日産リーフ30kWhでゴルフへ。いつものゴルフ場に普通充電設備があった、けど……。

3月31日(日)、東京から山梨の西東京ゴルフ倶楽部へ、日産リーフAZE0(30kWh)で出かけてきました。このゴルフ場は土日でも1万円程度と安いので仲間とよく行くのですが、『EVsmart』で周辺の充電スポットを検索すると、なんと、このゴルフ場に普通充電器マークが! 電話で確認すると「ずいぶん前からありますよ」とのことで「早く言ってよ〜」と喜びつつ、波乱の結末となったドライブ記をお届けします!

『EVsmart』アプリでゴルフ場の普通充電設備を発見

中古で買った日産リーフAZE0(30kWh)のドライブレポート、一発目です。いつものゴルフ仲間とともに、山梨県都留市の『西東京ゴルフ倶楽部』へ行ってきました。このゴルフ場は、土日でも1万円程度でプレーできて、私の自宅がある世田谷区内からの距離は約90km、おおむね1時間半程度で着けて便利なので今までにも何度も行ったことがあるコースです。

距離は約90kmとはいえ、ゴルフ場まではずっと上りです。事前にスマホの『Nissan EV』アプリ、「ルートプランナー」を使って、満充電で走り切れるか確認してみました。

 

消費電力は8セグ分。4セグ残して到着できると示されました。

帰りは逆にずっと下りです。ゴルフ場周辺、もしくは中央自動車道の談合坂SAで軽く急速充電すれば、何も問題なく往復できることがわかりました。

「こんな時、本当はゴルフ場で普通充電できればいいんだけどなぁ」と思いつつ、充電スポット検索アプリ『EVsmart』を立ち上げて、西東京ゴルフ倶楽部周辺の充電スポットを検索してみると……。

西東京ゴルフ倶楽部 電気自動車 充電
目的のゴルフ場に普通充電マークが!

なんと、目的地である西東京ゴルフ倶楽部に、普通充電器のマークが表示されているじゃないですか。以前、借り物のEVで行こうとした時にゴルフ場のウェブサイトで確認したものの、普通充電設備のことは紹介されておらず「安いゴルフ場だからしょうがない」と諦めていたのですが。今回もウェブサイトには情報はなし。念のため電話して確認すると「はい、随分前から設置してありますよ」とのこと。「早く言ってよ〜」って感じです。

ただし、200Vコンセントがひとつだけで、利用は先着順ということでした。今回、私たちのスタートは早めの時間だし、十中八九大丈夫だろう、ということで、復路の急速充電はしなくても、高速道路の流れに乗って余裕で東京まで戻ってこられるはず、と喜んだのでした。

充電設備は、少し寂しい場所にありました

当日の朝、前夜は結婚式を挙げたばかりの息子夫婦が遊びに来て少々飲み過ぎてしまったのですが、早朝5時に起床、自宅コンセントで満充電からのスタートです。

駒沢大学駅近くと梅ヶ丘駅前で仲間を迎え、3バッグ3人乗車で出発しました。エアコン設定は24度、前後席ともシートヒーターを使いつつ、オートクルーズを90km/h(制限速度は80km/hの区間が多いですが……)に設定してゴルフ場を目指します。AZE0のオートクルーズは前車追従式ではありません。設定速度によっては前のクルマとの車間距離が詰まりすぎたりして頻繁に解除しなければいけなくなりがちなのですが、今回の90km/hは、おそらくトラックなども同じような速度でクルーズコントロールを使っていることが多いのでしょうか、思いのほかスムーズに走ることができたのは、ちょっと新発見でした。

途中、飲み物を買うために藤野PAのコンビニに立ち寄りちょっと休憩。ロストボールが店頭に並んでいたので、1000円で10個入りのやつを購入しました。西東京ゴルフ倶楽部はこの周辺にありがちな林間コース。池もそれなりに多く、私の腕ではボール失踪率が高いのです。w

無事、3セグを残して到着。電池残量21%、都留ICから最後数キロは結構な上り坂で、残り航続距離表示は25kmでした。エンジン車派の人は「残り25km」と聞くと「とんでもない」と感じるかも知れませんが、電気自動車乗りとしてはむしろ余裕の到着です。なんといっても、目的地で普通充電できることがわかっているのですから、何の不安もありません。

到着時は霧でしたが、この後、快晴で絶好のゴルフ日和になりました。
3セグ残してゴルフ場に到着!

事前のアプリ表示で「残り4セグ」だったのに実際は「3セグ」だったのは、私のリーフのSOHが約88%になっているからでしょう。到着時はクラブハウスも霧に包まれていましたが、プレー開始時には霧も晴れ、絶好の晴天に恵まれました。

さっそく、クルマ寄せでバッグを運んでくれるスタッフの方に「EVの充電器はどこですか?」と尋ねましたが「充電器? わかりません」との返事。フロントで尋ねると、今日はまだ充電しているEVはなく無事に使えることとともに、手書きの地図で充電コンセントの場所を教えてくれました。いや、全然へっちゃらなんですけど、電気自動車のマイノリティ感をひしひしと実感します。

利用者がまだ少ないことを象徴するフロントご担当者の手書き地図。

一般の駐車場を横目に、地図で示されたクラブハウスの脇に回ってみると、ありました。たしかに、設置されてから数年は経っている感じの200Vコンセント。おまけに、コンセントのそばにはゴミ箱が置かれ、バックヤード感満点です。いえいえ、全然へっちゃらなんですけどね。

 

なにはともあれ、自宅充電用に設定しているタイマー充電機能をオフにして、ケーブルを接続。さあ充電開始、のはずが、ダッシュボード上部の充電インジケーターがピコピコしません。あれ? とケーブルを確認すると、コンセントの上にケースがあって、カバーを開けると元電源をオンにするスイッチがありました。これまた「早く言ってよ〜」ではありますが、この充電コンセントの使用料金は無料です。とても文句を言う気持ちにはなりません。

スイッチをオンにすると、充電インジケーターの青いランプがピコピコ光り、よし、充電開始となった、はずなのでした。

業者さん用通用口から倉庫や休憩室っぽい部屋がある STAFF ONLY エリアを抜けてフロントに戻りました。電気自動車乗ってると、いろんな経験ができます。w

それにしても、ネットワークに繫がった充電器ではないクラブハウス裏口のコンセントまで情報を掲載しているなんて、改めて『EVsmart』偉い! って感じです。

結果、普通充電はまったくできなかったというお粗末

なんと、まったく充電できていなかった……。

正月以来、久しぶりのゴルフだったこともあり、とくにパットがまったく寄らず入らずで、スコアはちょっと残念でしたが、晴天に恵まれて気分は上々。お風呂にも入って、さあ帰りはちょっとアクセル踏んじゃうよと思いながら充電していたリーフを確認すると……。

あれれっ? なんということか、まったく充電できていませんでした。どうやら、タイマー充電をオフにしたつもりが、別スイッチのことなどでモゴモゴやっているうちに、設定解除がうまくいっていなかったようです。

あちゃあ、ではありますが、ま、しょうがありません。ここから談合坂までの距離を確認すると約24キロ、残り航続距離表示も24kmですが帰りは下り。余裕で急速充電器まで行けるはず、と出発しました。予想通り、走るほどに残り航続距離表示はむしろ増え、結局、電池残量16%、残り航続距離表示28kmで談合坂に到着できました。

NEXCO中日本担当者様、談合坂の急速充電器、足りてません……

人生ってやつは、面白いものです。お粗末なちょんぼをしでかしたこの日の私には、ちゃんと次の試練が用意されていました。

2基ともに、白い新型リーフの後ろに黒い初代エアロスタイルが待つ奇遇。

以前は、SAに入って割とすぐの場所に設置されていた談合坂上りの急速充電器。駐車場エリアの最奥部に移動されていました。標識と誘導員が示す方向に進んで急速充電器に到着すると……。急速充電器は2台とも白い新型リーフが充電中。奥側の待機スペースには、私と同じ黒いエアロスタイルが充電待ち。なんとか、手前側の待機スペースに入ることができましたが、前車の残り充電時間は22分ほど。充電待ちが決定しました。

結局、前車は30分しっかり充電。充電終了して1分ほどで親子連れが戻ってきて充電開始。20分弱で74%になったので、充電を終了して再スタートとなったのでした。同行の仲間は電気自動車に理解がある出版関係者2人で「充電渋滞っていういいネタができたじゃん」と面白がってくれたのは幸いだったし、充電中にベーカリーの富士山のカタチをしたメロンパン『マウントメロンフジヤマ』(写真を撮り忘れました!)がおいしいことを発見したり、大好きな信玄餅を買うことができたので、そんなに大きな問題ではないのですが。

前車の充電が終わるのを、念のためクルマの中で待っている間にも、何台かの新型リーフがやってきて残念そうにそのままスルーしていきました。早々に2基目の急速充電器が設置された談合坂SAですが、新型リーフe+の登場で普通の人の電気自動車シフトへのハードルが下がり、テスラをはじめとする輸入車EVもこれからどんどん増えていくであろう状況の中、急速充電器の数がまったく足りていない現状を実体験することができました。

タイマー機能オフはしっかり確認しよう、という教訓

それにしても、新米リーフユーザーぶりを露呈する大失敗でした。私の場合、少しでも電池に優しい使い方をするために自宅充電で満充電にはしたくないので、電池残量が30%程度になったら、タイマー機能で4時間ほど、おおむね70〜80%まで充電するように設定しています(本当は%指定できると便利なんですけど)。

タイマー機能をオフにしてすぐに普通充電を始めたいときは、ステアリング右側の「即充電スイッチ」を押せば良く、今までにも自宅で何度かやったことはあったのですが、マニュアルを読むまでもなく「メインスイッチ切ってボタン押してケーブル繋げばOK」と、当てずっぽうで操作して使えていました。

上段右から2番目が即充電(タイマー充電解除)スイッチ。

今回、充電開始しなかった原因はよくわかりませんが、せめてハーフが終わった食事の前に、アプリを使って充電状態を確認しておけば、アプリからリモートで充電開始もできたはずだし、まったく充電できていないという最悪の事態を防ぐことはできたはずです。

改めてマニュアルを確認しました。

【即充電のしかた】
①パワースイッチをオフにする。
②即充電スイッチを押す。
③3つ並んだ充電インジケーターの中央のランプが点灯する。(約15分間)
④充電ケーブルを接続すると充電を開始。

なるほど、インジケーターの中央ランプってあたりは、よくわかっていませんでした。コンセント側スイッチのドタバタで、一度ケーブルを繋いでからパワースイッチを一度オンにしたような、おぼろな記憶があるので、それが充電失敗の原因かと推察します。また、今後出先で普通充電する時は、早めにアプリで状態を確認するよう心がけます。

ちなみに、今朝リーフスパイを繋いで計測してみた結果、SOHは87.78%。購入時とほとんど変わることなく、健全に乗ることができているようです。

あ、もうひとつちなみに。この日失踪したボールは、池と山に消えた2個でした。w

【実録購入記シリーズ】
第一弾●『2020年まで待てない! 今、買うべき電気自動車を比較検討「コストパフォーマンス」編』
第二弾●『電気自動車購入は「中古車」が得? 候補車種の中古EVを探してみた!』
第三弾●『日産リーフの中古車を購入して確認できたいくつかの真実』
第四弾●『電気自動車購入でバッテリー劣化を気にする前に気付くべきこと〜中古車日産リーフ実録購入記のまとめ』

(寄本好則)


5 thoughts on “日産リーフ30kWhでゴルフへ。いつものゴルフ場に普通充電設備があった、けど……。”

  1. 5年以上リーフに乗ってきてのループプランナー使用の実感は、急勾配の上り坂は悲観的な予測、それ以外は楽観的な予測になる傾向と感じています。
    充電待ち問題、困りものですね。いくら航続距離が延びても、充電したい時に長々と順番を待つか、充電を諦めなければならないという問題は、現状の日本におけるEV事情の大きな欠点だと思います。
    高速道路は、土地価格が安そうな場所に通してそうなのに、どうして急速充電器の設置費用がバカ高いのか理解できません。誰かがおいしい思いをしようとして価格が高くなっているのでしょうか?

    1. シーザー・ミラン様、
      >高速道路は、土地価格が安そうな場所に通してそうなのに、どうして急速充電器の設置費用がバカ高い
      こちらにのみコメントさせていただきます。どうしてでしょうね。おそらく、SAPAは「高速道路」という区分になっているので、そもそも高速道路として規格を満たさなければならない、というお話を聞いたことがあります。またSAPAの土地は日本高速道路保有・債務返済機構の持ち物となっていると思いますので、そちらの賃貸料なども結構するのではないでしょうか。

    2. シーザー・ミラン さん、コメントありがとうございます。
      また、先日はEVオーナーアンケートにもご協力いただきありがとうございました!(場所が違いますが)

      ルートプランナー。
      まだそれほど使い込んではいませんが、地名入力がちょっと不自由なところと、読み込みなどのタイムラグが大きいのが残念ですね。とはいえ、ブラウザからベータ版を使うしかなかった標高差表示があって、ロングドライブの計画時には便利だと感じています。

      充電待ち問題。
      高速道路SAPAへの十二分な複数台設置と高出力対応は、ここ数年で着実に進めないと大問題になりかねないと感じています。
      声を上げ続けるしかない、と思うので、引き続き記事を重ねていきたく思っています!

  2. 普通充電失敗は、懐かしい思い出です。最初期型リーフで長野まで出かけた際にやらかしたことがあります。当時はSAには一切充電器は無く、中央高速は暗黒大陸状態。山ノ内町まで5回の充電を毎回高速を降りて充電しました。
    帰りみちにちょっと慣れてきたこともあり、甲府での充電をスキップしたら笹子で電欠寸前となり大月の日産で充電となりました。でも、タイマーを切ることを知らずに無駄に時間を過ごしました。最初期型にはタイマーの直接解除スイッチはないのです。
    次の河口湖町市役所に着いたときは、残り数Kmの表示でドキドキしました。

    現在はe+となりました。
    片道200㎞の往復は、SAでの充電1回で余裕でできそうでした。休憩もあったので、2回行いましたが、その必要は無い様に思われます。清里への登りも殆ど問題なしです。
    60kwの余裕をかみしめております。

    1. かっぱさん、コメントありがとうございます。

      今まで広報車などでの取材時には、実はほとんど出先で普通充電を使うことがありませんでした。SNS にいただいているコメントを拝見しても、普通充電失敗は「リーフあるある」のようですね。w

      次はぜひとも大成功レポートをお届けします!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です