木野 龍逸– Author –

編集プロダクション、オーストラリアの邦人向けフリーペーパー編集部などを経て独立。1990年代半ばから自動車に関する環境、エネルギー問題を中心に取材し、カーグラフィックや日経トレンディ他に寄稿。技術的、文化的、経済的、環境的側面から自動車社会を俯瞰してきた。福島の原発事故発生以後は、事故収束作業や避難者の状況のほか、社会問題全般を取材。Yahoo!ニュースやスローニュースなどに記事を寄稿中。原発事故については廃棄物問題、自治体や避難者、福島第一原発の現状などについてニコニコチャンネルなどでメルマガを配信。著作に、プリウスの開発経緯をルポした「ハイブリッド」(文春新書)の他、「検証 福島原発事故・記者会見3~欺瞞の連鎖」(岩波書店)など。
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クレジットカード決済で6kW普通充電可能な「BellChargeつくばスポット」を現地レポート
2022年8月8日、Bell Energyが茨城県つくば市内にクレジットカードで簡単に決済ができる普通充電スポット「BellChargeつくばスポット」を開設しました。面倒な認証手続きが不要の充電器は貴重です。さっそく現場確認に行ってきました。 前時代的な現状のシ... -
2022年テスラ株主総会ポイント解説〜2030年までに年間2000万台生産へ!
テスラ社のイーロン・マスクCEOは、2022年8月に開催した株主総会で今後の計画に言及する中で、2030年には年産2000万台を達成するために10から12のギガファクトリーを建設する準備ができていることなどを明らかにしました。株主総会の概要をお伝えします。 ... -
千葉県がEV所有者対象に災害時電力供給ボランティアへの登録制度を開始〜全国へ拡大を
千葉県は電気自動車(EV)などの所有者を対象に、災害時に避難所などで電力供給に協力してもらうボランティアの登録制度を開始しました。EVを災害対応に使う制度は自動車OEMが市町村と協定を結ぶ動きが広がっていますが、県レベルではまだ少数です。千葉県... -
BYDの電気自動車『ATTO 3』試乗レポート〜新ブランド日本参入が、楽しみ!
電気自動車の乗用車で日本市場への本格参入を発表した中国のBYD。導入の第一弾となるe-SUV『ATTO 3』に、短時間ながら試乗してきました。はたして、走りや品質の実力はいかがなものか。中国製電気乗用車初体験のインプレッションレポートです。 『ATTO 3』... -
テスラ2022年Q2決算〜上海ロックダウンを克服して着実な成果を強調
テスラ社は現地時間の2022年7月20日に、2022年第2四半期(4~6月)の決算を発表しました。生産台数、納車台数が前期から減少した影響で総売上高が5期ぶりに圧縮されましたが、前年同期比では大幅なプラスになっています。決算の概要をお伝えします。 【参... -
日産サクラ公道試乗レポート〜次はぜひ「6kW普通充電」を!【木野龍逸】
ようやく乗ることができました。日産自動車と三菱自動車工業のJV、MNKVが手がけた軽サイズの電気自動車、『サクラ』と『eKクロスEV』です。日産と三菱がそれぞれ行ったメディア向け試乗会に参加できたのでした。軽EVの第一印象は「これ、いいなあ」でした... -
BMWの電動スクーター『CE 04』で箱根へ日帰りツーリング〜彫刻の森で100%充電!
梅雨明けが例年より1か月も早く訪れた酷暑の平日。電動バイクで東京から箱根峠を越えて帰ってくるというミッションに挑戦してきました。ツーリングの友はBMWの『CE 04』です。普通二輪免許で乗ることができるバイクの中ではアッパークラスの電動スクーター... -
テスラが2022年第2四半期の台数速報を発表〜前期より減少も納車台数の前年同期比は26%増
テスラ社は2022年7月2日(現地時間)、2022年第2四半期の生産台数と納車台数がいずれも前の四半期を下回ったことを発表しました。四半期ベースで生産台数が前期より減ったのは、新型コロナが猛威をふるっていた2020年の第2四半期以来、2年ぶりです。ただし... -
シトロエン『Ami Buggy』が17分28秒で完売〜日本でも、あたまのネジを何本か外してEVを作ってみて欲しい
シトロエンは2022年6月22日、50台限定で発売した超小型電気自動車(EV)『アミ』の特別仕様車『アミ・バギー』が、販売開始から18分弱で売り切れたことを発表しました。見た目がかわいいドアレスの『アミ・バギー』と合わせて、筆者が思わず連想した情報を... -
東京都が電気自動車への補助金増額&新築へのEV用充電設備義務化へ
東京都が電気自動車導入に向けて積極的な動きを見せています。EV購入時の補助金を従来の45万円から最大75万円に増額するほか、新築の建物にEV用充電設備の設置を義務付けることを含んだ条例改正の方針を打ち出しました。新たにわかった2022年度の東京都の...