ディズニーシーの新テーマポートを先行体験
日本のEVユーザーに向けて「まずは一回使ってみて!」ということでしょう。急速充電器を中心に充電スポット拡大中のENEOS Charge Plusが、20分間の急速充電をするだけで東京ディズニーシーの新テーマポート「ファンタジースプリングス」先行プレビューに抽選で100組200名を招待するENEOS Charge Plus「Dream Charge‼キャンペーン」(入場日時は5月24日(金)9:30〜13:30)を実施しています。
期間は2024年1月15日(月)10:00~3月31日(日)23:59まで。少しお知らせ記事が遅くなりましたが、まだまだチャンスに間に合います。抽選は期間終了後に行われ、1800名にファンタジースプリングスグッズが当たる「Wチャンス」もあるので、幸運に出会える確率はかなり高いのではないでしょうか。
Dream Charge‼キャンペーンに参加(応募)するには、公式サイトからのエントリーが必要で、会員であれば1回エントリーするだけで、期間中、ENEOS Charge Plusで「20分間」の急速充電するごとに自動的に応募されます。
● Dream Charge‼キャンペーンサイト(公式)
ENEOS Charge Plusの会員ではなく、●e-Mobiliy Powerロゴ又はチャージスルゾウロゴの入ったカード、●ENEOS Charge Plusに連携していないEneKey又はモバイルEneKey、●電子マネー、●各種クレジットカード(ワンタイムパスワード認証)などの決済で利用した場合でも、20分の急速充電ごとに応募が可能。ただし、非会員の場合は充電する度に専用サイトからのエントリー手続き(フォームに必要事項を記入)が必要になります。
Amazonギフトカードが当たるキャンペーンも同時開催
さらに、「10分間」の急速充電をするごとに、1500円分のAmazonギフトカードが毎週抽選で100名(合計で1100名!)に当たるキャンペーンも同時開催。
これも、会員、非会員ともに以下の公式サイトからエントリー可能で、会員は1回のエントリーで自動的に応募、非会員の場合は都度応募する必要があるのは同じです。
● Amazonギフトカードキャンペーンサイト(公式)
ENEOS Charge Plusは、系列のSSを中心に商業施設等にも設置基数を拡大中。月額会費は無料の充電サービスなので、EVユーザーであればスマホアプリをインストールして会員登録しておくのがお得への近道ですね(公式サイトの案内ページはこちら)。
それぞれのキャンペーンの詳細は、ENEOS Charge Plus公式サイトでチェックしてください。
カードの発行には1650円(税込)の手数料が必要。私は話題のネタに作成しましたが、スマホアプリの場合、会員登録後すぐに利用可能で手数料もかかりません。
2025年に1000基を目指して拡大中!
ENEOS Charge Plusについては、2022年11月のサービス開始当初から、いくつかの記事を紹介してきました。
【関連記事】
EV経路充電サービス『ENEOS Charge Plus』のポイントと期待をユーザー目線で確認してみた(2023年2月28日)
ガソリンスタンドでEV充電できるとどうなる? 『ENEOS Charge Plus』現地体感レポート(2023年3月4日)
EV用急速充電スポット激増中! ENEOS Charge Plus が年度内に約500基まで拡大(2023年11月29日)
昨年11月のインタビューでは、EV事業推進部 EV事業企画グループマネージャーの西山拓雄氏から、高速道路SAPA近郊のSSへの高出力器設置や従量課金への対応などについても、前向きな言葉を聞くことができました。多様な認証課金システムを利用できるENEOS Charge Plusだからこそ、充電器の進化には業界全体のコンセンサスや仕組みの確立が前提とはなるでしょうが、きちんとEVユーザーの利便を考えてくれているのを感じることができました。
2025年度末までに1000基の設置目標に向けて、2023年度の目標としていた「約500基」の新設も、3月末までに達成できる見込みとなっているようです。
先日、今年からEVsmartブログ執筆陣に加わってくれた烏山氏の「ビジター充電体験記」を紹介しました。日本のスタンダードになっているe-Mobility Power(eMP)の充電カードは、急速・普通併用プランの月会費が4,180円。各自動車メーカーが発行するeMP連携の充電カードも、この金額をベースにして月額料金が必要(新車購入後1年間無料などの優遇はあるものの)です。
月額の基本料金は0円で、最大出力50kWの急速充電が、会員は46.2円/分、非会員でも49.5円/分で利用できるENEOS Charge Plusの価格は、EVユーザーにとって納得感が高い設定といえるでしょう。
私自身、現在はメーカーや車種を問わずに加入できた(現在は新規加入不可)日産ZESP3カードを保有しています。でも、2年半後に契約が切れたら、もう「月額会費が必要な充電カードはなくていいか」と思案中。願わくば、eMPがENEOS Charge Plusを参考にして、月額無料で認証が便利になる「ゲスト充電カード」とか新たに発行してくれないものかと期待しているところです。
ともあれ、ENEOS Charge Plusの設置基数が増えて、健全な急速充電スポットの選択肢が増えるのは大歓迎。プロジェクトの着実な進展を応援しています。
文/寄本 好則