木野 龍逸– Author –

編集プロダクション、オーストラリアの邦人向けフリーペーパー編集部などを経て独立。1990年代半ばから自動車に関する環境、エネルギー問題を中心に取材し、カーグラフィックや日経トレンディ他に寄稿。技術的、文化的、経済的、環境的側面から自動車社会を俯瞰してきた。福島の原発事故発生以後は、事故収束作業や避難者の状況のほか、社会問題全般を取材。Yahoo!ニュースやスローニュースなどに記事を寄稿中。原発事故については廃棄物問題、自治体や避難者、福島第一原発の現状などについてニコニコチャンネルなどでメルマガを配信。著作に、プリウスの開発経緯をルポした「ハイブリッド」(文春新書)の他、「検証 福島原発事故・記者会見3~欺瞞の連鎖」(岩波書店)など。
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HW ELECTROが『ELEMOダンプ』を発売〜価格は高いがニーズはありそう
HW ELECTROは2024年1月26日に、電気自動車(EV)の『ELEMO』をベースにしたダンプトラック『ELEMOダンプ』を発売しました。EVの小型ダンプは日本初と思われます。今後は自治体を中心にユーザーの開拓を進める計画です。 ついにEVのダンプが登場 電気自動車... -
日産が軽商用電気自動車『クリッパーEV』発表〜ミニキャブEVより40万円高い理由は、謎
日産自動車は2024年1月30日に、軽商用EVバン『クリッパーEV』を発表しました。商用車の軽EVが日産から出るのは初めてです。三菱自動車の『ミニキャブEV』をベースにしたモデルで、三菱自動車からのOEM供給になります。発売は2月12日の予定です。 日産初の... -
テスラ2023年Q4決算を発表〜イーロン・マスクCEOが日本市場へのさらなる注力にも言及
テスラ社は現地時間の2023年10月24日に、2023年第4四半期(10月~12月)の決算を発表しました。前期に引き続き平均販売価格の低下により、純利益は前年同期比でマイナスになりました。また2024年は次世代車両立ち上げの影響で生産台数が伸びないことがわか... -
インドのタタがEV専用設計の『Punch.ev』を発売/価格は25kWhで約195万円〜
インドのタタ・モーターズは2023年1月、電気自動車(EV)の専用設計を採用した初めてのモデル『Punch.ev』を発売しました。タタグループは2026年までに20億ドルを投資し、10種類の新型EVを市場に投入する予定です。 初のEV専用設計モデル『Punch.ev』 イン... -
テスラ2023年第4四半期の台数速報〜年間180万台の目標をクリア
テスラ社は2024年1月2日(現地時間)に、2023年Q4(第4四半期)の生産台数と納車台数の速報を発表しました。生産、納車はいずれも前期を上回り、年間180万台の目標をクリアしました。電気自動車(EV)の販売台数では世界トップの座を維持しています。 生産... -
BMWの電気自動車『i5』で「東京=名古屋」長距離試乗〜運転支援機能の快適さに脱帽
BMWは2023年7月、新型『5シリーズ』に電気自動車(EV)の『i5 eDrive40』『i5 M60 xDrive』をラインアップし、第4四半期に納車を開始しました。EVsmartブログではまだ i5 の長距離試乗をしていなかったので、さっそく『i5 M60 xDrive』をお借りして電費や... -
シトロエンの超小型EV『Ami』分解大会〜日本メーカーは「力の抜き方」を学んでほしい
発売直後から人気沸騰したシトロエンの小型電気自動車(EV)『Ami(アミ)』の分解大会があったので見学してきました。アミの動力系はこれまでにも見たことがあったのですが、改めて細かく確認できたこともありました。ポイントは、安くてもちゃんとしてる... -
トヨタがバッテリー工場への投資を増額〜電気自動車への「本気」で新型EV登場にも期待
トヨタは2023年12月までに、欧米での電動化戦略を更新し、追加の投資計画や欧州で来年投入予定の新型電気自動車(EV)、現在の考え方などを公表しました。北米ではバッテリー工場に約80億ドルの追加投資を実施し、2030年までに立ち上げる生産ラインの年間... -
レクサスがEVのFWDモデル『RZ300e』を発売〜電池急速昇温システムを全モデルに採用
トヨタは2023年11月30日に、レクサスの電気自動車(EV)にFWDモデル『RZ300e』を追加するとともに、『RZ』の全シリーズでバッテリーの温度管理システムを改良して発売しました。極低温下での急速充電時間が最大30%短縮できるとのことです。 バッテリー昇... -
マツダ『MX-30 Rotary-EV』試乗レポート〜ロータリーエンジンである必要性には疑問
マツダが2023年9月に発表した、ロータリーエンジンを搭載したプラグインハイブリッド車(PHEV)『MX-30 Rotary-EV』のメディア向け試乗会が実施されました。名前の通りロータリーエンジンを搭載したPHEVは初めての体験です。どんな車だったのか、第一印象...