スモールEV『インスター』を展示/ヒョンデ「みなとみらいショールーム」開設

ヒョンデ直営の「みなとみらいショールーム」が開設されて、オープニングセレモニーが開催されました。先行予約受付中の新型スモールEV『INSTER(インスター)』の実車を展示。インテリアの質感やシートアレンジなど、見て触れて確かめることができます。

スモールEV『インスター』を展示/ヒョンデ「みなとみらいショールーム」開設

好アクセスな立地に直営ショールームを開設

2025年1月17日、ヒョンデモビリティジャパンが、都⼼型路⾯のショールーム「ヒョンデ みなとみらい 本社ショールーム(みなとみらいショールーム)」を開設し、オープニングセレモニーを実施しました。

場所は横浜高速鉄道みなとみらい駅に近い横浜コネクトスクエアの1階です。今までもみなとみらい地区にあったヒョンデモビリティジャパンの本社を移転し、同じビルの1階に直営のショールームが開設されました。

【概要】ヒョンデみなとみらい本社ショールーム
<住所>
神奈川県横浜市西区みなとみらい3-3-3 横浜コネクトスクエア1F
<電話番号>
045-900-5594
<営業時間>
平日(月曜、第2火曜日定休)10時~18時
土日・祝日 10時~18時
※祝日の月曜日は通常営業、翌日休み

都市型ショールームとあってスペースはコンパクトで展示車両は2台のみ。開設時には IONIQ 5 と先行予約が始まったばかりのインスターが展示されていました。

ヒョンデはディーラー網を展開しておらず、全国の数カ所で他企業とコラボした「Citystore」や「Mobility Lounge」などを展開しているものの、インスターの実車を見て触れられる場所や機会はまだ多くありません。みなとみらいショールームは交通至便。首都高の出入り口もすぐ近くですから横浜観光ついでとか、「みなとみらいなら行ける!」という方は多いでしょう。

インスターのサイズ感は日本のクルマ感覚で表現すると「軽自動車とコンパクトカーの中間くらい」という感じ。とはいえ、カワイイ&かっこいい外観の印象や、インテリアのしつらえやUIの感触などは想像以上に上質です。実車が初公開された東京オートサロンではプレスデーから大混雑で確認できなかったですが、前席までフルフラットになるシートアレンジをショールームで確かめることができました。

42kWhのカジュアルで約284万9000円。49kWhでフル装備のラウンジで357万5000円というコストパフォーマンスと、マイカーとして納得できる質感かどうかを自分の目で確かめるには(ことに首都圏在住の方にとって)絶好のショールームです。

もちろん試乗もOK。ただし、インスターはまだ認可申請中でナンバーが付いていないので、試乗できるのは4月ごろ以降になるようです。クルマで訪れる方には最寄りパーキングのサービス券を用意する予定とのことでした。試乗可能な車種などと合わせ、訪問前に確認してみてください。

なにはともあれ、EV購入を「高いからなぁ」と迷っていた方に、インスターはオススメです。

取材・文/寄本 好則

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この記事の著者


					寄本 好則

寄本 好則

兵庫県但馬地方出身。旅雑誌などを経て『週刊SPA!』や『日経エンタテインメント!』の連載などライターとして活動しつつ編集プロダクションを主宰。近年はウェブメディアを中心に電気自動車と環境&社会課題を中心とした取材と情報発信を展開している。剣道四段。著書に『電気自動車で幸せになる』『EV時代の夜明け』(Kindle)『旬紀行―「とびきり」を味わうためだけの旅』(扶桑社)などがある。日本EVクラブのメンバーとして、2013年にはEVスーパーセブンで日本一周急速充電の旅を達成した。

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