2016年式日産リーフAZE0エアロスタイル〜5年目2回目の車検費用

約3年落ちの中古車購入時からレポートしてきた私の日産リーフAZE0エアロスタイルが5年目の車検を受けました。新車時から5年経過した2回目の車検なので、自動車重量税もしっかり払うことになりました。

2016年式日産リーフAZE0エアロスタイル〜5年目3回目の車検費用

整備料合わせて8万8405円

2013年に7年ほど乗ったアルファロメオGTを売り払い、次はEVを買うぞ〜と思いつつ、東京暮らしで「マイカーなくても大丈夫じゃん」の日々を過ごすこと約5年。2018年の年末に中古で買った日産リーフが、5年目の車検を迎えました。

アルファロメオの頃は、これが意外と7年間ほとんど故障知らず(一度12Vバッテリーを交換したくらい)で、車検も近所のイエローハットとかに持ち込んでサクッと受けてました。費用はいくらくらい払っていたのか、私がそういうことに無頓着だったこともあり、まったく記憶にございません。

今回は、車検だって記事にしてやるぅ〜と思いつつ、きちんと最寄りの日産プリンス東京に持ち込みました。納品請求書が、こちらです。

持ち込んだ時に支払った諸費用が3万7750円。24カ月点検などの整備費用と代行手数料で5万655円。合計で8万8405円でした。

部品交換などはほぼなくて、発煙筒が期限切れだったので交換してもらっただけ。ブレーキフールドは交換したほうがいいかも、という話をいただいてサービスの方と一緒に目視点検しましたが、大丈夫だったのでスルーしました。

そういえば「EVコンピューター診断」とかがメニューに入ってますが、結果の診断書とかもらってない……、けど、まあ、どっちでもいいです。

全体として、整備費用、結構高かったな、という印象ではあります。

同じディーラーで12カ月点検をお願いした時、『メンテプロパック』というサービスを使うと、次回車検時の検査代が安くなると勧められたことを思い出しました。もしかすると2年後の車検整備費用を節約できるかも、と気になって少し調べてみましたが、やっぱりよくわからないし、それほど「お得!」って感じでもなさそうなので、やっぱりスルーすることにしました。

次の車検前には、このリーフは手放して次のEVに買い替えるかも知れないし。スマホ料金とかもそうだけど、あまり細かい損得勘定をするのは面倒だし心が窮屈になる感じがして苦手なので「掛かるものは掛かる」と割り切って考えるのが私流です。(苦笑)

自動車重量税は1万5000円

購入時のレポートでご紹介したように、新車時から3年、最初の車検(購入登録時)では、自動車税、自動車重量税、自動車取得税は0円でした。電気自動車の自動車税が免税になるのは、東京都の優遇制度のおかげです。

自動車重量税、自動車取得税が免税になるのは国の次世代自動車優遇制度です。このうち、自動車重量税は「購入時」と「初回継続車検」が免税です。でも、今回は2回目の車検なので、自動車重量税を支払いました。1万5000円と安めではありますが「そうかぁ、もう5年落ちなのか」と、ちょっとブルーな気分ではあります。

さらに言うと、この2年間は東京都に払う毎年の自動車税は「新車時から5年間」の免税の恩恵を受けていましたが、今年からはちゃんと納付書が送られてくるはず、と思って念のため都の主税局コールセンターに確認してみると。電気自動車の自動車税免税は「初度登録の翌年度から5年間」とのこと。私のリーフの場合、平成28(2016)年1月に新規登録なので、翌2017年から5年間、つまり2021年度までは免税。令和4年(2022年)の5月頃に、納付の封書が届くようになる、ということで、ひとまず今年はまだ自動車税は支払わずに済みそうです。

税額は、令和4年度も変わらないとして「排気量1ℓ以下」の乗用車(自家用)に相当する年額2万9500円。リーフの乗り味としては2000〜3000ccクラスのエンジン車くらいと感じているので、1.5リットル超~2リットル以下の3万9500円や2リットル超~2.5リットル以下の4万5000円などに比べると割安ではあります。ともあれ、初度登録から5年経過した2回目の車検以降、電気自動車のコストメリットは税金的には薄くなる、ということです。

電気自動車に対する補助金や税の優遇制度については、『電気自動車の補助金と税金』という記事があるのでご参照ください。この記事も2018年に更新したもので、自動車重量税の説明が少し現状と異なっていたりもします。もうすぐ、環境省と経産省の「再エネ加算」が決まりそうですし、近々、法案成立を見届けつつ最新情報にアップデートしようと思うので、今しばらくご容赦ください。

もっとも、私自身の個人的な思いとしては、自動車重量税が5年間減免されるなどの優遇はありがたいけど、「電気自動車税(今はこんな税金ありません)を年間1〜2万払ってもいいから、高速道路SAPAの急速充電インフラ整備を急いで欲しい!」と感じています。

急速充電無制限の『ZESP2』は、あと2年

日産の充電プログラム、2019年12月に月額料金に応じた時間課金制の『ZESP3』が導入されました。2018年に購入した私が加入したのは、月額2000円で急速充電は旅ホーダイの『ZESP2』で、あと2年間は有効です。昨年末にレポートしたように、私の30kWhリーフはついに「セグ欠け(電池劣化が少し進行して、満充電容量が少なくなった)」野郎になってしまいましたが、差し当たり、日常的な航続距離などには何の不満も不安もありません。『ZESP2』の恩恵を活用して時にはロングドライブを楽しみつつ、もう少し愛してあげようと思います。

はたして、次の車検を迎える約2年後、日本の市場にはどんな電気自動車が出揃っているのでしょうか。欧州ではすでに発売されているFIAT500のEVが日本に導入されることも発表されました。ダチア スプリングや、中国グレートウォールの ORA R1 が驚愕価格で日本導入! は、ないかな。NMKVの軽規格EVが、チンクエチェントくらい可愛くて魅力的なパッケージングだったらそれもアリ。欲を言うと「新車価格200万円で実用航続距離250km」くらいが実現されているのが希望です。いろいろ夢想を楽しみながら、30kWhリーフとの残された時間を過ごそうと思います。

(文/寄本 好則)

この記事のコメント(新着順)12件

  1. 現時点でEVは短期間でまとまった距離を(2万キロ/年など)走る使い方にメリットがあると感じています。年間3万キロ以上走る私にとって,消耗品の少なさは圧倒的です。油脂類の費用も馬鹿になりませんから・・・。1年前に受けた5年目の車検は,ナビ更新など自分の都合で追加した費用を除けば75,000円くらいでしたから,このクラスとしては安いです。

    EVはガソリン車と異なる性格の乗り物というのは私も同感です。
    それだけに,色々と工夫する余地もありますし,分析したりする面白みもあります。まだまだ発展途上であるのも事実ですので,ガソリン車と同じ使い勝手を求めると,使い勝手が悪いクルマと思う人もいるのでしょうね。
    長距離通勤になったのを機に購入したリーフですが,リーフスパイなどで取ったログから見える傾向や毎月の電気代など,EVの良いところも悪いところも分かってもらうためにと,みんカラにブログを上げて情報発信するようにしています。

  2. 寄本様
    いつも参考にさせて頂いております。
    今回、EV車暖房について。EVでスキーに行くには「工夫」が必要で、それが嫌ならスキーは諦めるというご意見ですが、誠にご高潔な態度かと感心した次第です。
    でも世の中、まだまだ石油やガスなどの化石燃料系暖房をご利用の方が多いと理解しております。コストを考えたらそうなりますよね。でしたら、そんなに突っ張らずとも不順な小生などは、EVでも暖房だけは化石燃料系に頼っても良いと寛容な気持ちでおります。
    昔の多分、国沢光宏さんのブログで拝見したと記憶するが北欧では小型ジェット暖房機が普及しているので、EVにも導入したら良かろうという趣旨だったと思います。調べてみますと日本語サイトもあるwebasto社がガソリンや軽油燃料を拝借した後付け暖房機を扱っておられる様です。せっかくこの様な立派なEV普及サイトを立ち上げて活動されているのですから、「EVでも寒いのは嫌だ」活動を本サイトで併せて起こされたら如何かと存じます。化石燃料が嫌でしたら電気毛布にくるまるから、外部給電端子は絶対付けろ、でも良いでしょう。毛布にくるまって運転に支障が出ないかは疑問ですけど。
    雪に閉じ込められていけなくなるのは勘弁願いたいし、せっかくの文明の利器なのですから、不便な思いをせずにスキーにお出掛けたい、は意義深いと思います。
    釈迦に説法を申し上げるようで、誠に申し訳ございませんでした。引き続きブログを楽しみに拝見させて頂きます。

    1. Gちゃん さま、コメントありがとうございます。

      >誠にご高潔な態度かと感心した次第

      はい、EVsmartブログ編集長として、ストイックにEVライフを追求するべく精進したく思っています。。というのは冗談で、エンジン車と同じじゃなくちゃ「ダメ」という考えでEVの性能や使い方を語ることに、あまり意味がないと思っているということです。

      化石燃料の暖房器具も、自分の使い方に合わせた「工夫」ですね。「電気自動車で快適にスキーに出かけたい!」というのは、工夫を生み出す素敵なモチベーションだと思います。私も長くスキーには行ってないですが、真冬の遠出の際はスコップやらチェーンやら毛布やら、いろいろ準備していくようにしています。

      電気自動車ならではのいろんな「工夫」を実践しているユーザーさんがいらっしゃれば、ぜひ取材してご紹介したく思います。化石燃料暖房、言うまでもないですけど、排気にはくれぐれもご注意くださいまし。

    2. 「EVでも暖房だけは化石燃料系に頼っても良いと寛容な気持ちでおります」
      ⇒現在、日本の年間発電量の内、化石燃料による火力発電の割合は75%ですので、EVを使っても75%は化石燃料由来になりますよ。それでもEVの方がハイブリッド車よりエネルギー効率が若干よいという計算もあります。

  3. わたしの同居している親がH 25年12月から新車のリーフ乗っています。
    購入したディーラーにて半年毎の点検、車検をしておりますが、初回車検の見積もり見て、クーラント、バッテリー、発煙筒の交換を計上されてました。
    ワイパーゴムとエアコンフィルターなどは私が購入して交換してあげましたが。
    2回目、先月行った3回目も同じような事でした。
    無知な所有者に、過剰交換を推奨してるようで一気に不信感持ち、不用な交換は止めさせましたが、こういう所で利益を得ているようで嫌な気持ちにさせられました。
    ZESP2はまだしばらく使え、維持費がなるべくかからないようアドバイスしていますが、こういうディーラーではメリットが相殺されてしまうようで残念です。

    1. katsu shi.m さま、コメントありがとうございます。

      僕の電気自動車人生の中では12Vバッテリーのトラブルに見舞われた経験が幾度かあり、リーフの12カ月点検の際、12VバッテリーのSOHがやや低いという診断結果を見て、こちらから「早めだけど、交換して」とお願いしました。ディーラーでの点検や車検整備が、サービスに万全を期して手篤くなるのはやむを得ないのではないかとも思います。たとえばエアコンフィルターとか、私だったとしても自分で購入して交換、ではなく交換が必要なのであれば「ディーラーさんよろしく!」を選択するんじゃないかな、と。「過剰交換を推奨」というのも、そのあたりの捉え方次第かと。

      ちょっと話がずれますが、このお返事を書いていて、もし、次回車検も受けるようであれば「7年目はユーザー車検にチャレンジ!」というネタを思いつきました。どうなるかなぁ。。。

  4. このクラスの車で、ディーラーでの5年目車検なら相当安いですよ。おそらく12~3万円位が相場かと・・・。
    特に減税等がない場合、実施内容を絞りに絞っても10万円は下回らなかった記憶があります。何しろ自賠責保険と重量税だけで6~7万円位ですから・・・。
    交換部品の少なさと、諸費用の少なさが影響してますね。

    1. Yusuke Hishinuma さま、コメントありがとうございます。

      やっぱり、安いんですね。

      交換したのは発煙筒だけ、でした。
      安いんだろうなとは思いつつ、年末に8万円の出費となった実際を報告させていただきましたっ!

  5. あなたはスキーしますか?
    夕方スキー場から帰る時、ヒーターが効きません。シートヒーターのあるものでも
    暖かくはなりません。アウトな車。車と言っていいのでしょうか?

    1. 矢田良太 さま、コメントありがとうございます。

      郷里が雪国だったのでスキーは好きですけど、もう15年以上滑ってないですねぇ。
      電気自動車の車検がテーマで、税制優遇の一部が切れる5年目車検でも、エンジン車と比較してずいぶん維持費が節約できる、ということはご理解ください。

      リーフのエアコン(暖房)が、エンジン車に比べてあまり暖かかくならないなぁ、というのは、ご指摘の通りだと思います。電気自動車はエンジン車とは違う乗り物なので、落ち着くまでは車内でも厚着するとか膝掛けを用意するとか、電気自動車でスキーに行くための「工夫」が必要なのではないかと思います。
      その上で「エンジン車と同じように」暖房が効かなきゃ「アウト」と矢田さんがお感じになるのであれば、電気自動車でスキーに行くのは止める、しかないのかな、と。

      私個人としては、エンジン車との違いは理解して受け入れながら、電気自動車ならではのライフスタイルを楽しみたいと思っています。

  6. この時代のリーフは良く出来ていると思います。
    今の時代のリーフに乗り換えましたが、何かしっくり来ません。
    大事に長く乗ってあげて下さいね。
    僕は、ちょっと失敗した感じでした。
    初代リーフが凄いと思っていたから尚更かもしれませんが。
    東京都は、優遇が、凄いですね。

    1. リリーちゃん さん、コメントありがとうございます。

      現行40kWhリーフ、先だってのNISMOで草津に行った取材で、電池容量的にはいいバランスだと実感できました。ご指摘のように、初代リーフの軽快さとはちょっと違うクルマではありますね。

      私は中古だったので購入時のCEV補助金は使っていませんが、優遇税制の恩恵はありがたく思っています。たぶん、あと2年、それまでに新登場するEVの価格やパッケージ次第でちょっと揺れる懸念はありますが、愛してあげたいと思っています。

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この記事の著者


					寄本 好則

寄本 好則

兵庫県但馬地方出身。旅雑誌などを経て『週刊SPA!』や『日経エンタテインメント!』の連載などライターとして活動しつつ編集プロダクションを主宰。近年はウェブメディアを中心に電気自動車と環境&社会課題を中心とした取材と情報発信を展開している。剣道四段。著書に『電気自動車で幸せになる』『EV時代の夜明け』(Kindle)『旬紀行―「とびきり」を味わうためだけの旅』(扶桑社)などがある。日本EVクラブのメンバーとして、2013年にはEVスーパーセブンで日本一周急速充電の旅を達成した。

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