レースは朝のうちに予選、午後4:45に決勝スタート。その間、各車に1基ずつ200V普通充電コンセントが割り当てられ、充電するという方式でした。今回のレースはチューニングクラスとノーマルクラスの2クラス制で戦われ、チューニングクラスでもモーター・バッテリー等の駆動系(NISMO専用VCMは装着可)は変更不可とのこと。急速充電してしまうとバッテリーが過熱して性能を発揮できなくなってしまうため、長時間かけて普通充電するのですね。ここら辺の工夫はEVレースならではのノウハウだと思います。今後、バッテリー冷却システムが装着できるようになれば、急速充電器を使ったレースも可能になるのかも!?
チューニングクラスとノーマルクラスの違いは、リーフ用ニスモVCMとSタイヤ、サスペンション等の変更が許可されるか、という部分ですね。
塚本奈々実選手が乗るゼッケン773の黒リーフ以外にも、女子カート部シュアラスター女子カート部リーフ、ゼッケン777に乗る武村奈々花選手にもEVsmartのステッカーを貼って走行していただきました。武村選手は何とまだ10代!ということで、将来の活躍にも期待です。
会場にはリーフのレース仕様車である「日産リーフニスモRC」も展示されていました。こうやって見てみると案外GTカーっぽく見える?レース結果はこちら。
この日産リーフチャンピオンレース、今シーズンは第二戦が9/3日曜日、第三戦が12/2土曜日、同じく筑波サーキットで開催予定です。同日、レーサーの方々が走行する予選と一緒に走行(混走)する「走行会」、そしてレースが終了した後サーキットでのスポーツ走行を体験していただく「体験走行」もありますので、サーキットに行ったことない、走ったことない、という方は一度足を運んでみてはいかがでしょうか?走行会(ヘルメット必要)はリーフ以外のEVやプラグインハイブリッド車など、体験走行はリーフ以外のEVも走行が可能だそうです(PHEVは不可)。