アウディが電気自動車『e-tron』のバーチャル試乗やタイムトライアル大会を開催

GWの初日、アウディジャパンから、もうすぐ日本でも発売予定の電気自動車SUV『e-tron』をバーチャルリアリティ空間で試乗できるサービスを期間限定で提供する知らせが届きました。さっそく、やってみようと思ったのですが……。

アウディが電気自動車『e-tron』のバーチャル試乗やタイムトライアル大会を開催

『e-tron Sportback』がバーチャルの世界で⽇本初登場

アウディから届いたニュースリリースは、仮想空間上のイベントである『バーチャルマーケット4』に自動車メーカーとして初出展、日本導入予定の電気自動車SUV、Audi『e-tron Sportback』のバーチャル試乗などが楽しめる、というものでした。

公式サイトに案内ページが公開されているので、テキストリンクを貼っておきます。

『Audi Virtual Showroom in Virtual Market 4』

このバーチャルイベントの開催期間は、4月29日(水)〜5月10日(日)23時まで。メールでニュースを受け取って、そのままスマホでやってみようと思いましたが、VR用のプラグインというか、アプリをインストールする必要があり、利用はパソコン限定です。

ちょっと「面倒だな」と思いつつ、読者のみなさんに感想レポートをお届けするために「なにはともあれやってみよう」と、説明に従ってアカウント作ったり、Steam(スチーム)というアプリケーションを仕事用のMACにインストールしてみたのですが……。アカウントは作れたものの、どうやってもうまくイベント空間に入ることができず、体験するのは諦めました。

エラー表示された、ここで挫折。そんなに深追いはしてません。

ちなみに、無事に『バーチャルマーケット4』の世界に入ると、e-tronの魅力を体験できる様々なコンテンツが用意された『Audi バーチャルショールーム』や、『e-torn Sportbackバーチャル試乗体験』などのコンテンツが楽しめる、ようです。

さらに、Audiバーチャルショールームに訪問された方限定で、日本での販売後、すぐにAudi e-tronに試乗できる『Audi e-tron事前試乗予約』の受付も実施されている、そうです。

役立たずのレポートでごめんなさい。興味のある方、チャレンジしてみてください。

『Gran Turismo』でもタイムトライアル大会を開催!

さらに、2020年5月1日(金)~ 5月15日(金)まで、プレイステーション4の人気ソフト『グランツーリスモSPORT』の配信イベントとして、『Audi e-tron Vision Gran Turismo Challenge』を開催するというニュースもありました。

アウディの思いは、以下の通り(プレスリリースより引用)です。

アウディ ジャパン株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:フィリップ ノアック)は、#stayhome (外出自粛) の大切さを共有し、自宅での楽しみを提供するために、今年後半、日本市場に導入される電気自動車Audi e-tronのバーチャル近未来モデルAudi e-tron Vision Gran Turismoによる、タイムトライアル大会 Audi e-tron Vision Gran Turismo Challengeを開催いたします。

本大会は、新型コロナウィルス感染拡大防止の緊急事態宣言をうけ、学校に行けない子供たち、外出できないモータースポーツファン、そしてレースに参戦できないドライバーにむけて、自宅で楽しめるモータースポーツの楽しみを提供するものです。

この大会では、PlayStation®4用ソフトウェア『グランツーリスモSPORT』を使用して、2018年にはリアル(実車版)Audi e-tron Vision Gran Turismoが走行した、日本のHome of Audi Sportともいえる富士スピードウェイを舞台に、最速ドライバーを決める熱いバトルが繰り広げられます。優勝者にはリアルAudi R8のサーキット体験等、豪華賞品を用意しています。

アウディ ジャパンは、この大会を通じて、本国で開催中の#RaceHome Charity Racing Seriesとともに、あらためて#stayhomeの大切さと、#AudiTogetherを伝えていきます。

これも、体験してみてレポートできればよいのはやまやまですが、私はもはや、プレステはおろかゲーム用デバイスは何一つ持っていません。

準優勝者にはAudi R8 Coupéミニカー(サイズ:1/18)、3位にはAudi Sportベア(サイズ:約20cm *Audi Sport DTMモデル レーシングスーツ着用オリジナルベア)といった賞品も用意されているようなので、我こそはと思う腕自慢の方、ステイホーム週間中の退屈をぶっ飛ばすチャレンジをお楽しみください。

参加者のハンドルネームとかがどの程度共有できるのか知りませんが、モータースポーツジャーナリストの大串信先輩はたしかグランツーリスモ大好きだったので、読者のみなさんのチャレンジを受けて立つよう、情報をお伝えしておきたいと思います。(引き合いに出すこともお伝えしたら、大笑いで快諾いただきました。w)

4/28、大串さんのFacebook投稿

と、大串さんにお知らせしたら、すぐに「チャレンジしてみた」と返事がありました。アカウントは「hinata-ya」。初回チャレンジはトップから3秒遅れで順位は200位オーバーだったとのこと。「電気自動車は難しい」と言う大串さんのタイムアップにも期待しています。

リアル『e-tron』の登場を、心待ちにしています!

残念ながら私はどっちも楽しむことができませんが、緊急事態のステイホームにあえぐ社会に向けて、ユニークな試みを提供してくれるアウディの思いには共感します。

とはいえ、待ち遠しいのは「今年後半」とされているリアルな『e-tron』の日本登場です。現実世界の日本で試乗が可能になったら、『EVsmartブログ』でも、なるべく早く詳細なレポートをお届けしたいと思います。

出たとしても自分は買えないけど、R8 e-tron も見てみたい。

Stay at home 週間。みなさん、気をつけてお過ごしください。

(文/寄本 好則)

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この記事の著者


					寄本 好則

寄本 好則

兵庫県但馬地方出身。旅雑誌などを経て『週刊SPA!』や『日経エンタテインメント!』の連載などライターとして活動しつつ編集プロダクションを主宰。近年はウェブメディアを中心に電気自動車と環境&社会課題を中心とした取材と情報発信を展開している。剣道四段。著書に『電気自動車で幸せになる』『EV時代の夜明け』(Kindle)『旬紀行―「とびきり」を味わうためだけの旅』(扶桑社)などがある。日本EVクラブのメンバーとして、2013年にはEVスーパーセブンで日本一周急速充電の旅を達成した。

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