テスラモデルSで長距離帰省:東京-福井

久しぶりに実家に帰省します。実家の福井までは片道おおよそ500km、総行程1400kmの予定。充電計画と移動の記録をご紹介します。帰りはいつもと一味違います!本日は2016年7月13日、移動開始日は16日です。

テスラモデルSで長距離帰省:東京-福井

目次

  1. 充電計画
  2. 往路:東京から福井
  3. 復路:福井から東京
  4. データ

充電計画

今回の計画です。出発が海の日絡みの連休ということで、できる限り余裕を持っていきたいと思います。
20160716_charge_plan往路は前回の大阪と同様、空いてそうな清水PA下りでランチを食べ、2基設置の岡崎SA下りで休憩、名古屋で1泊。名古屋では福井のホテルまで充電しなくて済む程度に充電しておき、福井を目指します。福井についたら少し地元をぶらぶらと観光し、100kmほど走行してから1泊。翌日は石川方面を観光し、280kmほど走行予定で、石川でも1泊します。福井でも石川でも目的地充電を利用する予定で、急速充電は利用しない予定です。

往路で問題になりそうなところはいくつかあります。清水PAは混雑の可能性あり。ここではまだ航続距離残が185kmほどある予定なので、ダメな時は静岡、浜松、岡崎と三か所を順に試すことにします。岡崎SAは互換性に問題のあるJFE。まあ30分くらいなら使えるだろうということで一応予定には入れますが、ダメなら次の刈谷に行くか、名古屋での充電時間を延ばす方向で考えます。
名古屋のホテルには充電設備がありません。コンセントの貸し出しも不可。近くのホテルに普通充電器があるのでメールしてみたところ、快く貸してくれるのはいいけど、自分が泊まるホテルの駐車場料金の5倍(宿泊者じゃないので時間貸し料金とのこと)。仕方がないので、二か所あたりをつけておき、当日試してみることにします。
一つは名古屋の松坂屋。課金機がない充電器ですので、時間制限がない可能性があります。30分で終わってしまったら、30分後に戻ってくるのが面倒ですし、もし時間制限がなければここで1時間弱充電します。お礼として松坂屋さんでは何か買い物します。
もう一つは日産レンタカー 広小路栄店。実はここはいつもお世話になっているスポットです。日産細型の充電器で能力が十分でないため、テスラの場合だけ出力は25kWとかなり少なくされていますが、やはり課金機がなく、お店の方とのご相談で充電させていただくことができます。充電計画上は、実績のあるこちらで50分間の充電を計画しておきます。

福井の100kmは名古屋の急速充電の残りで担保、石川の280kmは福井の目的地充電で担保というわけです。

ぷらっとパーク浜松下り
ぷらっとパーク浜松下り

復路は簡単です!なぜって、、7月17日にテスラのスーパーチャージャーが浜松にオープン予定なのです。このスーパーチャージャーはぷらっとパーク浜松下り内に4基設置されるもので、新東名を上り方向に通行している場合は浜松SA上りに入り、浜松スマートICで一端流出、下り線側に移動して下り線のぷらっとパークに入り、スーパーチャージャーを利用するのです。ぷらっとパークはサービスエリアの裏手の駐車場になりますので、そのまま歩いて下り線のSAに入り、トイレもレストランも利用できるのです。新東名に戻るときは逆に、SAからぷらっとパークに行って車に乗り、上り線側に移動して浜松スマートICで流入できます。
ただ計算してみると、最終宿泊地の石川から浜松まではおおよそ319km。目的地充電で満タンになっていれば途中休憩の必要はないですが、今回の計画ではホテルには17時間程度滞在=普通充電の予定。帰路はパワーの弱い北陸道の40kW充電器を避け、尾張一宮PA上り(44kW急速充電器)でランチ、その後浜松スーパーチャージャーで休憩することにします。往路は計3回充電して福井まで行っていますが、帰りはスーパーチャージャーのおかげで、出発時点で満タンでないにも関わらず2回の充電で家まで帰れます。電気自動車のさらなる普及には、大容量バッテリーとハイパワーな急速充電器の複数基設置が必須であると言えると思います。

復路の問題点は二か所。石川県内での280kmドライブの後に13km(3%)分しかバッテリーが残らないこと、そして浜松スーパーチャージャー到着時の23km残(6%)も結構ギリギリと言えます。前者は一般道ですし周りにたくさん急速充電器があるので心配は要りませんが、後者は高速道路。一つ前の尾張一宮で計画通りになっていない場合、少し長めに充電するなどして調整が必要です。

往路:東京から福井

1315 出発!少し遅くなっちゃいました。
1504 残227kmで駿河湾沼津SAに到着。途中、やはり休日だからか、坂があるたびに速度が落ちて渋滞。駿河湾沼津ですでに午後3時を回ってしまいましたので、ここで少し休憩することにしました。SAは混んでおらず充電待ちもなしです。
1546 残350kmまで充電!出発します。
1750 残93kmでホテルに到着!結局岡崎では休憩しませんでした。とりあえずチェックインだけしちゃいます。計画ではここで残309.5kmまでどこかの急速で回復させる予定でしたが、途中岡崎で休憩を省いたため、216.5kmほど充電する必要がありそうです。どこにしようかなぁ。
Point Blur_Jul162016_191724そうです。今日から20インチになったんです。だから電費が良くないのかな(笑) タイヤは、以前のMichelin Pilot Sports 3 245/45R19から、より安全性を求めてブリヂストンPotenza S001 255/40R20にしました。
走行距離336.7km、消費電力72.9kWh、電費は216Wh/kmでいつもより1割くらい悪い結果に。渋滞でかなり時間をロスしたのですが 渋滞中は実は大して電費は悪くならないのが電気自動車の面白いところ。実は、その後の速度が問題だったのか、それともタイヤがハイグリップタイプになったからその分悪化したのか、今後の計測が必要です。
2111 JPタワー名古屋に新しい、時間無制限の充電器があると聞いてやってきました。なんと30分500円で充電も出来、駐車料金も込み。スタッフの方がいらして24時間営業という素晴らしさ。ニチコンの50kWタイプですが、ニチコンさんは500V基準なので100Aまで。テスラ的には40kWです。しかしこれで充分。1時間20分で満タンですから、そのころに取りに行きます。

TeslaLogの記録、一番上の行がJPタワー名古屋での充電
TeslaLogの記録、一番上の行がJPタワー名古屋での充電

2257 充電終了!まだ満タンにはなってませんが残366kmまで回復したので充分です。今回は分からなかったのでホテルに一回戻りましたが、次回以降はJPタワー名古屋近辺で食事すれば手間要らず。料金も少しまけてくださって1500円で56.4kWhですから、26.6円/kWhと自宅充電と変わりません。ここはパーク24様の運営だそう。イケてますね!
7/17 1216 おはようございます@残354km。また遅くなってしまった。。出発します。福井まではノンストップの予定。
1408 残157kmで到着。159kmを2時間かかって移動しました。山岳地帯を越えたので予測よりかなり電費が悪いですが、今日は目的地充電があるので大丈夫。
1828 ホテル到着!早速普通充電器につないで後は朝まで置いておけばOK。多分満タンにはならないと思うけど、、おやすみなさい。
7/18 11:15 残269kmまで回復。実はホテルの充電器はなんと21時まで。設置した方はあまり意味も分からず、取り付けたのでしょうか。そのため向かいの福井駅西口地下駐車場に車を移動し、そこで普通充電器に接続して充電しました。これから千里浜なぎさドライブウェイに向かいます。
1248 尼御前SA下りで休憩中に10分だけ充電。残216km。
1405 千里浜なぎさドライブウェイの先端にある、千里浜レストハウスに到着!ここにも普通充電器が。とりあえずせっかくなので充電。

名物「貝めし御膳」
名物「貝めし御膳」

名物「貝めし御膳」。

千里浜なぎさドライブウェイ 道路側
千里浜なぎさドライブウェイ 道路側

千里浜なぎさドライブウェイの終点から。こんな感じで海岸を直接走行できます。

千里浜なぎさドライブウェイ ビーチ
千里浜なぎさドライブウェイ ビーチ

海岸はこんな感じで、家族があちこちで海水浴や砂遊びなどを楽しんでいます。ちなみにここはトリップアドバイザーで、日本の海岸で一位。
1520 こんな感じで砂だらけの駐車場に充電器があります。最後の旅館に向けて出発です。
1707 無事最終目的地の「吉祥やまなか」に到着!残は26kmで余裕でした。黄色の点線が表示されていますが、これはバッテリーを保護するために出力制限がかかっている状態です。このあと「白鷺湯たわらや」さんに設置されている普通充電器を借りて充電します。

復路:福井から東京

7/19 1105 残256kmまで充電。ここの旅館はチェックアウト11時なのでゆっくりできます。ここからは比較的まっすぐ、寄り道せずに帰ります。
1422 残19km、レッドゾーンですが余裕で尾張一宮PA上りに到着。ここから浜松スーパーチャージャーまでは118.1kmなので、ほぼ30分フルに充電が必要です。実はここにはスタバがあるのだ。
1505 残142kmになったので尾張一宮PAを浜松に向けて出発します。

一桁倶楽部(笑)
一桁倶楽部(笑)

1620 残6kmで浜松スーパーチャージャーに到着!ここまで結構上りが長く、かなり電力を使ってしまいました。ただモデルSのメーターはちゃんとデジタルに1kmずつ減少していくので、予測もかんたん、安心してドライブできます。

浜松スーパーチャージャー
浜松スーパーチャージャー

ほぼ同時に3台のモデルSが到着して充電開始。4基あるので混雑の心配もありません。ここからは徒歩3分ほどで浜松SA下りに入れます。写真の背景にすでにサービスエリアが見えてますね。
1729 早めの夕食を食べてる間に残346kmまで充電できました。あとはノンストップで東京まで戻ります。
1942 残51kmで東京に到着!お疲れ様でした。往復でのトータル走行距離は1398.2km、消費電力量は306.8kWh、平均電費は219Wh/kmと、夏では今までで最も悪くなってしまいました。ハイグリップタイヤのせいか、255化によるものか、それともホイールの空力の問題か。なんとなく速度を上げれば上げるほど、今までより 急に悪化する気がしているのですが、なんでしょうね。今度は速度を抑え目にして試してみたいと思います。

データ

充電計画のExcelデータはこちらからダウンロードできます。

往路時刻運転時間充電時間標準値
km
走行距離
km
平均電費
Wh/km
東京出発13:15362
駿河湾沼津SA到着15:041:49227114.1219
駿河湾沼津SA出発15:460:42350
名古屋到着17:502:0493222.4216
合計時間3:530:42計4:35
合計走行距離336.7km
平均速度86.7km/h
(休憩除く)
73.5km/h
(休憩込み)
復路
山中温泉出発11:05256
尾張一宮PA到着14:223:1719204.9217
尾張一宮PA出発15:050:43142
浜松スーパーチャージャー到着16:201:156119.7217
浜松スーパーチャージャー出発17:291:09346
東京到着19:422:1351230.4238
合計時間6:451:52計8:37
合計走行距離555km
平均速度82.2km/h
(休憩除く)
64.4km/h
(休憩込み)

こちらが今回の旅行の結果データです。今回、一覧表では東京→名古屋間、山中温泉→東京間のみを記載しています。また往路では休日のゆっくり走行渋滞、復路では途中高速を降り、一般道を一部走行しています。復路では、もし山中温泉で満充電にできていたなら、浜松スーパーチャージャーでの1回の充電のみで500kmを楽に走行できることが分かりました。

浜松SAでは、ゆっくりと食事中に充電しましたが、その時のTeslaLogデータを見てみたいと思います。

浜松SC、残6kmからスーパーチャージ
浜松SC、残6kmからスーパーチャージ

グラフは黄が電流値A(右軸)、緑が出力kW(左軸)、青がSOC%(=バッテリー残量、左軸)、赤が電圧V(右軸)です。充電開始直後から330Aという大電流で充電が開始されています。日本のチャデモ規格では最大の50kW充電器でも125Aですから、実にその2.6倍の電流が供給されているのです。充電器出力が50kWを下回るのは約40分後。40分の時点でSOCは70%に達していますので、40分間で70%充電できて380 x 0.7 = 266km走行できる計算になります。
充電電流および充電器出力は、充電が進むにつれどんどん低下していることも分かります。つまり、スーパーチャージャーで高速で充電したければ、できる限りバッテリーを空に近くしてからスーパーチャージャーに到着し、充電を開始するのが良いということになります。電欠してしまっては元も子もないですが、このあたりも効率よく充電を終わらせるために、少しだけ気を付けてみると良いポイントです。実際のところは、食事休憩ではすぐ40-50分経過してしまいますので、長時間連続充電が許されているスーパーチャージャーはとても使いやすく、数分の時間短縮を努力して行うメリットはそこまではないのかも知れません。

今回の旅行でオドメーター(車両の総走行距離数)は50,000kmを超えました。来週、2回目の定期点検を受ける予定にしていますので、今回なぜ電費が悪化したのか、テスラの方にも少し聞いてみたいと思います。

この記事のコメント(新着順)23件

  1. 返答ありがとうございます。
    日産細型の充電器はテスラ限定で制限がかかっているということですね。
    リーフでの充電に関しては、温度による制限はすでにすべての日産細型機でかかっているようです。公共施設に設置された、認証なしの日産細型機ですら制限かかりましたので…
    真夏日ですと開始5分~10分で25kW、直前に充電していたら最初から25kWの制限です。

    >そのテスラの担当の方を教えてください(汗
    すみません、私もSAで充電中のテスラ社員に聞いたのみです。
    その方曰くですが、日本の法律で50kW以上では点検や担当者(?)が必要でそれを回避するために50kW×2で適宜分配しているとの話でした。
    確かにグラフによると120kW弱からスタートしていますので、そうなるとその方が言われていた内容は間違いですね。

    勉強になりました。ありがとうございますm(__)m
    長文で申し訳ありませんでした。

    1. tonro様、コメントありがとうございます。また日産細型充電器に関する、出力制限の情報ありがとうございました。これから老朽化に向かってどんどん出力制限はかかるようになると思いますが、きちんと充電器側で対策をせず、小手先の対策というところが気にはなりますね。実際に発煙しているのは冬でも起こっておりますので、これから先、バッテリーの大きな電気自動車がどんどん出てくるのに、大丈夫なのかな、、という印象を持ちました。

      >日本の法律で50kW以上では点検や担当者(?)が必要でそれを回避するために50kW×2で適宜分配
      (笑)確かに50kWを超えるといろいろ変わってきますが、4-6ストール(海外では12ストール)もあるのにそんな適当なやり方では、故障したときに困りますね。

  2. こんにちは!
    テスラいいですね!

    いくつか気になったので質問させてください(^^)/

    ・「日産細型の充電器で能力が十分でないため、テスラの場合だけ出力は25kWとかなり少なくされていますが」
    とありますが、日産細型の充電器はプログラム変更により内部の温度が高かった場合、リーフでも25kWに出力制限がかかるようになってしまっていますが、それとは別にテスラの制限もあるということですか?

    ・浜松スーパーチャージャーでですが、3台同時に充電されています。
    テスラの方に聞いた話では、1機につき50kWの出力ですが2機あいているとその出力を合計して100kWの出力にすると聞きました。
    となると、3台のうち2台は50kWで充電していたということになると思うのですが、どうでしたか?

    ・細かいことですが、タイヤサイズの扁平率とインチ数の書き方が逆です(^^;
    245/19R45→245/45R19
    タイヤ変えての電費ですが、19インチから20インチへの重量増と245から255へのサイズ変更とタイヤが新品になった影響でおそらくは10%程度は下がると思います。グリップ力の違いによってはそれ以上ですね。
    電気自動車は効率がよすぎるため、ガソリン車より明らかに影響するみたいです。

    1. tonro様、コメントありがとうございます。

      >日産細型の充電器はプログラム変更により内部の温度が高かった場合、リーフでも25kWに出力制限がかかるようになってしまっていますが、それとは別にテスラの制限もあるということですか?
      はい、もともと、テスラと日産の間の合意により、テスラ車の場合には日産細型の充電器が発煙してしまう可能性があるため、25kWに出力制限をかけるよう、テスラ側のファームウェアで対策がされました。その後、この制限を緩和するため、最初の20分間はフルパワー、そのあとは出力制限をかけるという方法に変更になったのですが、その後、日産側がファームウェアを書き換え、全テスラ車に対して出力制限をかけるような対策が行われているようです。またこの情報は多くの方からの情報を総合的に合わせて私が推測しているもので、確定情報ではありません。さらにその後、30kWhリーフが日産細型充電器にかける負荷が問題視され、またデマンドチャージを押さえる目的もあって、全国の日産販社において、出力制限が実施されている急速充電器が出てきているとのことです。
      本来44kWの急速充電器は、44kWの出力で継続して充電できなければならないのですが、日産細型の急速充電器に関しては、フィルターの清掃状況にもよりますが、44kW連続30-90分程度で発煙してしまうケースが見受けられました。この機種は冷却能力が十分でないうえ、冷却ファンの空気の取り込み口が本体下部にあるため周りの落ち葉などホコリを取り込みやすくフィルターが詰まりやすい、そして温度上昇に対するセンサーの対応が良くないため、停止せずに過熱してしまうケースが報告されています。

      >1機につき50kWの出力ですが2機あいているとその出力を合計して100kWの出力にすると聞きました
      そのテスラの担当の方を教えてください(汗 その情報は正しくないですね。
      スーパーチャージャーのアーキテクチャーでは、1基の充電器をストールと呼び、ストールはペアで設置されます。すなわち浜松のように4ストールの場合には、1A, 1B, 2A, 2Bというようにストールが割り振られています。このストール番号はスーパーチャージャーの筐体に貼られていますので簡単に見分けがつきます。ペアされているのは同じ番号のAとBです。すなわち、1Aと1Bがペア、2Aと2Bがペアです。ペアごとに150kWの充電器が接続されていますので、4ストールの場合の電力はピーク300kWとなります。
      各ペアは先に充電開始したほうが優先権を持ち、フルパワーを取り出すことができます。仮に二台の車、S1とS2がこの順に1A, 1Bストールに到着し、充電を開始したとします。S1とS2の到着時の電池残量がほぼ0とすると、S1はスーパーチャージャーの最大出力である120kW(333A)を引き出します。するとペアのストールである1Bには余った30kWがありますので、S2は30kWで充電を開始できます。S1は最初こそ120kWで充電をしていますが、少しずつ電流を下げていき、16分後くらいには90kWに減少します。この時点でS2には自動的に60kW(150-90=60)が割り当てられ、充電速度がスピードアップします。30分後にはS1が60kW、S2が90kWとパワーは逆転します。
      記事の最後のほうにTeslaLogの充電テレメトリーデータがありますので、そちらのグラフも合わせてご覧ください。

      >タイヤサイズの扁平率とインチ数の書き方が逆
      失礼しました!指が滑っていたようです(汗 すぐ直します。

      >19インチから20インチへの重量増と245から255へのサイズ変更とタイヤが新品になった影響でおそらくは10%程度は下がると
      なるほどですね。他の方からも、別ルートで、タイヤが新品になるとそれだけで最初の1600kmは5%くらい悪化する、という指摘を受けました。ありがとうございます。

  3. ありがとうございます。

    1)まずはコストと場所、それから見た目
    2)「資産価値向上」は納得性が薄い。「CO2削減」などはもっと薄い。
    3)コストの納得性が一番重要。
    4)コストの面を明確にしてから、管理組合、理事会に提起する。
    5)応援者を探す。

    大変参考になりました。
    ※ 設置する充電器に関しては、又、ご質問させていただくことがあると思います。
    本当にご丁寧に御回答戴きありがとうございました。

    次年度は、小生マンションの理事長になります。一気に“既存マンションの充電機器設置”に向け前進しようと思います。

    又、進捗を報告いたします。今はまだ、“ゼロ”ですが。

    1. がんばってください。自宅充電ができると、とても楽になりますからね。私の場合は通勤した先の職場で充電できるので(月極駐車場です、交渉して充電設備を設置しています)、何とかなってはいるのですが、たまに家でも充電できたら、と思うことはあります。
      なお話は変わりますが、実は米国の一部の州などでは、「マンションの管理組合は、マンションのオーナーが管理組合に対し、費用の自己負担で充電設備を作りたい、と要望を出した場合、これを拒否してはならない」という法律が成立し、施行されています。日本でも数年内にこのような法律が制定されるよう、微力ながら働きかけていきたいと思います。

  4. 残念ですが、既存マンションへの充電設備導入はハードルが高いとの事でした。

    一般社団法人 マンション計画修繕施工協会の資料参考にさせていただきます。EV(PHEV)の普及に、既存マンションへの充電施設導入は重要な要因であると考えます。小生のマンションは区分所有者8世帯の小さなマンションで、居住者の多くが古くから顔見知りという共同住宅です。

    難しい問題も出て来るとは思いますが、御指摘の管理会社、マンションデベロッパー、自動車ディーラーへ協力をお願いしながら、既存マンションへの充電施設導入を試みてみたいと思ってます。

    進捗を報告して行きたいと思います。とは云っても、まだ“ゼロ”の段階です。これからもご意見をいただければ幸いです。

    1. こんにちは。コメントありがとうございます。
      はい、私もそのうちまた交渉してみたいと思います。自分の場合は結構アンケート取ったりしていろいろ分かったことがあるので、ちょっとだけまとめておきますね。
      – 管理会社は協力してくれる可能性あり。それ以外は協力はしてくれない。もめごとの原因となるから。
      – 設置する上で課題となるのは、まずはコストと場所、それから見た目。場所は、長時間駐車になる可能性があるので注意する必要があるが、場所と見た目は管理会社経由で検討してもらうことができます。
      – コストは、おそらく、現時点での一般の方の認識では、「資産価値向上」は納得性が薄いと思います。「CO2削減」などはもっと薄い。そのため、お一人、または複数人でチームを組んで、コストを全額負担することをお勧めします。次に電気自動車にしたい、という人が現れたら、そのコストを負担してもらうようにすれば良いと思います。いったんはかなりお金がかかってしまいますが、進めるためにはコストの納得性が一番重要だと思います。
      – アンケートは取ってもいいですが、上記コストの面を明確にしてから取ったほうが良いと思います。そのためには、まず何を設置するのか、全部でいくらかかり、誰が負担するのか。場所と見た目はどうなるのか、をまとめておく必要があります。

      最後に、8世帯なら井戸端会議で相談して応援者を探すのもありかな?とも思いました。
      あと、設置する充電器ですが、非常に重要なポイントなので、安易に配線しちゃわないでください。テスラの可能性があるなら、ウォールコネクターは1個入れておいてよいでしょう。あと、200Vコンセントは、1つあたり20Aブレーカー・15A連続で配線するのが一般的ですが、少なくとも倍の容量の配線をあらかじめ敷設しておいてください。配線は10年以上使うものですから、余裕を持っておくとよいです。コンセントの近くに、フックみたいなものを用意しておくと、充電ケーブルをぶら下げるのに便利です。充電ケーブルが床に付くのを嫌う女性は非常に多いです。

  5. 初めてコメントします。
    総行程1400kmのレポート楽しみに拝見しました。実家への帰省お疲れ様でした。

    さて、
    これからEV(PHEV)の購入を検討しています。国産、輸入車、色々なEV(PHEV)に試乗しました。その圧倒的なトルク感に感心し、車としての面白さ、環境性、高燃費等、これから増々、EV(PHEV)の可能性を感じています。

    小生マンション暮らしです。EV(PHEV)のメリットを最大限に享受するには、普通充電設備で良いので、既存マンションの駐車場に200V普通充電器を設置したいと思うようになりました。共同住宅の場合、受益者、非受益者がいて、その導入には大きな壁が存在します。

    実際のところ、メーカー(ディーラー)、マンション管理会社、マンション販売デベロッパーに話を伺っても、“既存マンションへの充電器導入事例”、は経験が無く良く判らないとの事でした。マンション管理規定や駐車場管理規定等の変更、管理組合、理事会等での承認等、ハードルが高く、メーカー(ディラー)、管理組合等もあまり係りたくないというのが本音の様です。

    既存マンションへの充電器導入事例や、それをサポートして下さる団体等は有りますか?

    日本の住宅事情を考慮した場合、今後のEV(PHEV)普及には、販売側のメーカー(ディーラー)の関与、マンション管理会社等の積極的な関与が必要だと思います。

    何かお知恵があればお貸し戴けないでしょうか?

    宜しく御願いします。

    1. 私もマンションです。はっきりいって、既存マンションへの充電設備導入は比較的ハードル高いです。
      https://blog.evsmart.net/electric-vehicles/charging-at-home/
      こちらの記事にまとめてありますが、工事費込みで考えると50-100万円くらいは費用がかかってしまう可能性があります。これをまずは誰かが負担する形にしないと、マンションの総会の決議は取れないと思います。
      テスラのケーブル付き普通充電器は性能も高く価格も安いです。例えばマンション内に空き容量があれば、テスラのウォールコネクターと200Vコンセントを一つずつ、50Aブレーカーで入れておくと良いと思います。容量がない場合は200Vコンセントを2つとかでしょうか。
      予算に余裕があれば、20kWの急速も検討できます。電力会社からの引き込み要です。

      サポートしてもらうのは、まずは管理会社が良いと思います。

  6. 福井で同じ色の85Dに乗ってます。
    東京までのドライブを考えていたので詳細な情報とても参考になります。
    福井を楽しんで無事にお帰りくださいね。

    1. 山口様、えー、奇遇ですね。初期の濃紺ですか?この色は米国では人気のある色らしいんですが、日本では逆にあまり見かけないです。また福井にいらっしゃるとは。今度二台並べて写真撮りましょう(笑)
      福井から東京までは簡単です。山中温泉からでも314kmしかありませんので、フル充電しておけば浜松まで、そこから東京までは230km位なので、テキトーに30分-40分ほど充電しておけば、次はもう東京まで入れます。
      私の場合は旅館の普通充電器利用なので、多分明日の朝時点では60-70%位になる予定。192km先の尾張一宮PA上りでいったん休憩し、浜松につなぐ予定です。

  7. 15、16日 軽井沢より松本経由で158号線にて高山入り 途中 ひるがの高原で一泊。 東海北陸道利用し、引き続き158号線で大野から福井へ入りました。復路は北陸道から上信越自動車道にはいり、長野経由で帰途につきました。
    ひるがの高原から福井へは、東海北陸道の白鳥西インターを通過し更に上る油坂峠道路の無料区間を利用。九頭竜ダムまですぐでした。非常に快適な峠道です。
    復路の長野では インター近くのホテルに新たに設置されたスーパーチャージャーで充電。2日間すべてストレスフリードライブでした。
    新設のスーパーチャージャーは、本州/日本海側、太平洋側の ど真ん中ですので、様々な方面から長野経由されるユーザーには頼もしいサイトと思います。 
    Yasukawaさんも道中ご無事で、楽しんで下さい。

    1. あまやん様、ルートのご紹介ありがとうございます!福井県に住んでたのですが、九頭竜湖は行ったことがあっても、油坂峠道路はまだ開通してなかったころの記憶です。いずれ行ってみたいと思います。確かにそのルートだと長野方面も自由に行けますね。
      東京への帰りは、浜松スーパーチャージャーを利用する予定です!

    1. じゃむ様、はい!名古屋にとりあえずは到着し、どこに車を1時間置き去りにしようか考えてるところです!今晩でも明日の朝でもいいんですけどね。

  8. ご出発前のお忙しい中いろいろありがとうございます‼️

    エンゼルパーク駐車場には2箇所入口があり、それぞれのエリア内に普通充電器が2器ずつ設置されています。
    ラシックに近い方の入口のすぐ右側にある充電エリアはスペースが狭くプリウスでも手狭に感じるので、モデルSはかなりキチキチかと思います。
    パルコに近い方の入口から入る充電エリアは比較的余裕があったように記憶しています。

    いずれにしても、まずは急速充電器が空いていて、首尾よく充電できることをお祈りしています。
    本当にたまたまですが、私たちも明日は丁度松坂屋に行く予定です(笑)。

    横浜ナンバーの水色のプリウスPHVを見かけましたら、私の可能性が極めて高いので、ご遠慮なくお声掛けください。
    また、お知らせしておりますメールアドレスには、いつでもお気軽にご連絡いただければと思います。

    道中のご無事もお祈り申しあげます。
    次回のレポートを楽しみにしております。

  9. はじめまして、いつも充実した記事を掲載くださり、本当にありがとうございます。
    毎回とても楽しみに拝見させていただいております。

    私はプチEVマニアで、4年半ほど前からプリウスPHVに乗ってます。
    単なるしがない50歳のサラリーマンにもかかわらず、今回無謀にもテスラのモデルS(中古)をフルローンで購入してしまいました。
    ちょうど来週末に東戸塚で納車いただく予定です。
    自分でも一体何を考えているのか、全く意味不明ですが、可能な限り2台体制で楽しもうと思っています。

    八ケ岳南麓での自給的なコミュニティ創りが長年の夢なのですが、太陽光デザイナーの岸村さんという方が釧路で進めているスマートコミュニティプロジェクトを、八ヶ岳でも実現させ、いろいろなEVやPHEVなどをみんなで共有して楽しみたいと思っています。
    こちらが釧路スマートコミュニティー構想です。→http://www.kishimura.com/#!smart-community/ckra

    これまでは横浜での生活が長かったのですが、昨年から名古屋に来ておりまして、今回候補にあげていただいている松坂屋にもよく行きます。
    ちなみに南館の館内駐車場について本日総合案内所で確認しましたところ、急速充電器の時間制限はないとの回答でした。
    ご承知かと思いますが、この駐車場は車用のエレベーターで上の階まで昇る型式のため、入庫までに結構時間がかかります。
    またこの3連休はかなりの混雑が予想されているようで、待ち時間も長くなる可能性がありますので、ご参考くださいませ。
    私はいつも近くにあるエンゼルパーク駐車場の普通充電器をつかわせていただいております。

    今後もいろいろ学ばせていただきたいと思っておりますので、引き続きよろしくお願い申し上げます。

    1. いのりゅう様、コメントおよび貴重な情報をありがとうございます!そして、モデルS購入されたのですね。おめでとうございます!
      面白い車というかとにかくよく考えられているので、いろいろ試してみてください。EVマニアなら絶対に楽しめると思います。また納車後、ぜひTeslaLogというサービスを登録してみてください。こちらでかなりの量のテレメトリーデータが自動的に、24時間、無料で取得でき、グラフ化ができます。取れる情報は位置・エレベーション、車速、出力(=化石車では馬力に相当します)、SOC(バッテリー残量)、電費のリアルタイム値と移動平均値、車外・車内の温度などなど。ここ数日ちょっと調子が悪いようですが、試す価値はあると思います。八ヶ岳での試みも非常に面白く、興味があります。屋根の面積の活用というのは面白いですね。米国では追尾式のパネルもあるらしいので、そのあたりや蓄電回りの技術革新を期待したいと思います。

      松阪屋の件、ありがとうございます。松坂屋であつた蓬莱軒に行くというのが現実味を帯びてきました。エンゼルパークって公園の下みたいなところのやつですよね。そこも使ったことあります。一回行ってみて、良さそうならそこで食事もしようと思います。

  10. いつもレポート楽しみにしています。
    私も軽井沢ー長野ー高山ー福井ー石川ー富山ー新潟ー長野ー軽井沢で移動検討中です。
    お互いに気をつけて楽しいドライブを。

    1. あまやん様、コメントありがとうございます!何か面白いスポットを見つけて報告したいと思います。いつも数字ばかりでつまらないと思うので(笑)
      高山行かれるのですね。今はいい時期なのではないでしょうか。高山方面から福井というのは新しい大野を通る国道・トンネルですか?あそこ、実際どんな感じか、もし通られる機会があれば教えてください。下呂や高山に寄った後、福井方面に抜けられる道は結構貴重だったりするので。
      お気をつけて。

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この記事の著者


					安川 洋

安川 洋

日本アイ・ビー・エム、マイクロソフトを経てイージャパンを起業、CTOに就く。2006年、技術者とコンサルタントが共に在籍し、高い水準のコンサルティングを提供したいという思いのもと、アユダンテ株式会社創業。プログラミングは中学時代から。テスラモデルX P100Dのオーナーでもある。

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