元記事:LG Energy Invests $451M to Mass-Produce Tesla 4680 Battery Cells on 『TESMANIAN』by Eva Fox
※一部原文に投資額の誤りがありましたので、修正しています。
最新型電池セルに多額の投資
LGエナジーソリューションは月曜日にテスラの電池セル用の投資を発表しました。5800億ウォン(約607億円)を投じて、新型4680円筒形バッテリーを生産する同社の梧倉第2工場の生産容量を9GWh分増強します。大量生産は2023年に開始されます。LGの4680セルはニッケル、コバルト、マンガン、アルミニウムで構成されており(NCMA)、新しい電池は最大95%までニッケルの構成比率を高め、アルミニウムも加えられています。
【訳注】
元記事では第2工場に投資される5800億ウォン(約607億円)のみを取り上げていますが、LGエナジーソリューション全体での投資額は7300億ウォン(約760億円)であることが伝えられています。
LGエナジーソリューションの権暎寿(クォン・ヨンス)CEOは「世界的な自動車メーカーが円筒形バッテリーに大きな関心を寄せている裏で、生産能力を増強するための投資を決めました」と話しました。
新しい4680電池セルは、現在電気自動車に使われるタイプとしては最先端のものと考えられています。従来の2170電池に比べ、5倍のエネルギーと6倍の出力を兼ね備えており、4680を使った電気自動車の航続距離は平均16%伸びるようです。
(翻訳・文/杉田 明子)