氷上のドリフト走行がむちゃくちゃ楽しい！

2024年9月23日（月・祝）、第5回SDGs 氷上電気カート競技会「ERK on ICE」（主催／一般社団法人日本EVクラブ）が、今年も神奈川県横浜市の新横浜スケートセンターで開催されます。

ERKとは、「Electric Racing Kart」の略称で、電気で走るレーシングカートです。EVだからエンジンレーシングカートのような爆音や排気ガスはなく、室内のスケートリンクでもエキサイティングな走りを楽しめます。

普通のタイヤだとツルツル滑ってレースどころではないですが、競技会で使用する車両にはスタッドレスにスパイクを打った特製スパイクタイヤを装備。コントローラーのセッティングで出力を抑えて最高速は控えめではあるものの、氷上の走りでドリフトをコントロールするテクニックが見どころのレースになります。

競技車両は主催する日本EVクラブと、大会の趣旨に賛同するERKオーナーが用意してレース参加者に提供。カートレース初心者の「ビギナークラス」、レース経験者などが対象の「エキスパートクラス」のほか、今年は車両提供チーム同士が競う「オーナーズクラス」を新設。

すでにレースへのエントリーは締め切られていますが、観戦は引き続き（9月19日17時まで）募集中。特設サイトのフォームから事前の申込が必要です。

【特設サイト】
第5回 SDGs 氷上電気カート競技会「ERK on ICE」
https://erkonice.jevc.gr.jp/

第2回大会ではEVsmartブログチームも参戦

ERK on ICE、2020年の第2回大会には、EVsmartブログチームも参戦。当時の運営会社だったアユダンテ株式会社の安川洋社長がモータージャーナリストの津々見友彦さんとペアを組んで電気カートの氷上バトルを楽しみました。

インドアで開催される氷上レース。観戦するだけでも斬新で面白いのですが、なんといっても自分でドライブするのが楽しいのです。スタンディングのスタートで意気込んで、うっかりアクセルを開けすぎるとホイルスピンして初速をスポイルしてしまう、というのは、私自身の昨年の失敗談だったりもして。

ストレートでできるだけスピードに乗りながら、コーナリング速度を調整して四輪のドリフトをどう操るか。コーナー手前でちょっとドキドキする感じとか、体験してみなければわからないでしょう。

前述のように、すでにレースへの参加は満員御礼で締め切られています。次回はぜひ！ ということではあるのですが。

23日の当日は、レース終了後に「競技参加＆見学のみなさんを対象に大抽選会」を実施するとのこと。オリジナルのステッカーやフリースブランケットのほか、もしかすると「体験試乗」なんて賞品があるかも、と個人的には期待しています。

私はEVクラブのスタッフとして会場でお手伝いしてますが。お近くの方、ぜひ新横浜スケートセンターで楽しみましょう！

文／寄本 好則