモータ... -
テクノフロンティア2024で「シャオミSU7の衝撃」をテーマにトークセッション/アジアンEVの実力は?
東京ビッグサイトで開催された「TECHNO-FRONTIER2024」で、シャオミの電気自動車「SU7」の衝撃的な登場と、「日本市場で戦うアジアンEVの実力」をテーマにしたトークセッションが行われました。登壇したキーパーソンの発言で気になったポイントを紹介しま... -
電気自動車で電化キャンプ!「EV Summer Camp 2024」速報レポート/暑さに負けずとっても熱く大盛況
今年の夏も、EVの電気を利用したオール電化キャンプを楽しもうというイベント「EV Summer Camp 2024」が開催されました。EVsmartブログも富士山麓のキャンプ場に出かけてきました。年々暑くなるし、熱くもなる「BEVキャンプ」。これまで以上の数の参加者で... -
ヒョンデが中型電気バスの日本発売を発表/まずは屋久島の路線バスに5台を導入予定
2022年に電気自動車を中心とした車種で日本市場再進出をはたしたヒョンデが、中型電気バス「ELEC CITY TOWN」(エレクシティタウン)を2024年末に日本で発売することを発表しました。同時に岩崎産業(鹿児島県)と、鹿児島県熊毛郡屋久島町で電気バス5台の... -
テスラ2024年Q2決算発表/エネルギー事業躍進もロボタクシーの発表は10月10日に延期
テスラ社は現地時間の2024年7月23日に、2024年第2四半期(4月~6月)の決算を発表しました。納車台数が回復したこともあり総売上高は過去最高になりましたが、販売価格の低下で利益は前年同期から大きく圧縮されました。決算の概要をお伝えします。 生産減...