テスラモデルSをプリウスPHVの充電ケーブルで充電する(100V編)

先日たまたま八重洲のお客様に訪問する予定があったため、以前より目をつけていた「東京都八重洲駐車場」で、プリウスPHVの100V充電ケーブルをテスラモデルSで試すことにしました。
東京駅には八重洲口と丸の内口があるのはご存知のとおりですが、八重洲口には3つの大型駐車場があります。すべて自走式平置きで、東京駅に近い方から、東京駅八重洲西パーキング、東京駅八重洲東パーキング、東京都八重洲駐車場の順に並んでいます。西パーキングはほぼ東京駅地下で首都高速八重洲線内回りと直結、東パーキングは八重洲線外回りと直結しており、両方とも八重洲地下街に連結しています。今回利用した東京都八重洲駐車場は単独の地下駐車場で、ちょうどブリヂストン美術館のあたりにあります。電気自動車用100Vコンセントがあるのもこちらです。

テスラモデルSをプリウスPHVの充電ケーブルで充電する(100V編)

宝町側の入口から駐車場に入るとすぐ管理事務所があり、そのすぐ次の05番が電気自動車/PHEV用の駐車スペース1台分です。コンセントは向かって左の柱の真ん中あたりに設置されていますので、リーフならバック駐車、アウトランダーやテスラモデルSなら前向き駐車で、コンセントが左後ろとなります。モデルSだとスペースが少し狭いので駐車には注意したほうが良さそうです。
今回利用したのは、以前の記事でもご紹介したトヨタのプリウスPHV用充電ケーブルです。一つのコントロールボックスで200V 12Aまで、100V 12Aまでの充電に対応しています。ケーブルの先っぽの部分を交換するには、付属の鍵のような部品をコントロールボックスの、先っぽがねじこまれている部分に差し込んで、先っぽを回すと外れます。先っぽを取り付けるのはねじ込むだけです。
今回は100Vコンセントですので、先っぽを100V用に交換し、コントロールボックスとテスラのJ1772アダプターを使います。ここのコンセントは高い位置にあるのでコントロールボックスが宙吊りになり、プラグが抜けそうですが(笑)、余ったケーブルをうまく引っ掛けて接続します。
結果としては、近くでランチも食べたので滞在時間1時間44分、充電は207kmから214kmまでできました。7km分、約2kWh弱です。100Vコンセントの場合、1時間当たり1.2kWhですから、1日放っておいても28.8kWh、満タンにはなりません。ここの駐車場では、「ついで充電」ができることよりも、低公害車割引で1時間無料のほうがメリットが大きいかも知れませんね。
充電開始時のモデルSの画面充電開始時のモデルSの画面
05番駐車スペース05番駐車スペース
J1772アダプター、ケーブル、プリウス用コントロールボックスとコンセントJ1772アダプター、ケーブル、プリウス用コントロールボックスとコンセント
1時間44分後のモデルSの画面1時間44分後のモデルSの画面

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					安川 洋

安川 洋

日本アイ・ビー・エム、マイクロソフトを経てイージャパンを起業、CTOに就く。2006年、技術者とコンサルタントが共に在籍し、高い水準のコンサルティングを提供したいという思いのもと、アユダンテ株式会社創業。プログラミングは中学時代から。テスラモデルX P100Dのオーナーでもある。

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