10月中旬リリース!最新オートパイロット2019.32.12.2:テスラモデルXで夜の首都高と一般道を自動運転

現時点での最新ファームウェア、2019.32.12.2は10月11日リリース!これを早速インストールし、首都高では一番難しいと言われる2号目黒線の下りを荏原出口までオートパイロットで走行後、いったん解除して、その後一般道である中原街道をオートパイロットで環七南千束交差点まで走行させてみました。

10月中旬リリース!最新オートパイロット2019.32.12.2:テスラモデルXで夜の首都高と一般道を自動運転

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テスラのオートパイロットは、テスラがすべての車両に標準搭載(一部オプション)しているレベル2自動運転機能の名称です。レベル2自動運転とは、ドライバーが自身で運転しているときと同様、周囲に注意を払い、いつでも運転を代われる状態であることを条件に、車がほとんどすべての運転操作を自動で実行してくれる機能です。レーン内の位置の保持や加減速などを自動で行ってくれるため、ドライバーにとってはかなり楽で、疲れが激減します。ドライバーの仕事は、危険がないか、「見ているだけ」です。
自動車線変更機能とは、エンハンストオートパイロット(EAP)または完全自動運転対応機能(FSD)※という有料オプションを追加している車両のみで使用でき、ウィンカーレバーをちょんと右か左に軽く倒すと、その時点から車が自動的に指示された方向の車の流れを監視し、ウィンカーを自動的に点滅させながら安全に車線変更を行います。指示されたタイミングから一定時間の間、車の流れが途切れなかった場合には、自動車線変更はキャンセルされ、今までいたレーンを維持します。車線変更に成功した場合には、ウィンカーは自動的に消灯します。
※現時点で新車で自動車線変更を行うには、FSDを購入する必要があります。ちなみにテスラのオートパイロット関係のオプションはソフトウェアのみの違いなので、多少高くなりますが後から追加購入することも可能です。

オートパイロットの設定速度は、今回は交通量の少ない夜ですので、車が全くいないときの自然な流れより若干「遅め」に設定して、走行中は変更せずに走行しています。手はハンドルに添えて、両足はペダルから下ろした状態をキープし、車に運転させています。ハンドル操作は行っていません。いつでも運転を代われるように監視しています。

見どころは、首都高のカーブを曲がるときの減速(まだ及第点ではないです)や、広い交差点でレーンがずれている場所の通過(こちらもギクシャク感が残ります)です。ドラレコの動画を通常速度でつないだだけで、編集はしていませんが、1分単位のドラレコの動画の継ぎ目が少し感じられると思います。

では動画をご覧ください!

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この記事の著者


					安川 洋

安川 洋

日本アイ・ビー・エム、マイクロソフトを経てイージャパンを起業、CTOに就く。2006年、技術者とコンサルタントが共に在籍し、高い水準のコンサルティングを提供したいという思いのもと、アユダンテ株式会社創業。プログラミングは中学時代から。テスラモデルX P100Dのオーナーでもある。

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