ホンダe を注文してみた実録レポート〜納車は11月予定?【片岡英明】

自動車評論家の片岡英明さんが、発表されたばかりの電気自動車 Honda e(ホンダe) をすでに注文、どうやら11月中に納車される見込みです。うらやましい! 値引きとかどうだったのか。総額いくらくらいになったのか。リアルなレポートを届けていただきました。

ホンダe を注文してみた実録レポート〜納車は11月予定?【片岡英明】

※冒頭写真は片岡さんが注文したチャージイエローのホンダe。

BMW『i3』からの乗り換えを決意!

現在の愛車である i3 REX(初期型)と片岡さん。

動くものなら何でも興味を持ち、運転するのが大好きなボクは、BEVに乗って度肝を抜かれた。アクセルを踏み込むと一気にパワーとトルクが盛り上がり、シームレスな加速を見せてくれる。それでいて静粛性の高さも群を抜く。だからBMWの i3 が日本で発売されるとすぐさま注文している。アルミのフレームとカーボンファイバーのフロアパネル、FRP製のボディなど、レーシングカー的なメカニズムを採用したi3は5年乗っても飽きることがなかった。運転して楽しいだけでなく、環境保全にこだわった生産方式にも共感したからだ。

が、2019年3月のジュネーブショーにおいてボクの琴線に触れるEVが現れた。それが「ホンダe」のプロトタイプである。17年秋のモーターショーに参考出品した「アーバンEVコンセプト」の発展型で、若い時に愛車にしていた初代シビックを彷彿とさせる台形デザインが愛らしい。駆動方式はi3と同じ後輪駆動で、タイヤも前後異サイズとしている。カメラを内蔵した薄型のドアミラーも目をひいた。

ジュネーブモーターショーで世界初公開されたプロトタイプ。
インテリア。AC電源(アドバンスのみ)は中央下部、USBなどと並んで配置されている。

が、それ以上に興味をそそられたのが、ゲーム感覚のインテリアだ。5画面のマルチスクリーンとAIによる音声認識機能を始めとする最先端のコネクティビティを採用している。スマートフォンをクルマの情報管理に使える機能はi3で使ってみて便利だと感じていたが、ホンダeはさらに進化しているようだ。未来感覚にあふれ、楽しそうだったからプジョーの208eやVWのID.3の誘惑を振り切って注文した。

8月3日に東京都内のディーラーへ

そろそろ予約を受け付けるだろうと、お盆前に東京都内のホンダカーズの販売店を訪ねた。神奈川に住んでいるが、最初の割り当て枠は都内のディーラーのほうが多いだろう、と思ったからである。午後イチに訪れたが、最初はタブレットを渡され、これを使ってホンダeの概要を説明してくれた。ディーラーにホンダeの情報は入ってきたのは、この直前だったようで、対応したセールス氏も細かいことは分からないようである。そのつど、確認していた。

グレード構成は2つで、ホンダeのベースモデルと「アドバンス」と呼ぶ上級グレードがあると聞かされる。「アドバンス」には1500WのAC電源が装備され、タイヤサイズも17インチだった。給電機能を備えているのが日本のEVのいいところだから、AC電源を使える「アドバンス」を選ぶことにする。

予想外だったのは販売価格だ。ベースモデルは451万円、「アドバンス」は495万円だと告げられた。イギリスでの販売価格を基準に、購入を考えていたのでかなりの予算オーバーだ。日本は補助金も少ないので、諸経費を入れると難なく500万の大台を超えてしまう。

ブルーメタリックがよかったが、納期優先でチャージイエローを注文。

ボディカラーはプレミアムクリスタルブルーメタリックに引かれたが、塗装工程が1つ増えるので6万円ほど高いし「納期も伸びるだろう」と言われ、新色のチャージイエローにした。ボディコーティングなどを勧められたが、とりあえずフロアマットだけの注文にとどめる。

このほかにETCのセットアップ料金が上乗せされた。また、一応、希望ナンバーと安心のために点検パックも申し込んだ。リサイクル関連の費用なども加わり、なんやかんやで支払いの総額は525万503円になった。

実際の注文書。値引きはなし。納車が迫った頃に交渉予定とのこと。補助金はまた別の計算、ですね。ガソリン代が入ってるのは、ま、笑い話のネタに。登録が神奈川県なので自動車税が1万4500円。東京都や愛知県ならここは「0」になるはず。

充電設備は、すでにi3で200Vの普通充電器を使っているからそれを使い、新たに工事する必要はない。が、訪れたディーラーには急速充電器が設置されていない。こちらのほうが問題かもしれない。購入を検討している人は、販売店に急速充電器が設置されるのか、確認したほうがいいだろう。

注文するにあたって保証金は5万円と聞かされたが、飛び込みで気の向くまま訪ねたので5万円の持ち合わせはなかった。現金の方がいいというので、あるだけ支払ったが、購入を考えている人は保証金も用意しておくべきだろう。ちなみに正式発売は10月30日の金曜日だ。最初の枠に入ることができたので、早ければ11月中に納車されると期待している。

販売計画は年間1000台の予定で、ホンダカーズ東京の最初の枠は15台だった。早めに行ったので、その枠の中に入ることができたが、ディーラーの週末フェアで実車を確認してからや試乗してからの契約だと、ちょっと納期が長くなるかもしれない。

(文/片岡 英明)

この記事のコメント(新着順)6件

  1. 注文書について、EVなのにガソリン代と書かれると違和感がありますね。
    中古のクラリティPHEVが2年で結構値下がりしているのでeも中古なら手が出そう。
    3年待ちたいけれど補助金の都合上4年たたないと数は出ないかな…

    1. 私もよく分かりません。EVを売るのは初めてなので、ガソリン車の様式のまま書き込んだようです。正式な契約書を交わしたときにはガソリン代の項目は削られると思います。

  2. 私もホンダeアドバンス契約しました。装備は、ドラレコ、マット、充電カバー、キーカバー、信号検知ビックス、v2h、充電カードは、年会費無料で普通充電、急速充電使用分払うタイプで、日産でも使用できます。
    車内Wi-Fiは、コネクテッドは、二年間無料です。私も11月か12月頭に納車予定です。

    1. 12月に納車予定と言われましたが、セールス氏は手がたく納期を言ったようで、早ければ11月のうちに納車になりそうです。が、ホンダにとって初めてのEVだから、まだ情報が少なく、細かいことはもう少し先でないと分かりません。

  3. 新しくユーザーになる方々が羨ましいです(資金面でも)。
    充電カードの料金プランもクラリティPHEVのものを踏襲しているのか?
    など、いろいろ気になる点があるので
    今後のレポート楽しみに待ってます。

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