木野 龍逸– Author –

編集プロダクション、オーストラリアの邦人向けフリーペーパー編集部などを経て独立。1990年代半ばから自動車に関する環境、エネルギー問題を中心に取材し、カーグラフィックや日経トレンディ他に寄稿。技術的、文化的、経済的、環境的側面から自動車社会を俯瞰してきた。福島の原発事故発生以後は、事故収束作業や避難者の状況のほか、社会問題全般を取材。Yahoo!ニュースやスローニュースなどに記事を寄稿中。原発事故については廃棄物問題、自治体や避難者、福島第一原発の現状などについてニコニコチャンネルなどでメルマガを配信。著作に、プリウスの開発経緯をルポした「ハイブリッド」(文春新書)の他、「検証 福島原発事故・記者会見3~欺瞞の連鎖」(岩波書店)など。
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パワーエックスが法人向けプラン提供開始/アストラゼネカとの連携で使いやすい料金プランを構築
パワーエックスが、「Hypercharger」を利用した法人向けの超急速充電料金設定『PowerX EV充電法人プラン』を発表しました。すでに大規模にEV導入をしている製薬会社のアストラゼネカと連携しフリートユーザーが使いやすい条件を創出。今後は充電器の設置に... -
東京オートサロンで感じたカスタムEVの可能性/『eKクロス EV』の改造車発見
東京オートサロン2025に、静岡工科自動車大学校が三菱自動車『eKクロス EV』のカスタムカーを展示していました。EVの出展は少なかったものの、EVでもカスタムを楽しむ文化の可能性を感じました。今回の改造のポイントなどを紹介します。 卒業制作でEVをカ... -
ヒョンデの新型スモールEV『インスター』先行予約開始/価格は衝撃の284万9000円〜!
ヒョンデが東京オートサロンで新型スモールEV『INSTER(インスター)』の先行予約開始を発表しました。軽自動車に近いサイズに42〜49kWhという十分な容量のバッテリーを搭載しながら、約285万円〜という価格が衝撃的です。 車両価格が200万円台の小型EV登... -
テスラ2024年第4四半期の台数速報/生産・納車ともに前年を下回るも株価は再上昇へ
テスラ社は2025年1月2日(現地時間)に、2024年第4四半期の生産台数と納車台数の速報を発表しました。納車台数は前年同期を上回ったものの生産台数は減少。2024年通年では生産、納車ともに前年を割り込みました。 通年の生産、販売台数ともに前年を下回る ... -
ホンダ『N-VAN e:』試乗記【木野龍逸/後編】実質的なバッテリー容量は22kWh程度か?
ホンダ『N-VAN e:』の集中試乗レポート第3弾。東京から箱根駅伝の往路ゴール、芦ノ湖畔に着いた筆者と寄本編集長は、再スタート後の目標を大磯パーキングエリアに設定しました。ナビが示す距離は車両表示の航続可能距離とぴったり同じ。波乱の「冷や汗編」... -
ホンダ『N-VAN e:』試乗記【木野龍逸/前編】電池残量も回生量も見えないのが少し残念
大きな注目を集めているホンダの軽商用電気自動車(EV)、『N-VAN e:』の集中試乗レポート第2弾。木野龍逸氏が日帰りで東京=箱根ドライブを行いました。満足と疑問が入り交じったちょっと複雑な印象のレポートをお届けします。 【N-VAN e: 集中試乗レポー... -
Climate Group がEV普及に向けたフォーラム開催/多彩な企業が意欲的な取組を実践中
国際環境NGOのClimate Group(クライメート・グループ)がカーボンニュートラルに向けて自動車の電動化の現在地や展望を議論するフォーラム、「モビリティ分野のカーボンニュートラルに向けて~電動化を中心に~」を開催しました。フォーラムで見えた注目... -
ベルエナジーと清水建設が最大50kWのV2L活用を実演/建築現場でEVが活躍する時代へ
可搬型の急速充電システムなどを手掛けるベルエナジー株式会社は、電気自動車(EV)から三相交流の電気を供給できる電源車『MESTA Gen』を開発し、11月8日に実演を公開しました。開発の目的を実演のリポートとあわせてお伝えします。 電源車で電気を宅配サ... -
新型IONIQ 5発売とともに小型EVインスター日本発売を正式発表/販売台数を10倍に!
Hyundai Mobility Japan(ヒョンデ)は2024年11月8日に、電気自動車(EV)の『IONIQ 5』を一部改良した新型『IONIQ 5』を発表しました。発表会では同時に小型EV『インスター』を2025年春に発売することもアナウンスされました。期待が広がった発表内容のポ... -
EVモーターズ・ジャパンが新型EVバス3車種を発表/来年春ごろ予定の本格試乗が楽しみです
オリジナルの電気バスを企画、開発、販売するEVモーターズ・ジャパンは2024年10月に、3種類の電気バスを一気に発表しました。実車の確認もできるとあって、発表会には多数のメディアが参集し盛況でした。最新の電気バスを紹介します。 すでに日本各地で79...
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新型リーフの「ユーザー希望小売価格」を考えてみた/日本で買えるEVの競合車種と比較検討
日産は6月17日に新型リーフの諸元などを初公開しました。発売は2025年秋に北米で開始し、その他の地域に順次拡大します。価格は未発表ですが、バッテリー容量や車格を参考にして競合しそうなEVと比較しつつ考えてみました。 ※この記事はAIによるポッドキャ... -
パワーエックスが高速道路上で初めての従量課金制超急速充電器を開設/ハイウェイオアシス富楽里
パワーエックスが蓄電池型超急速EV充電器を、千葉県の「ハイウェイオアシス富楽里」に設置、5月30日から運用を開始しました。従量課金制の超急速充電器が高速道路上に設置されるのは日本で初めてのケースです。 PowerX初の高速道路上の充電ステーション 20... -
ホンダのEVスクーター『CUV e:』世界初公開/開発担当者が自らポチる期待の出来映え!
ホンダは東京ビッグサイトで開催された東京モーターサイクルショーに、6月20日に発売する電動スクーター『CUV e:』を展示しました。日本での実車公開は初めてです。どんなスクーターなのか、特徴を紹介します。 125ccクラスの世界戦略モデル ホンダは3月28... -
ヒョンデのコンパクトEV『インスター』長距離試乗/走りも電費も充電も「文句なし」
ヒョンデのコンパクトEV『インスター』に、大阪から横浜まで試乗することができました。結果をひと言で言えば「文句なし」です。走りヨシ、電費ヨシで、急速充電性能も満足。ほぼ手放しでハナマルをつけられます。試乗レポートをお伝えします。 ※この記事... -
BYDの勉強会から改めて学ぶ電気自動車の基礎知識【前編】リン酸鉄バッテリーの強みと留意点
BYDがメディア向けの「勉強会」を開催しました。同社の技術紹介が中心ではありましたが、改めて電気自動車の基礎知識を確認できる内容でした。2回に分けて紹介する記事の前編は、LFP(リン酸鉄)バッテリーを中心としたEV用リチウムイオン電池の基礎知識で... -
EVモーターズ・ジャパンのEVバス組立工場を見学レポート/脱炭素社会実現へのビジョンが進展中!
商用電気自動車を開発・販売するEVモーターズ・ジャパンが、北九州市内に独自の生産工場を建設中です。今回、徐々に生産設備が整ってきている現場を見ることができました。EVモーターズ・ジャパンが描く工場の将来像はどのようなものなのでしょうか。現地... -
トヨタが欧州で新型電気自動車続々投入を発表/EVのシェア獲得に本腰か?
トヨタは今年夏以降に、ヨーロッパで新型『bZ4X』、『C-HR+』、『アーバンクルーザー』、レクサス『RZ』シリーズと、新たなEV車種を続々と発売することを発表しました。欧州EV市場のシェア獲得に本腰を入れ始めたようです。 欧州市場に続々と新型EVを投入 ... -
BYD 『DOLPHIN(ドルフィン)』が299万2000円に実質値下げ〜EVがどんどんお手頃になる!
BYD Auto Japanは2025年4月1日、コンパクトサイズのEV、『DOLPHIN(ドルフィン)』を値下げするとともに、エントリーグレードの「Baseline」を追加し299万2000円で販売することを発表しました。日本のEVにも価格競争の波がやってきたようです。 大幅値下げ... -
初期型リーフの「バッテリー増量交換」が人気〜オーナーのリーフ愛を実感
電気自動車の命はバッテリーです。オズモーターズが初期型リーフのバッテリーを新型リーフのものに増量交換するサービスを開始して数か月が過ぎました。その後、リーフのバッテリー交換事業はどうなっているのでしょうか。代表の古川さんに現状を聞いてき... -
BMW『iX1』試乗レポート/ハイパフォーマンスなプレミアムコンパクトEV
BMWのSUVタイプの電気自動車で最もコンパクトなモデル『iX1 xDrive30 xLine』に試乗。プレミアムブランドなので価格は安くありませんが、必要十分なバッテリー容量と急速充電の受電能力は、発売から2年が経過した今でもハイパフォーマンスと言えるものでし...