『今から始める2035年』JAIAが輸入EV&PHEVのイベントと試乗キャンペーンを開催

日本自動車輸入組合(JAIA)が『今から始める2035年』をテーマに、輸入車インポーター12社の日本未発売を含む輸入EV/PHEVの最新ラインナップが集結するイベントを開催。さらに、最新輸入EVとPHEVを1泊2日で試乗できるキャンペーンを実施します。イベント、試乗ともに、ウェブからの事前申し込み&抽選となっています。

『今から始める2035年』JAIAが輸入EV&PHEVのイベントと試乗キャンペーンを開催

イベントは6月10日に東京・大手町で開催

日本自動車輸入組合(JAIA)は、日本に自動車を輸入しているインポーターの団体で、例年、ジャーナリストやメディア向けの試乗会開催などを行ってます。そのJAIAが『今から始める2035年〜輸入電動車普及促進イベント〜』と題したイベントを開催します。

実施日時は2021年6月10日(木)14時〜16時。会場は東京・千代田区の大手町三井ホール。対象人数は40名で、事前にウェブ上の公式サイトから応募しての抽選となります。応募の締切は5月20日(木)23時59分まで。国内在住の18歳以上で、普通免許、自動二輪免許を所持していることが応募条件となっています。

【応募ページ】
今から始める2035年〜輸入電動車普及促進イベント〜

会場には「輸入車インポーター12社の日本未発売を含む輸入EV/PHEVの最新ラインナップが集結し、映像と車両展示を通じ輸入電動車の魅力を存分に体験」できるとのこと。

出展社は以下の通り。

●アウディジャパン
●ビー・エム・ダブリュー
●FCAジャパン
●ゼネラルモーターズ・ジャパン
●Groupe PSA Japan
●ジャガー・ランドローバー・ジャパン
●メルセデス・ベンツ日本
●ポルシェジャパン
●ストリートスクーター・ジャパン
●テスラモーターズジャパン
●フォルクスワーゲングループジャパン
●ボルボ・カー・ジャパン

GMが何を展示してくれるのかとか、気になります。『ストリートスクーター・ジャパン』というのは聞き慣れない会社でしたが、ググってみたらヤマト運輸が500台を導入した商用車を開発したドイツのベンチャー企業の日本法人でした。

【関連記事】
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イベントは6月10日に東京・大手町で開催

『今から始める2035年〜輸入電動車普及促進プロジェクト試乗キャンペーン〜』は、以下のように1泊2日×2回の日程で実施。こちらも事前の応募による抽選で、それぞれ21名が選ばれます。

【実施期間】
①2021年6月12日(土)午前10時~6月13日(日)午後5時
②2021年6月19日(土)午前10時~6月20日(日)午後5時

こちらも、応募の締切は5月20日(木)23時59分まで。1都3県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)内に在住で、試乗日において、日本国内で有効な運転免許証を有すること、試乗後のアンケート・取材に協力できることなどが条件となっています。

【応募ページ】
今から始める2035年〜輸入電動車普及促進プロジェクト試乗キャンペーン〜

試乗車両はなんと当選者の自宅までデリバリーしてくれる(※一部車種は店舗で引取&返却)とのこと。ラインナップしている試乗車種は以下の通りです。

●Audi e-tron Sportback 55 quattro 1st edition(EV)
●BMW 530e(PHEV)
●BMW i3(EV ※レンジエクステンダー)
●DS 3 CROSSBACK E-TENSE(EV)
●DS 7 CROSSBACK E-TENSE(PHEV)
●Jeep Renegade Limited 4xe(PHEV)
●メルセデス・ベンツ EQC 400 4MATIC(EV)
●メルセデス・ベンツ EQA 250(EV)
●PEUGEOT e-2008(EV)
●PEUGEOT e-208(EV)
●Tesla Model 3(EV)
●ボルボ XC40 Recharge Plug-in hybrid T5 Inscription(PHEV)
●ボルボ V60 Recharge Plug-in hybrid T6 AWD Inscription(PHEV)
●ボルボ XC60 Recharge Plug-in hybrid T8 AWD Inscription(PHEV)
●ボルボ XC90 Recharge Plug-in hybrid T8 AWD Inscription(PHEV)

海外メーカーの「本気」を示す取組か

イベントはなんと平日の午後2時間だけ&40名限定! というのが「え? そうなんですか?」という感じではありますが、『今から始める2035年』というキャッチフレーズが示すように、海外メーカー勢が電動化に本気で取り組み、なんとか日本でも普及させようとする意欲を示す試みかと感じます。

今年予定されていた東京モーターショーは早々に中止が決まりました。もし開催されるなら、昨今の海外モーターショーと同様に、EVやPHEVといったプラグイン車が注目されるイベントになっていたことでしょう。

緊急事態宣言が延長されて、新型コロナ感染拡大の状況は心配ですが、興味のある方はお申し込みを!

(文/寄本 好則)
※冒頭写真は、輸入EVのなかからAudi e-tron Sportback 55 quattro 1st edition試乗時に撮影した写真をご紹介しました。

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					寄本 好則

寄本 好則

兵庫県但馬地方出身。旅雑誌などを経て『週刊SPA!』や『日経エンタテインメント!』の連載などライターとして活動しつつ編集プロダクションを主宰。近年はウェブメディアを中心に電気自動車と環境&社会課題を中心とした取材と情報発信を展開している。剣道四段。著書に『電気自動車で幸せになる』『EV時代の夜明け』(Kindle)『旬紀行―「とびきり」を味わうためだけの旅』(扶桑社)などがある。日本EVクラブのメンバーとして、2013年にはEVスーパーセブンで日本一周急速充電の旅を達成した。

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