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テスラ モデルXのMCU1(センターコンソール)修理完了

テスラ モデルXのMCU1(センターコンソール)修理完了

3/5にブラックアウト、使えなくなったテスラモデルXのセンターコンソール。幸いにも部品が入手でき、昨日3/17サービスセンターに入庫、本日3/18朝、修理完了で車を受け取ってきました。ブラックアウト状態のまま、900kmも走行してしまいました。

そもそものMCU1故障の経緯や理由については、別の記事がありますのでそちらをご覧ください。

サービスセンターの担当の方(サービスアドバイザーと呼ばれています)によれば、私の車はeMMCが書き込めなくなる時に警告が出なかったため、個人設定のバックアップがデータセンターになかったとのこと。そのためドライバープロファイルやトリップメーター、ナビの設定などほとんどの設定が消えてしまって初期状態に戻ってしまいました。ドライバープロファイルには、コントロールパネルでのほとんどの設定および、シート・ハンドル・ミラーの位置などの設定も含まれます。ナビの設定には、自宅と勤務先の住所、および過去の履歴が含まれます。私はトリップメーターBに納車時からのデータをそのまま保管していたのですが、残念ながらそれも消えてしまいました。

写真はトリップメーターが消えている様子です。他にも、画面左上に「プロフィール」と表示されていることから、ドライバープロファイルが一つも登録されていないことが分かります。また346kmとダッシュボード内に表示されていますが、私は通常%表示にしているので、この設定もリセットされています。

修理伝票をいただいたので、アップします。今回の故障はリコール対象でしたので、修理は無料でした。この車は、全体の新車保証が4年間または8万キロまで、ドライブトレイン(走行に必要なモーター等)の保証は走行距離無制限です。

赤丸を付けてあるところが今回交換した部品ですが、REMANと記載があります。これはリマニュファクチャリング品ということで、想像ですがこのTegraボードの新規製造は行っておらず、残っていたボードの8GB eMMCを取り外して64GB eMMCをはんだ付けし直したもの、ということなのではないかと思います。

前回の記事でも、故障の前兆として、センターコンソールの再起動の時間が長くなる、という現象が出ていました。eMMC交換直後の再起動の様子を撮影してみましたのでご覧ください。

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この記事を書いた人

日本アイ・ビー・エム、マイクロソフトを経てイージャパンを起業、CTOに就く。2006年、技術者とコンサルタントが共に在籍し、高い水準のコンサルティングを提供したいという思いのもと、アユダンテ株式会社創業。プログラミングは中学時代から。テスラモデルX P100Dのオーナーでもある。

コメント

コメント一覧 (1件)

  • ブラックアウトから約10日での復旧ですか、テスラにしては早い方かなぁ~。
    代車が必要となる修理だと3ヶ月待ちですからいい方なのかもしれません。
    私のクルマも走行中にいきなり再起動したりと不都合が出てきているのでそろそろかと思っています。遠出する時に出るのではないかとびくびくして乗っていますが、サービスに連絡してもリモートでは不都合は確認できていないとつれない返答でした。
    リコールなんだから症状が出た車両だけではなく、対象車両を年式が古い順に交換していけばサービスに負担をかけることなく交換できると思うのですが。
    次はMCU2への交換・リポートを楽しみにしています。

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