長野県白馬村に電気自動車で集まる『ジャパンEVラリー白馬2025』が開催されます。12回目の今年の日程は7月12日(土)〜13日(日)の2日間。最新EV・PHEV試乗会やEV白馬ナイト(懇親会)、日曜朝の「EVパレード」など恒例のプログラムとともに、「EVミーティング」では「EVは不便な乗り物か?」をテーマに、参加者の思いを発信します。今年もみんなで集まりましょう!
※この記事はAIによるポッドキャストでもお楽しみいただけます!
夏の白馬はEVで訪れるだけでも気持ちいい!
2025年7月12日(土)〜13日(日)の2日間、今年も長野県白馬村で『JAPAN EV Rally(ジャパンEVラリー)白馬2025』が開催されます。参加申込は特設サイトで受付中。申込の締め切りは6月20日(金)の予定です。
【特設サイト】
JAPAN EV Rally 2025
ジャパンEVラリー白馬は電気自動車(EV)普及と発展を目指すイベントで、一般社団法人日本EVクラブ(代表理事:舘内端)が、地方支部である白馬EVクラブとともに主催しています。
合い言葉は「いざ、白馬!」。ラリーには「集合離散」という語意もあり、全国各地から電気自動車で白馬へのドライブを楽しもうというのが目的です。2011年ごろ、市販EVのロングドライブはそれだけで「冒険」でした。全国各地から集まる魅力ある場所として世界に名だたる高原リゾートである白馬村での開催を計画。2回のプレイベントを経て2014年に第1回を開催し、今年が12回目となる世界屈指の伝統をもつEVイベントです。
多くの宿泊施設に充電設備があるEVパラダイス
ジャパンEVラリー白馬における最大のミッションは、EV、PHEV、FCVなど走行時にCO2を排出しない(もしくは低排出)電動車で夏の白馬を楽しむこと。たとえば東京都世田谷区の私の自宅から白馬村(道の駅はくば)までの距離は260〜270kmくらいで、以前の30kWhリーフから約49kWhのバッテリーを搭載したコナへの進化を確認しつつロングドライブを満喫するのにちょうどいい感じです。
なにより、夏の白馬村をEVで走るのが気持ちいい。夏休みシーズンが始まる時期なので、家族で訪れても多彩な遊びを楽しめます。早くからEV普及に取り組んできた白馬村は、多くの宿泊施設がEV充電設備を設置している、いわば「EVパラダイス」。EVでの白馬の旅を存分に楽しみましょう。
イベントとしてのコンテンツはこんな感じ。
【7/12(土)】
●EVオーナーズコミュニケーションエリア
集合場所&メイン会場となるエイブル白馬五竜第3駐車場を参加者に開放。会場内のフリースペースは椅子を出してくつろいだり、ビニールプールを持ち込んで涼むのもOKです。
●最新EV・PHEV試乗会
EVに精通したジャーナリストやスタッフ(インストラクター)が同乗し、ドライビングのアドバイスや車の説明などが付いた試乗会。白馬村内の試乗コースは約30分の快適なルートです。試乗した方々に車の採点とともに感想文を書いていただき翌日の表彰式で集計結果を発表、「Top of the EV in HAKUBA」を選出します。
●懇親会「EV白馬ナイト」
白馬村内のピザや地ビールがおいしいお店で懇親会。EVオーナーならでは体験をテーマにした「EVあるあるビンゴ」大会も開催予定。
【7/13(日)】
●EVパレード
集まったEVやPHEV、FCEVの全車で白馬村内をパレード。駐車場に戻って集合写真を撮影します。
●EVミーティング
エイブル白馬五竜 エスカルプラザのホールで開催。白馬に集まったEVオーナーと協賛各社の方々を交えてEVについての本音を語り合うスペシャルコンテンツ。今年のテーマは「EVは不便な乗り物か?」です。EVが不便な理由として指摘されることが多い「一充電走行距離」や「充電時間」などについて、参加者のEVオーナーのみなさんがどう感じているのか、さまざまな意見を集めたいと思っています。ファシリテーターは私が務めることになると思うので、後日、EVsmartブログの記事として発信します。
個人的に、マイカーが中古リーフからコナになったことや、高速道路SAPAに高出力複数口設置の充電スポットが増加しているおかげで「EVは不便」という考え方はすでに時代遅れの認識だと感じています。
また、12日(土)14時〜16時30分には環境エネルギー政策研究所(ISEP)が主催する「EV地方創生フォーラム」が、エイブル白馬五竜 エスカルプラザでジャパンEVラリーと同時開催される予定になっています。
EVオーナーのみなさん、7月の白馬で会いしましょう!
文/寄本 好則
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