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EVならではの「オール電化キャンプ」を満喫〜『EV Summer Camp 2025』参加者募集中!

EVならではの「オール電化キャンプ」を満喫〜『EV Summer Camp 2025』参加者募集中!

AC100V電源を取り出す「V2L」なら手軽で快適。EV仲間が集まって化石燃料使用禁止の「オール電化キャンプ」を楽しむ夏恒例の『EV Summer Camp 2025』が開催されます。EVやPHEVオーナーはもちろん、EVが気になるエンジン車オーナーも参加OK。EVsmartブログ編集部も参加します。みなさん、一緒にくつろぎましょう!

目次

8月2日(土)〜8月3日(日)に開催

昨年のBEVキャン。夜明けに富士山を望むの図。

EVで集まり、化石燃料は使わない「オール電化キャンプ」を楽しむイベント『EV Summer Camp 2025』が開催されます。EVからAC100V電源を取り出す「V2L(Vehicle to Load)」機能を備えたヒョンデIONIQ 5のオーナー発案で2022年に始まり、今年で4回目の開催。テスラ車をはじめ他社EVオーナーの参加も増えて、今回から主催は「EV SUMMER CAMP 2025 実行委員会」となりました。

土曜の夜には「EVナイトミート by テスカス」開催予定。去年も盛り上がりました。

8月2日(土)〜3日(日)の開催に向けて、特設サイトやチケット販売ページが開設されて、参加申込の受付が始まっています。EVsmartブログ編集部も、寄本のマイカーであるKONAなどで参加の予定。みなさん、一緒にオール電化キャンプを楽しみましょう。

【イベント概要】
EV Summer Camp 2025

<日程>
2025年8月2日(土)11:00〜8月3日(日)16:00(最終退場時間)

<会場>
TREE LINE chillax field
静岡県富士宮市人穴791-1
https://maps.app.goo.gl/Q14hCAcZDo3rGQieA

<料金>
一般チケット:5500円/台(ドライバー1名のキャンプ場利用代含む)
内燃機関車参加チケット:2000円/台
(同乗参加者)
大人:1500円/人
中高大生:800円/人
小学生以下:無料

※料金はすべて税込。

日曜夜はヒョンデ車オーナー限定の「Hyundai NIGHT!」開催

さらに今年はヒョンデモビリティジャパン協賛のスピンオフイベントとして、8月3日(日)の夜、ヒョンデ車オーナー限定の「Hyundai NIGHT!」が開催されます。Hyundai NIGHT!への参加には別途チケット(1500円/台 ※3日夜のキャンプ代含む)が必要です。

とはいえ、昨年の EV Summer Camp では、出展していたヒョンデのブースで、V2Lの電気で作った「EVラーメン」や「EVかき氷」、さらにはONIQ 5をカスタマイズしたモバイルサービスカー「Qちゃん」に設置したカウンターで本格的なノンアルカクテルなどをふるまってくれていました。スペシャルナイトとなる今年、チケット代を超えたお楽しみを期待しちゃいます。

【スピンオフスペシャルイベント】
Hyundai NIGHT!

<日程>
2025年8月3日(日)15:00~8月4日(月)12:00

<料金>
参加チケット:1500円/台
※ヒョンデ車オーナー限定

飲み放題の生ビールサーバーを用意!

例年の恒例サービス、EV Summer Camp の会場では日暮れになると生ビールサーバーが開栓されて、キンキンに冷えた生ビールを飲み放題で楽しめます。ただし、もちろん有料で、チケット販売サイトでビールサーバーチケットを事前に購入しておくことが必要です。

ビールサーバーチケットは土曜日1泊分が1500円。日曜夜も楽しむ「2Days」が2500円となっています。

会場では参加日などの収受は行わないとのこと。参加チケット、ビールサーバーチケットなどは事前にチケット購入サイト(Peatix)で購入しておきましょう。

【関連情報】
『EV Summer Camp 2025』
公式特設サイト
チケット購入サイト(Peatix)

オール電化の車中泊キャンプで設営も撤収もラクチン

EVsmartブログ編集部は、ご縁あって2022年の第1回から毎年この EV Summer Camp に参加しています。このイベントがユニークなのは、キャンプ場では化石燃料使用禁止の「オール電化キャンプ」であること。薪や炭を燃やすのは化石燃料ではなく基本的にカーボンフリーですが、参加者には焚き火や炭火BBQをする人はなく、みんな、LEDランタンやIHコンロ、電気ケトルなどをフル活用して、思い思いの時間を過ごしています。

私自身、エンジン車時代から息子を連れてよくキャンプには行き、炭火BBQや焚き火が大好きだったけど、ホットプレートやIHコンロでBBQなどを味わうオール電化キャンプはとてもお手軽。ここ2年はテントを張るのも止めて、車中泊で寝るようにしたので、設営や撤収が抜群にラクチンなことを実感しています。ガスランタンの熱くなった金属部にうっかり触れてヤケド! なんてこともありません。

EVから電気を取り出すのは、V2Lコンセントやアダプターを備えているBYDやヒョンデのEV、トヨタ、三菱のPHEVなどであればとても簡単。ホンダのN-VAN e: もV2L機能を搭載したし、新型リーフもコンセントなどを備えることが発表されました。参加者にはV2L機能が装備されていないテスラ車オーナーの方も多いですが、ポータブル電源や、12Vの補機用バッテリーから電気を取り出す「DC/ACインバーター」などを活用してオール電化キャンプを楽しんでいます。

2024年、EVsmartブログチームのキャンプサイト。

ひとり息子が就職&結婚して家を出て、最近はプライベートでキャンプに行く機会はめっきり減ったものの、毎年恒例の EV Summer Camp は大事なリラックスタイム。もう30年近く前、奮発して購入したスノーピークのタープをずっと愛用していましたが、今年はより設営が簡単でお気軽なワンタッチタープテントを新調。折りたたみのLEDソーラーランタンも買い足しました。

あとは、当日の好天を祈るのみ。みなさん、富士山麓で会いましょう!

文/寄本 好則

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この記事を書いた人

兵庫県但馬地方出身。旅雑誌などを経て『週刊SPA!』や『日経エンタテインメント!』の連載などライターとして活動しつつ編集プロダクションを主宰。近年はウェブメディアを中心に電気自動車と環境&社会課題を中心とした取材と情報発信を展開している。剣道四段。著書に『電気自動車で幸せになる』『EV時代の夜明け』(Kindle)『旬紀行―「とびきり」を味わうためだけの旅』(扶桑社)などがある。日本EVクラブのメンバーとして、2013年にはEVスーパーセブンで日本一周急速充電の旅を達成した。

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