テスラ「モデルY」デリバリー直前最新情報〜サイズ、重量、オフロード・パフォーマンス

テスラから待望の大衆向けSUV型電気自動車であるモデルYがもうすぐ出荷されます。アメリカメディアのTESMANIANにその詳細に関するレポートが掲載されました。オフロード・アシスタンスや、モデル3には無かった自動開閉式トランクが付くようです。TESMANIANの記事を全文翻訳でお届けします。

テスラ「モデルY」デリバリー直前最新情報〜サイズ、重量、オフロード・パフォーマンス

元記事:Exclusive Tesla Model Y Dimensions, Weight and Performance Off-Road by George Szeto on 『TESMANIAN

車両サイズと重量

テスラ モデルYのデリバリー間近になりますが、匿名の読者からその詳細情報が届きました。

ここからモデルYに関する最新の独占情報と写真を掲載していきます。

車両サイズ

全長(下画像内Aの部分):187インチ/ 4,750 mm
全幅(下画像内Bの部分):
* サイドミラー(開)込みの全幅:83.8インチ/ 2,129 mm
* サイドミラー(閉)込みの全幅:77.9インチ/ 1,978 mm
* サイドミラー無しの全幅:75.6インチ/ 1,921 mm
全高 (下画像Cの部分)(サスペンションを除く):64インチ/ 1,624 mm

重量

車両重量* ロングレンジ、デュアルモーター:4,416 lbs/ 2,003 kg
定格車両総重量** ロングレンジ、デュアルモーター:5,302 lbs/ 2,405 kg
定格車両総重量荷重配分(デュアルモーターを除く): フロント46%、 リア54%
定格総軸荷重-フロント20インチホイール: 3,005 lbs/ 1,363 kg
定格総軸荷重-リア20インチホイール: 3,307 lbs/ 1500 kg

*車両重量:燃料やオイル、冷却水などを含み、乗員/荷物を除いた重量。
**定格車両総重量:装備可能オプションすべてと乗車定員分の重量を加えた総重量。

オフロード・アシスト

ここで1つ、私達が驚かされた新しい機能があります。下の画像で見られる表示が、「オフロードでパフォーマンスが最適化されるよう、トラクション・コントロールの調整がされます。自動緊急ブレーキや緊急車線逸脱回避といった自動運転機能の一部はオフロード・アシストがオンになると作動しなくなります」となっています。

パワー・トランク

最後の画像では、モデルYにパワー・トランク(電動化トランク)がついたことが確認できます。

(翻訳・文/杉田 明子)

この記事のコメント(新着順)6件

  1. モデルyは最小回転半径が6メートルを少し超えるとのこと。
    車幅1921mmは慣れるとしても、uターンや切り返しの駐車時にすこし神経使いそうですね。
    モデル3より一回り大きいサイズで、大体ポルシェマカンクラスの車格。
    早く実車を見てみたいものです。

  2. 電気自動車や急速充電器を快適にというキャッチフレーズから、「快適」情報を求めて時々拝見していますが、テスラ賛美と海外の話題ばかりで、日本製電気自動車ユーザーには有益な情報がほとんどありません。今後もこの方針は変わらないのでしょうか?

    1. リーフユーザー様、ご意見ありがとうございます!
      日本での情報が非常に少ない中で、現状のようになってしまっておりますが、今後も日本の自動車メーカーより新しい車両やサービスが出てくれば、どんどん取材や記事化を進めていきたいと思います。
      一つ、当サイトでは、コンセプトカーについては基本的には記事にしないという方針がございます。これは、主に欧米メーカーが10年以上前から、電気自動車に関してはコンセプトカーだけをリリースして、実際の車両販売にはこぎつけなかったという背景から、実際のお役には立てないと考えてそのようにしております。
      何か取材ご希望のイベントや事象などございましたら、ぜひお知らせいただけますと幸いです。

  3. 興味があるのは下記3点。
    ①大人7人がきちんと乗れるか?
    ②国内のスーパーチャージャーの整備計画
    ③国内での車両価格

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この記事の著者


					杉田 明子

杉田 明子

2010年代に住んでいた海外では'94年製のフォード→'02年製のトヨタと化石のような車に乗ってきました。東京に来てからは車を所有していないのですが、社用車のテスラ・モデル3にたまに乗って、タイムスリップ気分を味わっています。旅行に行った際はレンタカーを借りてロードトリップをするのが趣味。昨年は夫婦2人でヨーロッパ2,200キロの旅をしてきました。大容量バッテリーのEVが安くレンタルでき、充電インフラも整った時代を待ち望んでいます。

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