2020年1月末リリース!最新オートパイロット2020.4.1:テスラモデルXで首都高の急カーブを自動運転テスト

現時点での最新ファームウェア、2020.4.1は2020年1月末ごろリリース!前回の動画からちょっと間が開きましたが、都心環状線などは普通に自動運転できるようになってしまったので、設定速度を少し上げたうえで、都心環状線内回りの江戸橋JCT、内回り千代田トンネル入り口、2号目黒線下りの急カーブなどをオートパイロットで走行してみました。

2020年1月末リリース!最新オートパイロット2020.4.1:テスラモデルXで首都高の急カーブを自動運転でテスト

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テスラのオートパイロットは、テスラがすべての車両に標準搭載(一部オプション)しているレベル2自動運転機能の名称です。レベル2自動運転とは、ドライバーが自身で運転しているときと同様、周囲に注意を払い、いつでも運転を代われる状態であることを条件に、車がほとんどすべての運転操作を自動で実行してくれる機能です。レーン内の位置の保持や加減速などを自動で行ってくれるため、ドライバーにとってはかなり楽で、疲れが激減します。ドライバーの仕事は、危険がないか、「見ているだけ」です。
自動車線変更機能とは、エンハンストオートパイロット(EAP)または完全自動運転対応機能(FSD)※という有料オプションを追加している車両のみで使用でき、ウィンカーレバーをちょんと右か左に軽く倒すと、その時点から車が自動的に指示された方向の車の流れを監視し、ウィンカーを自動的に点滅させながら安全に車線変更を行います。指示されたタイミングから一定時間の間、車の流れが途切れなかった場合には、自動車線変更はキャンセルされ、今までいたレーンを維持します。車線変更に成功した場合には、ウィンカーは自動的に消灯します。
※現時点で新車で自動車線変更を行うには、FSDを購入する必要があります。ちなみにテスラのオートパイロット関係のオプションはソフトウェアのみの違いなので、多少高くなりますが後から追加購入することも可能です。

オートパイロットの設定速度は、今回は急カーブ走行のテストが目的ですので、車が全くいないときの自然な流れより若干「速め」に設定して、走行中は変更せずに走行しています。当然ですがこの設定速度は、カーブではそこそこ「速め」に感じると思います。手はハンドルに添えて、両足はペダルから下ろした状態をキープし、車に運転させています。ハンドル操作は行っていません。いつでも運転を代われるように監視しています。

今回の見どころは急カーブと自動合流です。動画開始直後にまず江戸橋JCTの急カーブ、その後自動合流が見られます。少ししてから千代田トンネル入り口の急カーブ(左側にお濠が見えるところ)、2号線へのランプとその後の急カーブの連続に注目してください。ドラレコの動画を通常速度でつないだだけで、編集はしていませんが、1分単位のドラレコの動画の継ぎ目が少し感じられると思います。以前の動画へのご要望が多かったので、今回の動画は車内のノイズをそのままに、BGMなしでお送りします。

では動画をご覧ください!

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この記事の著者


					安川 洋

安川 洋

日本アイ・ビー・エム、マイクロソフトを経てイージャパンを起業、CTOに就く。2006年、技術者とコンサルタントが共に在籍し、高い水準のコンサルティングを提供したいという思いのもと、アユダンテ株式会社創業。プログラミングは中学時代から。テスラモデルX P100Dのオーナーでもある。

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