元記事:Tesla Literally Ascends to New Heights, Installs New Supercharger at Everest Base Camp by Eva Fox on 『TESMANIAN』
テスラは精力的に充電ステーションネットワークを拡大しており、最近その数は25,000台を超えました。面白いのがその場所で、文字通りほぼ世界の頂点に達したのです。テスラはエベレストのベースキャンプがある町にスーパーチャージャーをローンチしました。
Arriving Everest Base Camp with Tesla Model 3 🏔️🚗 pic.twitter.com/ouWCJK7aaF
— Tesla Asia (@Tesla_Asia) September 6, 2020
中国テスラは車の人気が上がるのに合わせて、積極的にスーパーチャージャーネットワークを広げています。今回新しく数百台の充電器を設置した際、数台がエベレストのベースキャンプに届けられました。テスラが成都市とティンリ県を繋ぐ、風光明媚で人気のルートに11台のスーパーチャージャーを設置したおかげで、顧客の旅はより楽しいものになります。
中国テスラは、
私達は2,500キロ以上、海抜4,000メートル以上を13カ所、20以上の有名な景観の中を運転しました。
と書いています。
スーパーチャージャーが設置された最も高く険しい場所は、チベットのティンリにあるルーフ・オブ・ザ・ワールドホテルで、ベースキャンプがあるところです。したがってこれからテスラのオーナーは世界で最も美しい場所の1つに、充電の心配をせず旅行することができます。
2020年9月、エベレストのベースキャンプにテスラが初めて到達しました。社が今回のルートを計画したのは、これがきっかけかもしれません。中国からモデル3ロングレンジを使って、息をのむような光景を見ながらエベレストまで旅をした男性は、318号線(深圳市~成都市~ラサ~エベレスト)の5,500kmを見事走破しました。
エベレストまで充電の心配はまったくありませんでした。日中走るのに車の電池容量は申し分なく、夜は充電器のあるホテルに泊まったようです。しかしスーパーチャージャーが設置された今、この旅はさらに気軽にできるようになりました。
(翻訳・文/杉田 明子)
世界で一番高い山のベースキャンプに設置!っていうインパクトでの宣伝効果を狙ったものだろうけど山奥でも送電線さえ来てるなら設置できることを示すのは面白いですね
EVの利点の一つが僻地でも電気があれば充電できることですし
安川さま
ご丁寧な返信ありがとうございます!
たしかに120-150感覚であれば良さそうですよね!日本の高速の場合、保有台数1%未満なのにすでに充電渋滞起こしてるところをみると、仮に20%普及させると考えるとそれだけで数としては単純計算で20倍必要になりますね。。
ところで、自動車メーカーが主導権を握るという話がありましたが、そもそも今の外部充電の単価が安すぎるということはないですか?外食したら当然家で食べるより高いわけで、ガソリンと同等かちょっと安いくらいの値付けにすれば多少採算取れるのかなと思いましたが、どうでしょうか?
EVと日本の将来 様、コメントありがとうございます。
そうですね、やはり最低一か所に20-40基程度は必要になると思います。今のように、SAの脇に作るのではなく、駐車場部分にケーブルのみ、高圧部分は別の場所に設置するよう設計すべきでしょうね。
今の充電インフラで、単独で採算を考えると、規模が小さすぎるので安すぎる、ということになると思います。実際、海外のEAやIONITYでは日本の数倍の価格になっています。しかし、実際には自動車メーカーがコストを負担し、少し安く充電できるようにしています。
テスラだけはかなり安いですね。ここはビジネスモデルの設計能力が問われるところだと思います。
安川さま
勉強になります。当方、充電器の設置を考えているものですが、みなさん自宅充電と外部充電はどのくらいの割合で使われていますか?
あと、欧米が2030ねんまでに何十万基の設置計画を立ててますが、実際どのくらいの密度で充電インフラ整えれば利便性に問題ないと言えるでしょうか?個人的な感覚で良いのでご教示頂けますと幸いです。
EVと日本の将来 様、コメントありがとうございます。
>>自宅充電と外部充電はどのくらいの割合
私は年間23000km走行で、おおよそ自宅の割合は70%です。また通勤は往復30km未満。一般の方は、年間走行距離が少なく、そして多い方は通勤の割合が多い可能性があると思いますので、それなら自宅充電の割合はさらに上がると思います。おおよそ80%くらいでしょうか?
>>欧米が2030ねんまでに何十万基の設置計画を立ててますが、実際どのくらいの密度で充電インフラ整えれば利便性に問題ない
これは難しい問題ですね。ご参考までに、米国Electrify Americaでは150km程度、欧州IONITYでは120kmくらいの間隔で、超急速充電器が設置されています。通常の車両の航続距離が300kmとすると、冬は230km程度は走行可能。仮に80%充電すると180km位なので、150km間隔なら多くの長距離電気自動車は最低でも各駅停車していれば旅行できる、ということになります。
欧州ではアウトバーンなど電費がとても悪くなる地域がありますので、さらに余裕を見ているのではないでしょうか?
アリアの初回限定の価格がでました!
最低660からで納車は今年末とか!?
ますますテスラのひとり勝ちが見えてきたかも😅
こんなところに設置して利益は出るんでしょうか?ただでさえ充電スタンドの利益率って少ないので、土地代と設備費、維持費を考えたら赤字になりそうですけど。というか、テスラのスーパーチャージャー事業自体黒字なのかも疑問ですね。英語の決算書は読めないのでわからないので。
EVは高いよ 様、コメントありがとうございます。以前の決算書ではスーパーチャージャー事業は利益が出ているような書き方をしていた記憶があるのですが、最近の決算書にはそのような記述はないですね。そういう意味では単体では赤字の可能性もあると思います。実際おっしゃるように黒字化は難しい。なぜなら自宅充電があるからです。
だから充電スタンドは、自動車メーカーが主導権を握る必要があるのです。自動車を、サブスクリプションで収益化しないと電気自動車の経営は難しい。そこに気づいているかどうかだと思います。充電ネットワークはAppStoreのバックエンドのサーバー代みたいな認識をすべきなのだと思います。