『Japan EV Meetup 2021』11月7日に箱根で開催~参加申込受付中

「電気自動車オーナーの、電気自動車オーナーによる、電気自動車オーナーじゃない方のための」イベント『Japan EV Meetup 2021』が、今年は箱根ターンパイクで開催されます。今年のテーマは「体感」。電気自動車の魅力を体感していただくために「Test Drive」でEVsmartも協力します。

『Japan EV Meetup 2021』11月7日に箱根で開催~参加申込受付中

【参加申込はこちらから】
Japan EV Meetup 2021 Hakone(Peatix)

キーメッセージは今年も「WE♡EV」

『Japan EV Meetup』(JEM)とは、「電気自動車オーナーの、電気自動車オーナーによる、電気自動車オーナーじゃない方のための」イベントです。電気自動車の魅力は、脱炭素への貢献ばかりじゃありません。自分で乗ってみなければわからない電気自動車の本当の魅力を、電気自動車オーナー自身が、まだ電気自動車を選びきれない人たちに広く伝えていこう! という主旨を掲げています。

主催者のハマーさん(通称)はテスラオーナー。リーフに乗ってBEVの虜となり、サラリーマンながら「無理矢理」テスラモデルXのオーナーになって、有志と集うテスラのオフ会を始めたのが「JEM」の前身です。

昨年、富士山麓の朝霧高原を舞台に、キーメッセージである「WE♡EV」のクルマ文字を描こう! と開催された初めてのJEMには、EVsmartブログも「できるだけ多くの車種を集めたい」というハマーさんの思いに協力するため、ジャガー I-PACE やメルセデス・ベンツEQCなどの広報車をお借りして取材に駆けつけ&レポートしました。

主催者の濵田龍哉(ハマー)さん。

2回目の開催となる『Japan EV Meetup 2021 Hakone』は、箱根ターンパイクの大観山展望台(駐車場)が会場です。開催日は2021年11月7日(日)、9時~15時。今年も「WE♡EV」をキーメッセージとして、できるだけ多くのEVユーザー、そして電気自動車に興味を抱くエンジン車オーナーやご家族、仲間のみなさんの参加を募っています。

大観山からの眺望。好天を祈る!

Peatix で、すでに参加チケットの申込受付が始まっていますから、リンクを貼っておきます。

【参加申込はこちらから】
Japan EV Meetup 2021 Hakone(Peatix)

BEVでの参加は午前、午後のチケットが各2500円。PHEV・ハイブリッド含む内燃機関車両での参加(BEVを体感したい方)は午前も午後も無料です。

『EV Test Drive』には EVsmart もしっかり協力します

JEMの開催主旨と、今回の内容について、少し掘り下げて説明しておきます。

この図は「電気自動車オーナーの、電気自動車オーナーによる、電気自動車オーナーじゃない方のための」という概念を説明するチャートです。ハマーさん作成の企画書から引用させていただきました。ハマーさんによる補足説明も転載しておきます。

Owner
既存のEVオーナーが、EVの良し悪しを実体験をもとに楽しく語り広める。
 ↓
Non Owner
EVに興味はあるが、不明点が多く足踏みをしているユーザの壁が低くなる。
 ↓
Industry
既存と潜在オーナーのコミュニティポテンシャルをEV業界に広め、充電インフラや整備工場、リセールバリューなどの業界全体を盛り上げる。
 ↓
New Owner
充電インフラ、車検整備、リセールなどの条件が改善され、安心してNewOwnerが増える。

というようなEV普及サイクルを生み出していこう! ということですね。

たくさんのEVオーナーで久しぶりのオフ会を!

昨年の会場風景。

EV普及サイクルの発火点となるのは「EVオーナーがEVの良し悪しを実体験をもとに楽しく語り広める」こと。JEMはその機会となるわけです。

昨年(第1回)の参加台数はEVが12車種124台。テスラが多かったですが、たくさんのリーフをはじめ、日本国内で市販されているほとんどのBEV車種が集まりました。

大幅値下げを果たしたモデル3が売れているので、今年もテスラ車の参加が多いとは思いますが、Honda e とかマツダMX-30EVとか、街中ではまだあまり見かけないEVオーナーの方にも、奮って参加してもらえるといいな、と思います。

もちろん、日産リーフや三菱アイミーブなど、世界に誇るパイオニアBEVオーナーのみなさんも、久しぶりのオフ会として、仲間と誘い合わせて参加するのはいかがでしょう。引き続き新型コロナ感染対策には留意が必要ではありますが、緊急事態宣言などは解除されたし、清冽な風が吹き抜ける(たぶん、寒いのではないかと)大観山は、コロナに負けるなオフ会の舞台にうってつけ、かと。

EV Test Drive Powered by EVsmart

EV Test Driveに協力するEVsmartチームのモデル3。

JEMのメインイベントは「EVオーナーがEVオーナーじゃない方に語る!」ことですが、今回の開催テーマが「体感」となっているように、『EVsmart』としては「試乗」を重視しています。「電気自動車に興味はあるけど、まだ買えない」という方には、実際にご自身で運転して「体験・体感」することが、電気自動車の良さを知っていただく一番の近道だと確信しています。

そこで『EVsmart』(運営会社のアユダンテ)では、JEMに協賛し、併載イベントとして『EV Test Drive Powerd by EVsmart』と銘打った電気自動車試乗会の開催に協力します。

「EV Test Drive」には、自動車メーカーやEVオーナー有志の協力で試乗車を用意。ご自身でハンドルを握っての「試乗」と、スタッフが運転するEVへの「同乗試乗」をお楽しみいただけます。先導車に付いての試乗になるので「ワインディングを攻める!」とかはご遠慮いただきつつ、電気自動車は初めてという方でも安心してEVの魅力を体感していただける、はずです。

ターンパイクのコース図。大観山駐車場を拠点に、下って上る往復コース(詳細未定)を設定予定。(アネスト岩田ターンパイク箱根の公式サイトから引用)

EVsmartとしても、昨年のJEMではブースでのモデル3展示と、EVsmartブログによる輸入EVで参加する協力のみでしたが、今年はテスラ『モデル3パフォーマンス』を試乗車として2台提供。EVsmartブログではホンダからHonda eの広報車(展示のみ)をお借りして取材に駆けつける予定です。

ポルシェ『タイカン』の同乗試乗も!

さらに、多くのEVユーザーにとっても羨望のBEVでしょう。ポルシェジャパンの協力で、ポルシェ『タイカン』が試乗車(同乗試乗)として駆けつけてくれるという最新情報が飛び込んできました。

会場である「大観山」の読みは「だいかんざん」。ひらがなで書くと「だいかんざんでたいかんをたいかん」と、たいかん尽くしだったりします。

EVsmart のブースには、中古リーフオーナーである私(当日はHonda eで行きますけど)や、新婚早々モデル3を買ってしまった石井さんなど、自らEVユーザーでもあるスタッフが常駐していると思うので、気軽にお声がけください。

また、もうひとつの併催企画として、駐車場でテスラ車の簡単な整備や修理ができる「TESLA Mobile Service Gathering」も実施予定とのこと。詳しくはPeatix 申込ページをご確認ください。

大観山で会いましょう!

(文/寄本 好則)

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この記事の著者


					寄本 好則

寄本 好則

兵庫県但馬地方出身。旅雑誌などを経て『週刊SPA!』や『日経エンタテインメント!』の連載などライターとして活動しつつ編集プロダクションを主宰。近年はウェブメディアを中心に電気自動車と環境&社会課題を中心とした取材と情報発信を展開している。剣道四段。著書に『電気自動車で幸せになる』『EV時代の夜明け』(Kindle)『旬紀行―「とびきり」を味わうためだけの旅』(扶桑社)などがある。日本EVクラブのメンバーとして、2013年にはEVスーパーセブンで日本一周急速充電の旅を達成した。

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