試乗も無料。EV普及について考えましょう

「第29回日本EVフェスティバル」（主催／一般社団法人 日本EVクラブ）が、2023年11月25日（土）、東京・お台場の東京国際交流館で開催されます。

日本EVフェスティバルが初めて開催されたのは1995年のこと。前年の1994年に代表理事である自動車評論家、舘内端氏の呼びかけでEV普及に取り組む市民団体として日本EVクラブが発足。エンジン車をEVにコンバートする「EV手作り教室」を開催し、会員のみなさんが手作りしたEVを思う存分走らせるお祭りとして開催したのが始まりでした。

その後、筑波サーキットなどを会場として回を重ねてきましたが、市販EVの車種が増えてくるなどの状況を受けて2020年から東京に会場を移し、多くの方がEVの魅力を体感し、EV普及について考える機会となるイベントとなっています。

開催概要

第29回日本EVフェスティバル

【日時】
2023年11月25日（土）10:00～16:00

【会場】
東京国際交流館 プラザ平成 (お台場）・シンボルプロムナード公園
東京都江東区青海2-2-1
（アクセス）

【後援】（予定）
環境省、国土交通省、経済産業省、東京都

【主催】
一般社団法人日本EVクラブ

【協賛】
ダイハツ工業株式会社
ニチコン株式会社
日産自動車株式会社
一般社団法人 日本自動車連盟
株式会社パワーエックス
ビー・エム・ダブリュー株式会社
フォルクスワーゲン グループ ジャパン株式会社
三菱自動車工業株式会社

【協力】
本田技研工業株式会社

無料の試乗会は先着順

参加費無料の「最新EV＆PHEV試乗会」は先着順で当日受付。受付時間は午前が10時〜、午後が12時30分〜となります。

もちろんご自身が運転しての試乗が可能で、助手席（同乗のご家族のご希望で臨機応変に）にはEVsmartブログにも寄稿いただいている片岡英明さん、御堀直嗣さん、諸星陽一さんをはじめ、斎藤聡さん、まるも亜希子さんなどの著名ジャーナリストが同乗して、EVやPHEVについての説明やドライブのコツをレクチャーしてくれる「eドライブレッスン」を行います。

また、会場では「最新EV展示／メーカー展示」を実施。さまざまな市販EVを間近でチェックできます。

おもなプログラム紹介

12:00～15:30
EVシンポジウム

EV関連企業からのプレゼンテーションに加え、日本EVクラブ有志によるオンラインイベント「EV未来プロジェクト」の公開ディスカッションを開催。「明日のクルマは誰がつくる」をテーマに、EVシフトの可能性やモビリティの進化について考えます。

EVシンポジウムへの参加は事前申込が必要です。

申込フォームはこちら。

10:00～16:00
最新EV展示／メーカー展示

国内外の自動車メーカー最新のEVを展示。パワーエックスの蓄電池型超急速充電器ハイパーチャージャー（模型）の展示や、ニチコンのV2L機器パワー・ムーバーでEVから電気を供給して淹れたてのコーヒーを来場者にふるまう「ニチコンカフェ」のブースもあります。

10:00〜16:00
EV関連企業／自治体展示

シンポジウムが開催される3階のホールには、EV関連企業や自治体の取り組みを紹介するコーナーが。当日、会場で行われる「デジタルスタンプラリー」のチェックポイントにもなっています。

デジタルスタンプラリーは、スマートフォンで二次元バーコードを読み込んで専用アプリをダウンロードすれば誰でも参加可能。設定されたポイントをクリアした方への賞品も用意されています。

13:00〜14:00
Kids 電気カート組み立て体験

電気カートの組み立てを体験することで、電気自動車の仕組みを理解することができます。小学校４年生以上、親子で参加してください。参加費は無料ですが、事前の参加申込が必要です。見学は自由、当日参加できる可能性もあるので、希望の方は総合受付に問い合わせてみてください。

申込フォームはこちら。

さらに、12:30〜と15:15〜の2回、ジャーナリストのまるも亜希子さん、御堀直嗣さん（予定）によるトークショーが行われます。

来年3月には日本初のフォーミュラEの舞台ともなるお台場で、電気自動車を、見て、乗って、知って、楽しみながら考えるイベントです。有意義な１日をお過ごしください！

文／寄本 好則