テスラ『モデルY』パフォーマンスにスタッドレスタイヤを装着

EVsmart号として活躍しているテスラモデルYパフォーマンスにスタッドレスタイヤを装着しました。私自身いろいろ調べながら&実際に交換してみてわかったことがあったので、モデルYユーザーのタイヤ交換に参考になればと思います。

テスラ『モデルY』パフォーマンスにスタッドレスタイヤを装着

SSRの18インチホイールで装着可能でした!

今回タイヤ交換を行ったモデルY(パフォーマンス)は、2022年10月までEVsmart運営会社だったアユダンテの社用車です。EVsmartブログ含めて運営会社はENECHANGEに移行いましたが、アユダンテ安川社長の協力をいただき、今後も「EVsmart号」として活躍を続けてくれる予定です。

さて、モデルYへ装着したのは、以前の社用車であったモデル3に装着していた冬タイヤホイールセットです。これが、モデルYにそのまま装着できるのかが最初の関門でした。事前にタイヤショップに聞いてみると「装着は厳しいのではないか」との回答でしたが試してみると超ギリギリで履くことができました。

テスラモデルYパフォーマンスモデルにスタッドレスタイヤを装着
ギリギリの収まり

実は今回装着したSSRのホイールでは、下の写真で丸囲みした短く突き出ているボルトが干渉して、そのままでは装着できません。このボルトはモデル3の時にもあり、テスラ純正ホイールでは裏側にはボルトが逃げる溝があるので干渉しません。

2019年頃にテスラに聞くとこのボルトは「外して問題ない」との回答。このボルト自体はローター取り外し時に浮かせるための長いボルトをさす穴に蓋をしているだけなので、外しても支障ないという説明でした。モデル3は外した状態で3年間7万km走り回りましたが運用に支障は無かったです。モデルYもこのボルトが付いており外さないとSSRは装着できません。

テスラモデルYパフォーマンスモデルにスタッドレスタイヤを装着
モデルYパフォーマンス 前後に該当ボルト有

いざ装着。タイヤの回転に問題ないかのチェックをしてもらいました。フロントは余裕とのことでしたが、リアのディスクローター裏側がギリギリでした。貼り付けるバランスウェイトが太いものだと干渉してしまうかもしれません。

テスラモデルYパフォーマンスモデルにスタッドレスタイヤを装着
リアの裏側

タイヤも流用しておりモデル3サイズのものを強引に履いたので、見栄えが少しチグハグに感じます。本来であれば18インチホイールの場合、255/50/18あたりがモデルYには適切なタイヤサイズになります。

テスラモデルYパフォーマンスモデルにスタッドレスタイヤを装着
タイヤサイズが235/45/18なのでバランス悪い状態

タイヤ選びもサイズがたくさんあり私自身も調べるまでは訳が分かりませんでした。適切なタイヤサイズでないとタイヤ外径の違いで車の車速メーターがずれてしまい車検にも影響があるのでお気を付けください。また、タイヤには荷重指数(LI)というものがあり車両重量が重たいモデルYを支えるだけの性能があるタイヤは数値が100以上のもの推奨とのことですのでこちらも注意点です。
テスラモデルYパフォーマンスモデルにスタッドレスタイヤを装着

値段と製品詳細

SSRホイール+最適タイヤを購入した場合の金額感です。ホイールもタイヤもこの数年で値上げされていますね。TPMS(Tire Pressure Monitoring System=タイヤ空気圧監視システム)の注文は、以前はテスラサービスへの問い合わせ注文でしたが、テスラショップ一覧に掲載されていました。

ホイール
SSR GTX01 18インチ 8.5J ダークシルバー 
1本(税込) 36,000円前後×4=144,000円

タイヤ VRX2→現行VRX3
ブリヂストン ブリザックVRX3 245/50R18 104Q XL
1本(税込) 43,000円前後×4=172,000円

TPMSセンサー
1本(税込) 9,100円×4=36,400円

総額352,400円※交換工賃除く

他のホイール候補は?

ほかにもモデルYに履けるスタッドレスを調べてみました。

①テスラ純正

テスラオーナー向けメールでスタッドレスの案内がありました。

タイヤ込みで80万円越え、、21インチに至ってはスタッドレスですらなくウインタータイヤになります。テスラショップの商品一覧には載っていないのでteslaアプリからサービスに問い合わせして購入するみたいです。

テスラモデルYパフォーマンスモデルにスタッドレスタイヤを装着
以前、テスラで買うタイヤは市販よりも安かったですが、、高騰してます。

テスラのモデル3、モデルYのパフォーマンスモデルはキャリパーやディスクローターが大型化してます。モデル3の場合はSRやLRグレードに履いている純正18インチと19インチをモデル3パフォーマンスへ装着することは出来ないのでヤフオクやメルカリでの中古購入などはご注意ください。

また、モデルY RWDに履いている純正19インチと20インチをモデルYパフォーマンスへ装着可能なのか、もし試したことある方いらっしゃいましたら情報提供をお待ちしております。
ちなみにモデル3パフォーマンスの純正20インチをモデルYパフォーマンスへ取り付けることは可能でした。中古で購入できればお得かもしれません。

テスラモデルYパフォーマンスモデルにスタッドレスタイヤを装着
モデル3パフォーマンス純正20インチを履いた例

②社外ホイール
大前提として保安基準の「JWL刻印」が入っているホイールを選びましょう。刻印なしでは車検に通りません。質の良くない格安中国製ホイールもたくさん出回っており走行中破損してからでは元も子もないです。タイヤも含め、車の足回り変更はテスラのタイヤ交換作業実績のあるプロのタイヤ屋さんに諸々確認してもらうことをおすすめします。
※ちなみにテスラ純正は中国の工場製造

1.マルカサービス TW027黒19インチ
テスラ専用設計でホイールを展開。こだわりぬいたデザイン設計でコスパよくカッコいいホイールだと思います。テスラのカスタムで有名な大阪のビーライトさんでも取り扱っているホイールです。タイヤは「ヨコハマ IG70 255/45R19 」が適応おすすめとのことです。

テスラモデルYパフォーマンスモデルにスタッドレスタイヤを装着
デザイナーさんは若く活気あるチームでした

2.MAK VOLTAGE FF 19or20インチ
すでに楽天でほぼ売り切れているホイールです。純正の半額でタイヤ付きが買えます。コスパが一番優れているホイールだと思います。テスラ専用設計で全テスラに適応するサイズを出しており装着に安心感があります。

3.T-SPORTLINE
テスラ専用に開発されたアメリカのブランドです。値段は高いですが、テスラ純正に近いデザインをしています。フィッティングも間違いなく純正より安く済みます。

社外ホイール選びの注意点

・TPMSセンサーの取付できるか
ホイールによってはTPMSセンサーを取り付けてもエア漏れするので加工の必要あり。
TPMSの認識は車が勝手にしてくれるので特に設定は不要ですがトランクに入れた交換済みタイヤのセンサーが反応することもあるみたいです。

・PCDサイズに気を付ける
モデル3とモデルY→5H114.3(PCD114.3)
モデルSとモデルX→5H120(PCD120)
モデルYにモデルXのホイールは入りません。※変換スペーサー使えば入りますが非推奨
モデル3にモデルSのホイールは入りません。

・ホイールの太さ(J)に気を付ける 
カスタム好きでツライチを目指す方以外は純正のJに沿ってホイール選びしましょう。Jが適切でないとタイヤがホイールハウスにぶつかります。特にフロントは9j(モデル3、S、X)/9.5j(モデルY)超えてくるとハンドル切った際にホイールハウスにぶつかります。

・ボア径の確認する
ボア径が小さいホイールを買うと履けません。
テスラは全車種ハブ径が64.1mmなのでこれ以上なモノ+ハブリングで調整しましょう。パワーがある車なのでハブリング使った方が良いとのことです。

・ホイールナットのHEXを気を付ける
テスラはナット止めです。テスラ純正では→「HEX21mm M14×1.5Thread」のナットサイズです。ホイールによっては21mmが入らず「HEX19mm M14×1.5Thread」を買う必要があります。(例→VOSSEN)

テスラの足回り数値詳細情報はこちらへ

タイヤ屋さんでの交換注意点

・テスラの締め付けトルク
締め付けトルクは175Nmとタイヤ屋さんに伝えましょう。
普通車の場合で約100~120Nmで、軽自動車の場合は約80~100Nmとされていますのでパワー、重量がある車であることを改めて認識します。

・ジャッキパットを持参すること
タイヤ交換の際にフロアジャッキを車に当てて持ち上げます。その時に車側のジャッキポイントが壊れる事例があるとのことです。テスラ公式では販売されていませんがアマゾンなどでパットを購入しタイヤ屋さんには付けて交換するようにお願いしましょう。「ジャッキリフトパット テスラ」と検索すれば色々とヒットします。

・中古のスタッドレスタイヤはやめましょう
タイヤは新品買いましょう。プライベートで年式が古いスタッドレスタイヤでつるつる滑る経験をしたのでタイヤはケチらないことと学びました。新品で1本2万円ほどのNANKANへ替えましたがドライで少し横滑りというか撓む感じがしています。EVsmartモデル3では新品VRX2を履いていて全く滑らない素晴らしいタイヤだと実感。次は現行のVRX3を買ってみます。

・タイヤ交換完了後はディスプレー内でタイヤインチ数を変更する

テスラの設定の中にホイール構成というものがあります。交換後は同じインチの設定へ変更しましょう。なお、再起動がかかるので停止しているときに実行お願いします。走行中に変更すると画面が真っ暗になり速度もすべて数秒間見えなくなります。

以上、テスラモデルYのスタッドレス化についてでした。

モデル3が発売された当初もスタッドレス化の情報が全くなく困り果てていました。ぜひモデルYオーナーの皆様、スタッドレス化しましたら情報をテスカスフォーラムへ書き込んでいただけるとこれからオーナーになる方の為にもなりますので情報提供お待ちしてます。

テスカスフォーラム→モデルYの冬タイヤどうする? 

文/石井光春

この記事のコメント(新着順)3件

  1. MYPにMYR向けの純正20インチホイール(インダクションホイール)を取付けています。全く問題なく取り付けられます。

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この記事の著者


					石井 光春

石井 光春

10年落ちドイツ車を所有しつつレンタカーで様々な車を楽しんでいました。 初期日産リーフに乗ってから電気自動車に興味を持ち、AnycaでテスラモデルSP100Dを借りてテスラ購入へ。過走行気味な2台(モデルS &モデル3)の点検様子などもお伝えできればと思います。 続々と発売される新しい電気自動車に乗ってみたい今日この頃ですが、欲しい車はAudi TTRSです。

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