テスラ モデル3の日本での注文ページが「もうすぐ公開」とイーロン・マスク氏がツイート!

2019年4月25日(日本時間26日未明)、テスラCEOのイーロン・マスク氏が日本向けの「モデル3」注文ページがもうすぐ公開される旨のツイートを行いました。ときには株価を動かしてしまうような重大発言がしばしば飛び出すイーロン氏のツイッター。今回の発表は、日本でモデル3を待ち望んでいるみなさんにとって「待ってました!」という情報ですね。

テスラ モデル3の日本での注文ページが「もうすぐ公開」とイーロン・マスク氏がツイート!

気になるツイートがこれ。

「イギリスでモデル3の注文ページが来週には公開されて、日本、オーストラリア、ニュージーランド、香港の注文ページもすぐに続いて公開されます」という内容です。これはすべて自動車が左側通行の国や地域です。いよいよ、右ハンドル仕様の生産が本格的に始まったと考えていいでしょう。

今までは、日本国内からモデル3のオーダーページに行こうとすると、スペックや仕様は何も明記されていない「予約ページ」が表示されていました。

テスラジャパンのモデル3「予約」ページ

注文ページが公開されるということは、グレードやオプション設定などを含めた「日本仕様」も決まったということになります。先日、モデル3の試乗車(アメリカ仕様)を借りたときに担当者と立ち話をした際には「オートパイロットのオプション設定や価格など、まだ日本仕様の詳細は検討中」とのことでした。また「できるだけわかりやすい、シンプルな価格設定にしたい」という話もありました。

はたして、日本での仕様や価格がどうなるのか。明日からはゴールデンウィークが始まりますが、来週以降、テスラジャパンのウェブサイトにますます注目したいと思います!

(寄本好則)

この記事のコメント(新着順)13件

  1. 私はmodel sを2台 Xを1台所有しています。今までも多くの車を所有してきましたが、あらゆる点を考慮(サービス、価格含め)もうテスラしか考えられません。いろいろな意見があると思いますが、実際に所有して見るとこんなに違うのかと驚く毎日です。クルマがアップデートで進化するなんて今まで考えたこともありませんでした。アップデートの度にわくわくします。

  2. 趣旨にそえるよう一点に絞ります。

    「>>ブレーキ介入などで安全性向上

    ABSを搭載していればブレーキ介入は行われます。電気自動車では、モーター回転を1000分の1秒単位で制御し、タイヤ〜」

    わたしはマツダのGVC2を意識して書きました。
    GVCは元々はEV開発の中で生まれた技術と言われています。
    GVC2になりカーブでは左右独立して制御します。
    つまり理論的には、現実的コストで4輪の独立制御が出来るわけです。
    これこそが電気自動車の本来やるべき技術だと思うわけです。

    1. みのすけ様、電気自動車では、四輪独立のブレーキ制御はどの車でも標準です。それに加えて、四輪駆動の場合には、前後モーターの独立した精度の高い出力制御が行われています。

  3. ヤスカワさま
    私がテスラが、エンジン車の構造を踏襲しているように見えるのは、例えばエリーカとの比較があります。
    電動化するならインホイールモーターか少なくとも左右独立駆動としてデフを廃し、左右独立駆動で可能な安全性向上を、はかってもらいたかったてす。
    ちなみにエンジン付き車でもブレーキ介入などで安全性向上している車もあります。
    またバッテリーも基本的には車用に作られたものではないので全固体電池などの開発も進めてもらいたいものです。
    百年以上前には電気自動車は存在し動力性能を誇っていました。
    またインホイールモーターもその当時実用化されてました。
    しかし今も電気自動車は、航続距離の問題や暖房の効率の問題、車重や充電時間の問題を解決出来ていません。
    インホイールモーターはntnが中国EVメーカーとライセンス契約したそうです。
    一足飛びに全自動運転を目指すテスラが成功するか、ドライバー主体のアシスト方向の自動化技術が成功するか興味津々です。
    メーカーでさえいろいろな考え方があるのですから、ヤスカワさまの考え方と多少の違いがあっても「完全に違う」とか全否定しないで下さいね。

    1. みのすけ様、コメントありがとうございます。
      違うところだけ指摘しますね。また感想の投稿は歓迎いたしますが、コメントで当記事や他の方の投稿を批判なさる際には、「他の方の役に立つか」という観点で、サジェスチョンやデータ、参考リンクなどを交えて投稿をお願いします。

      >>例えばエリーカとの比較があります。

      左右独立駆動はそれで、一台も市販車はないですよね。エンジン車でも、エンジンを4つ積めばできますよ。なぜやらないのでしょうか?なぜそうしないかといえば、騒音の問題、スペースの問題、コストの問題があるからですよね?モーター4つ、ハーネス4つ、インバーター4つ、ジャンクションボックス等の高電圧接続部分を4か所と、コストを増やし、かつ左右のタイヤの減り具合やコーナーでの複雑な制御、バネ下重量の増加による乗り心地の低下などを、シンプルなデフギア2つでクリアできる、と、電気自動車を設計している人は考えているのではないでしょうか?

      >>ブレーキ介入などで安全性向上

      ABSを搭載していればブレーキ介入は行われます。電気自動車では、モーター回転を1000分の1秒単位で制御し、タイヤが滑らないようなトラクションコントロールも行われます。これはガソリン車ではできない芸当で、結果電気自動車はガソリン車よりも雪道に強くなっています。

      >>バッテリーも基本的には車用に作られたものではない

      車専用のバッテリーです。各メーカーのサイトをご覧になってみてはいかがでしょうか?

      >>電気自動車は、航続距離の問題や暖房の効率の問題、車重や充電時間の問題を解決出来ていません。

      こちらは当記事との関連性がありませんが、今年から発売されている車両は日産にしろテスラにしろジャガーにしろ、細かいところではガソリン車には及ばないものの、ガソリンスタンドに行かなくて良い点や、運転がはるかに快適である点、加速が優れている点などで、欠点をカバーしつつあります。

      >>一足飛びに全自動運転を目指すテスラが成功するか、ドライバー主体のアシスト方向の

      テスラはどちらかというとドライバー支援を行い、それを成長させて完全自動運転を目指している会社です。Waymoなどは最初から一足飛びに完全自動運転を目指すべきだ、と主張し、すでにいくつかの都市で完全自動運転車を走行させています。

      なお、記事の趣旨に沿って投稿をお願いします。

  4. 世界一安全なクルマ。ってだけで十分だと思う。

    たーだーし、、値段の高さは大問題。。

  5. 電気自動車って特に新しいソリューションと思えないんですよね。EVになって車の構造含めて変わるのは分かるけど、利用する方からするとあんまりどうでもよい話。
    それよりも高齢化でどうしようなくなる日本の将来のために、自動運転を突き詰めて開発してほしい。ドライバーが飲酒してると動かない。一方通行や、高速の逆走は出来ない。人間がわき見よそ見してても支援してくれる。その他いろいろ。
    いまのサポカーを遥かに発展させるように、そのためのベースとなるEVなら歓迎。高級車高額車のEVなら興味はないかな。

  6. リーフに乗っている。巷にある充電器はパワーが弱い。あれでは充電時間がかかってしまう。電気自動車の普及にはハイパワーの充電器に切り替えていくことが必要だ。

  7. 色々テスラのイジリをするよりも
    本当はこんな新しいリスクに挑戦する会社やリーダーを世界は企業の枠を超えて応援するべきです。 とやかく数字の批評より
    一台でも買うことで世界はいい方向に向かいます
    新しいチャレンジを世界がリスクを持って推し進めるべきだはありませんか!

    1. テスラ の アナリスト予想も強気弱気両方存在しますが、最近強気派の後退が目立ちます。

      またイーロンマスクの数々の係争など彼の言動は、悪い意味での挑戦だと思います。
      テスラは今のところエンジン車の構造を踏襲した作りであまり挑戦している部分を感じません。
      かといって一足飛びに全自動運転への挑戦は無謀にも見えます。

    2. みのすけ様、
      「テスラは今のところエンジン車の構造を踏襲した作り」というのは完全に違うかと思いますよ。一度、YouTube等で実際にご覧になってはいかがでしょうか。ガソリン車から決別した設計であるからこそ、世界で最も安全な車の1,2,3位を独占できているのだと思います。
      また自動運転については、恐らくまだ一度も乗られてみていないのではないでしょうか?私は御殿場で一回介入するだけで、東京から豊田くらいまでずっと自動運転で移動していますよ。

  8. もうテスラの話は除外すべきだと思いますが。今まで利幅を取りやすい高価なモデルでも黒字を出した事がなく、比較的大衆型のモデル3では益々厳しく未だ赤字では遅かれ早かれ倒産するとしか思えず、アフターサービスが大事な自動車ではもはや購入を勧められないでしょう。
    これからはブランドもサービス網も充実の昔からの大手メーカーもドンドン売り出すので、どう見てもお先真っ暗では。

    1. タカモト様、コメントありがとうございます!

      >>未だ赤字
      トータルとしてはGAAPで赤字ですが、グロスマージンは低価格のモデル3で20%に達しています。そんなに悪い状況とは言えないかなと。また(第一四半期はEVは売れにくい時期なので)自動車部門売上は第一四半期、37億ドル(約4100億円)で、前年同期比36%増加しています。
      納車台数も前年同期比29997台から63019台と、二倍以上に増えています。

      >>昔からの大手メーカーもドンドン売り出す
      そこは期待ですよね。ただご存知の通りバッテリー工場がないと、生産ができません。それらへの超大規模な投資が行われるまで、日産以外の既存メーカーが純電気自動車を大量生産できる時期はまだ先だと考えて良いと思います。

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この記事の著者


					寄本 好則

寄本 好則

兵庫県但馬地方出身。旅雑誌などを経て『週刊SPA!』や『日経エンタテインメント!』の連載などライターとして活動しつつ編集プロダクションを主宰。近年はウェブメディアを中心に電気自動車と環境&社会課題を中心とした取材と情報発信を展開している。剣道四段。著書に『電気自動車で幸せになる』『EV時代の夜明け』(Kindle)『旬紀行―「とびきり」を味わうためだけの旅』(扶桑社)などがある。日本EVクラブのメンバーとして、2013年にはEVスーパーセブンで日本一周急速充電の旅を達成した。

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