テスラがインドのカルナータカ州に電気自動車工場を建設と州首相が発表

昨日、インドネシアでテスラがバッテリー工場建設の提案を出しているニュースをお伝えしましたが、今度はインドでの工場建設のニュースが入ってきました。『TESMANIAN』から全文翻訳でお届けします。

テスラがインドのカルナータカ州に電気自動車工場を建設と州首相が発表

元記事:Tesla to Build an Electric Vehicle Factory in Karnataka, India, Chief Minister BS Yediyurappa Says by Eva Fox on 『TESMANIAN

【訳者注】
※インド州政府の文書には今回の件の記載がありますが、米テスラ社からの公式コメントは今のところ出ていません。
※冒頭写真はドイツのギガファクトリーベルリンの様子。

カルナータカ州初の米国企業による工場

「テスラがカルナータカ州に電気自動車工場を建設する」と、州首相の B.S.Yediyurappa氏が言及しました。これは国家予算案の中でカルナータカ州に約束されたリストの一部となります。米国企業の工場がカルナータカ州で建てられると発表されたのは初めてです。

州都の象徴で観光名所となっているベンガルール城。

テスラはベンガルールでTesla India MotorsとEnergy Private Ltdの登録をしています。取締役にはVaibhav Taneja氏、Venkatarangam Sriram氏、David John Feinstein氏の3人を任命しており、Taneja氏はテスラのCAO、Feinstein氏がグローバル・トレード・ディレクターとなっています。

Yediyurappa氏は電気自動車の研究開発センターがベンガルールにオープンするとツイートしましたが、このツイートは数時間後に削除されました。

カルナータカ州の通商産業副次官であるGaurav Gupta氏は、The News Minuteにタイムフレーム等の詳細はこれから決まると話しました。テスラはアーンドラ・プラデーシュ、タミル・ナードゥ、マハラストラを含む5つの州にコンタクトをとり、最終的にカルナータカが選ばれたようです。

(翻訳・文/杉田 明子)

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					杉田 明子

杉田 明子

2010年代に住んでいた海外では'94年製のフォード→'02年製のトヨタと化石のような車に乗ってきました。東京に来てからは車を所有していないのですが、社用車のテスラ・モデル3にたまに乗って、タイムスリップ気分を味わっています。旅行に行った際はレンタカーを借りてロードトリップをするのが趣味。昨年は夫婦2人でヨーロッパ2,200キロの旅をしてきました。大容量バッテリーのEVが安くレンタルでき、充電インフラも整った時代を待ち望んでいます。

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