アンケート実施中! EV充電器の美しい未来を目指す気鋭のベンチャー企業に「あなたの声」を届けよう

「温泉旅館やゴルフ場に予約できる普通充電器があるといいな」とか。高速道路の急速充電器とともに「目的地充電」は多くの電気自動車ユーザーを悩ませてきました。目的地充電インフラ拡大を目指すベンチャー企業の『プラゴ』が、ユーザーの声を集めるアンケートを実施しています。「あなたの声」が新しい未来に繋がるかも!

アンケート実施中! EV充電器の美しい未来を目指す気鋭のベンチャー企業に「あなたの声」を届けよう

PLUGO×EVsmart の共同調査を実施しています

脱炭素社会の実現に向けて世界のEVシフトが本格化。日本でもEVとサステナブルな電力(つまりは再生可能エネルギー発電)普及によるモビリティの脱炭素実現が注目されています。

EVsmartブログでも、さまざまな記事で再三提言しているように、日本のEV普及にとって大きな課題が充電インフラの拡充です。当面のポイントは ①高速道路SAPAへの高出力器複数台設置、②宿泊施設レジャー施設などへの目的地充電設備設置の拡大、③集合住宅や月極駐車場への充電設備設置拡大、といった課題の解決がとくに急務です。

はたして、日本のユーザーは、電気自動車ライフにどんな悩みを抱いているのか。また、ことに目的地充電設備においてどんなインフラのあり方を望んでいるのか。デザイン性に優れた次世代の普通充電器開発と普及を進めている『株式会社プラゴ(PLUGO)』と『EVsmart』で、今、共同調査(ウェブアンケート)を実施しています。

【アンケートはこちら】
電気自動車ユーザー向けアンケート調査
※Googleフォームによるアンケート。数分で回答できる内容です。回答は1回限り。

プラゴは2018年設立のベンチャー企業です。デザインとして美しくない電気自動車用充電器が「環境のノイズ」として乱立していきそうな現状を危惧して、さまざまな空間と調和するデザイン性を身にまとい、アプリを通じて予約ができたり簡単に認証課金ができるといった「おもてなし」をコンセプトにした次世代の普通充電設備を開発、普及を目指した取り組みを進めています。

この『EVsmartブログ』では、代表取締役の大川直樹氏と、チーフ・デザイン・オフィサーである山崎晴太郎氏の思いをインタビューした記事も紹介したことがあります。

【関連記事】
予約可能な電気自動車用普通充電器『PLUGO BAR』の真価を探る!(2020年9月11日)

プレミアムなゴルフ場などに設置事例が増加中

宍戸ヒルズカントリークラブ。

今年4月には、プロツアーの開催コースとしても知られる『宍戸ヒルズカントリークラブ』が『PLUGO BAR』をはじめとする電気自動車用充電器を設置。宍戸ヒルズカントリークラブからは「今後社会的にEV車が増えることが予想されている中、先回りの取り組みとしてプラゴを導入しました。導入のポイントは、PLUGOの予約機能です。電気自動車においては、ゴルフ場利用者様が充電ができると思ってご来場いただいたのに、充電ができなかったというような可能性を、可能な限り排除することは、おもてなしとして、よりベターだと考えています」というコメントが発表されました。

プラゴでは現在の主力アイテムである『PLUGO BAR』のほか、最初の開発アイテムである『PLUGO WALL』や、車止めが充電器になる『PLUGO BLOCK』のコンセプト(2022年発売開始予定)などを発表しています。

『PLUGO BLOCK』のプロトタイプ。

今回のアンケートは空間と調和した利便性の高い普通充電設備の開発を目指すプラゴが、実際のユーザーの声を集めて今後の商品やサービスの開発に繋げようという目的があります。つまり、EVユーザーであるみなさんの「声」が、普通充電の新しい景色を生み出す可能性がある、ということです。

アンケート設問の多くは簡単な選択式で、数分で回答できる内容です。とはいえ「電気自動車の充電サービスについての不満やエピソード」とか「電気自動車の充電サービスについて、こうなってほしいといった考えやリクエスト」など、記述式でユーザーならではの思いを伝えられる項目もあります。

アンケートに回答いただいた方から抽選で150名には、Amazonギフト券500円分プレゼントの特典も。

回答の締切は8月31日の予定です。日本ではまだ「イノベーター」、先駆者たるEVユーザーのみなさまの声、お待ちしています!

(文/寄本 好則)

この記事のコメント(新着順)17件

  1. EVカーで遠出をする際にやはり充電について気になります、長時間の充電が待てない場合に急速充電設備パーキングのはしご巡りの指示等をもらいつつ余裕を持ってドライブを楽しむのが現在のEVカーとの付き合い方かなと思っています。

  2. リーフユーザーの立場から書きます。
    リーフは充電ポートが車両先端にあります。
    なので、通常の後ろ向き駐車ですとケーブルが先端に届く位長いことが使える条件になります。
    ケーブルが長い事は滅多にありませんので、短いケーブルが付いているよりかは充電コンセントだけの方がマシだったりします。
    そんな状況ですので、大抵の目的地充電ではリーフは前向き駐車をします。
    前向き駐車ですと、
    ・通路が狭い場合、車両間の間隔が十分空いていないとと停め辛い
    ・車両間の間隔が狭い場合、通路が十分広くないと停め辛い
    という条件が成り立ちますので、「通路が狭くて車両感覚も狭いところに普通充電器が有っても利用できない」ということになります。
    お願いしたい事は、この、停め辛い駐車マスを避けた設置を希望します。

    そういう意味では、普通充電器としての製品開発の観点では、ケーブルが長い製品、或いは家庭用掃除機のように伸び縮みするケーブルの製品があると嬉しいです。
    リーフでもホンダeでも、本当は普通に後ろ向きで車庫入れ駐車をしたまま充電したいユーザーが殆どだと予想します。

  3. 知人が電気自動車に乗っていますが、60万円ほど、補助金が出たのを、喜んでいました。

  4. 色々試して自分が変わりたかったので応募しました。
    良さなどブログや」SNSでつたえていきたいです
    私の感想聞いてくださいよろしくお願いします。

  5. ガソリン車乗りですが、次は絶対にEV買おうと思っている者です。アンケート答えてみたかった。。。充電器設備無しの分譲マンションなのでEVを買う時には充電器設置を交渉しようと思っています。もっと集合住宅への充電器後付けに関する記事がみたいです、ご検討よろしくお願いします!

    1.  マンション暮らし、充電設備無しでも大丈夫です。私は6年近くほぼ急速充電だけで乗っていますが、電池の劣化は経年変化とあまり変わりません。設置にはかなり時間がかかるか、管理組合に時期尚早と言われて終わります。それを待つことなく、是非EVの購入をご検討ください。買ってから交渉し始めればいいのではないでしょうか。なければないでなんとかなりますよ。

    2. NOLAさん、コメントありがとうございます。
      EVを検討している理由の一つが「家充電が圧倒的に便利そう」なので交渉はしてみたいと思っています。でも急速だけでも全く問題ないと改めて知ることができ良かったです!

  6. 話のピントはずれますがーーーー
    新宿区高田馬場 東京都住宅供給公社では、普通充電器付き駐車場つき 賃貸 募集を始めてます。料金は不明です?まだ1台ですが これからの賃貸マンションの先駆けですね。

  7. 充電器の設置場所に公共の施設がない事、
    他に所有する車にディーゼル車がない事、
    結果、実情とは違う回答になっちゃった。

  8.  投稿ではありません。昨日、ネットのニュースで報道されましたがイーモビリティがNEXCOと提携して大規模な充電設備建設の方針がでたとのこと。非常に興味があるので、詳報をお願いします。昨日の時点でイーモビリティのサイトには何もでていません。

    1. NOLA さま、コメントありがとうございます。

      eMPの四ツ柳社長へのインタビュー記事を、現在作成中です。今しばらくお待ちください。

  9. i-MiEV(M)乗りですが、気分はイノベーターでなくアーリーアダプターですww中古購入後まだ3年半、いきなり飛びつかずある程度データを集めてから導入でしたんで。
    早速アンケートにお答えしてきましたが、自身の回答は本職絡み、理解頂けるかどうかは不明ですがひとまず声として上げておきました。

    駐車ブロックにEV充電器を内蔵あるいは関連付ける案は面白いですが、意外にブロックは固定してても圧力で動くことがあるので電気屋としては不安がありますね…ブロックが破損して漏電でも起きればブレーカーが飛びますし、実際降雨でコンセントが濡れただけでもブレーカーが飛んで充電できなくなるケースはありますから。

    1. ヒラタツさま、ありがとうございます。

      >気分はイノベーターでなくアーリーアダプター
      ヒラタツさんの情熱的電動ライフはこうしたマーケティング用語には収まらない気もします。強いて言えば、パイオニア、かな。

      これからもよろしくお願いいたします。

    2. 寄本さん言葉選びエエですね!パイオニアは有難きお言葉m(__)m
      たしかにアーリーアダプターといいながらも電気本職の中ではイノベーターというかパイオニア的存在です。電気工事・設備保安の現場においても電気自動車はまだマイナー、本職の知識知恵と電気自動車を組合せる例もごく稀。
      まずは強電系EV乗りのパイオニアとして、自ブログや動画などに成果を記していこうと思います。では。

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この記事の著者


					寄本 好則

寄本 好則

兵庫県但馬地方出身。旅雑誌などを経て『週刊SPA!』や『日経エンタテインメント!』の連載などライターとして活動しつつ編集プロダクションを主宰。近年はウェブメディアを中心に電気自動車と環境&社会課題を中心とした取材と情報発信を展開している。剣道四段。著書に『電気自動車で幸せになる』『EV時代の夜明け』(Kindle)『旬紀行―「とびきり」を味わうためだけの旅』(扶桑社)などがある。日本EVクラブのメンバーとして、2013年にはEVスーパーセブンで日本一周急速充電の旅を達成した。

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