タイムズが「EV体験キャンペーン」を実施〜カーシェアリングの電気自動車を活用しよう!

タイムズモビリティ株式会社が、2023年9月8日〜10月1日まで、カーシェアリングサービス「タイムズカー」会員向けに、電気自動車の『リーフ』と『bZ4X』の利用で使えるeチケットが当たるキャンペーンを実施します。シェアEVは各地の新幹線駅近くなどにも配備。どしどし使ってEV導入を応援しましょう!

タイムズが「EV体験キャンペーン」を実施〜カーシェアリングの電気自動車を活用しよう!

9月9日の「世界EVデー」に合わせて実施

タイムズのコインパーキングを活用したカーシェアリングサービス「タイムズカー」を展開するタイムズモビリティ株式会社が、9月9日の「世界EVデー」に合わせて、2023年9月8日(金)から10月1日(日)まで、タイムズカー会員向けに、電気自動車(EV)の日産『リーフ』とトヨタ『bZ4X』の利用料金に充当できる電子優待券「カーシェアeチケット」が抽選で合計1000名に当たる「クイズに答えてEV(電気自動車)に乗ろう!」キャンペーンを実施します。

タイムズカーではかねてEVシフトへの対応に積極的で、2019年からリーフを100台、2023年2月からはbZ4Xを24台導入してきています。

今回のキャンペーンは、世界EVデーに合わせて、EVを気軽に体験できる機会を提供し、EVが身近な存在という認識を拡げ、EV普及に貢献することを目的としています。

キャンペーンの概要は以下の通り。特設サイトでクイズに回答してフォームを送信すれば応募できます。ただし、会員限定なので、事前にタイムズカーの会員になる必要があり、個人プランの場合、月額880円(税込)の基本料金(利用料金に充当可能)が必要です。

「クイズに答えてEV(電気自動車)に乗ろう!」キャンペーン

期間/2023年9月8日(金)〜2023年10月1日(日)まで
対象者/タイムズカーの個人プラン・家族プラン・学生プラン、法人会員

<特典>
①【リーフ限定】30分カーシェアeチケット(抽選で800名)
②【bZ4X限定】30分カーシェアeチケット(抽選で200名)
※エントリーはひとり1回限り

対象車両/全国に配備されている『リーフ』、『bZ4X』
特設サイト/クイズに答えてEV(電気自動車)に乗ろう!キャンペーン

EVのシェアカーは新幹線線駅近くにも配備

日産リーフ

リーフやbZ4Xがどこに配備されているのかは、タイムズカー公式サイトの「ステーション検索」→「車種から探す」で検索できます。

面倒だな、という方のために、それぞれの検索結果ページのリンクを貼っておきます。

日産リーフの検索結果
トヨタbZ4Xの検索結果

リーフのリストは93件で5ページに分かれています。bZ4Xは1ページで20件。リリースの台数より少ないのは、きちんと調べてないですが、複数台を配備したステーションがあるのだと思います。

ともに、東京都や神奈川県、愛知県、大阪府、福岡県といった大都市中心。名古屋、京都、新大阪、広島、博多といった新幹線の基幹駅近くにもステーションがあるので、レール&EVカーシェアで活用するにも便利そうです。

「レール&カーシェア」などのモビリティ変革を応援したい

タイムズカーでは、駅近くのコインパーキングにマイカーを停めて鉄道を利用する「パーク&ライド」や、長距離は鉄道で移動して、旅先での移動に駅近くのシェアカーを利用する「タイムズパーキングレール&カーシェア」が可能で優待料金を活用できるステーションを増強するなど、モビリティ変革への取り組みにも前向きです。

エンジン車をEVに「置き換える」だけでは、脱炭素社会構築への貢献は限定的。タイムズカーのようなカーシェアと公共交通機関を組み合わせ、EV活用を拡げるMaaSの進展はとても重要なポイントだと思います。

私自身、マイカーリーフを購入してからはカーシェア会員は脱退したままになっていましたが。今度、取材などで名古屋や大阪などへ行く機会があったら、タイムズカーのEVシェアを利用して、タイムズの取り組みを応援しようと思います。

ともあれ、今回のキャンペーンにもできるだけ大きな反響があることが、ひいてはタイムズカーのEV導入促進にも繋がるはず。入会が必要なので非会員の方は「必要に応じて」ということですが、すでにタイムズカー会員の方はぜひクイズに回答してエントリーしてくださいまし。

ちなみに、9月9日が「世界EVデー」だってこと、迂闊にも知りませんでした。

調べてみると、EV用急速充電器などのグローバルメーカーであるABBとGreen.TVが、2020年に共同で立ち上げた「eモビリティの重要性を世界的に認識する日」ということです。

ただ、今日ググってみてもタイムズカーの今回キャンペーンのリリースが検索結果トップページに表示されるし、世界でもあまり盛り上がってはいないようです。なにかと「●●デー」が好きな日本で、もっと盛り上がるといいですね。また、せっかくタイムズさんのようにEV導入に前向きな事業者は少なくないと思うので、シェアカーなどにもっと導入しやすい、国産大衆的EVの車種バリエーションがもっともっと増えることを期待しています。

文/寄本 好則
※冒頭写真はトヨタbZ4X。

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					寄本 好則

寄本 好則

兵庫県但馬地方出身。旅雑誌などを経て『週刊SPA!』や『日経エンタテインメント!』の連載などライターとして活動しつつ編集プロダクションを主宰。近年はウェブメディアを中心に電気自動車と環境&社会課題を中心とした取材と情報発信を展開している。剣道四段。著書に『電気自動車で幸せになる』『EV時代の夜明け』(Kindle)『旬紀行―「とびきり」を味わうためだけの旅』(扶桑社)などがある。日本EVクラブのメンバーとして、2013年にはEVスーパーセブンで日本一周急速充電の旅を達成した。

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