木野 龍逸– Author –

編集プロダクション、オーストラリアの邦人向けフリーペーパー編集部などを経て独立。1990年代半ばから自動車に関する環境、エネルギー問題を中心に取材し、カーグラフィックや日経トレンディ他に寄稿。技術的、文化的、経済的、環境的側面から自動車社会を俯瞰してきた。福島の原発事故発生以後は、事故収束作業や避難者の状況のほか、社会問題全般を取材。Yahoo!ニュースやスローニュースなどに記事を寄稿中。原発事故については廃棄物問題、自治体や避難者、福島第一原発の現状などについてニコニコチャンネルなどでメルマガを配信。著作に、プリウスの開発経緯をルポした「ハイブリッド」(文春新書)の他、「検証 福島原発事故・記者会見3~欺瞞の連鎖」(岩波書店)など。
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プジョー『e-208』がついに日本発売! 電池容量50kWhで約390万円〜
2020年7月2日、グループPSAジャパンは、プジョーブランドの電気自動車(EV)『e-208』を日本で発売することを発表しました。内燃機関(ガソリン車)の『208』と同時発売です。売れ筋のコンパクトカーにEVを投入するのはPSAの本気度を示していると言えそう... -
テスラが第2四半期の生産台数と納車台数を発表〜株価はさらに急騰へ
テスラ社は2020年7月2日(現地時間)、第2四半期(2020年4月~6月)の生産台数と納車台数を発表しました。モデルS/X/3/Yの合計生産台数は8万2272台、納車台数は9万650台です。第2四半期は新型コロナの影響でテスラ社も工場を停止していましたが、影響は... -
電気自動車SUV『DS 3 クロスバックE-TENSE』の日本導入が発表
欧州では昨年秋に発売されたDSオートモビルの電気自動車(EV)、「DS 3 クロスバックE-TENSE」の日本導入が発表されました。DSオートモビルは2025年までに全車種でEVやHEVなどの電動化技術を採用することを目指していて、DS 3 クロスバックE-TENSEはその先... -
日中が合同で次世代超高出力充電規格『チャオジ』の発表イベントを開催
2020年6月19日、急速充電器の規格策定などを手がけるCHAdeMO協議会が、日中共同で規格制定を進めている新規格「Chaoji(チャオジ)」の開発状況について日中合同の発表会を開催。2020年内にチャオジ規格を制定する目標を明確化するとともに、2022年頃から... -
トヨタが欧州で商用電気自動車『プロエース・エレクトリック』の予約受付を開始
2020年5月19日、トヨタはPSAグループの商用電気自動車(EV)を自社ブランドにした『プロエース・エレクトリック』を、欧州の一部の国で販売することを発表しました。オランダではすでに予約を受け付けていて、2020年10月からデリバリーが始まる予定です。 ... -
フォルクスワーゲンが電気自動車用バッテリー工場にさらなる投資〜『MEB』も着々と進展
フォルクスワーゲングループは電気自動車(EV)に関する行動計画の一環として、ドイツ国内のバッテリー開発拠点に4億5000万ユーロを投じて工場やインフラを追加することを発表しました。新たにわかった同社EVの基本コンポーネント「MEB」の詳細と共に紹介... -
九州電力が発表したマンション入居者向けEVシェアリングサービスに突っ込んでみた
九州電力は2020年4月22日に、マンション入居者用の電気自動車(EV)のカーシェアリングサービス「weev(ウィーブ」」を発表しました。スタートは2020年12月で、九州や首都圏に竣工するマンションでのサービス提供を予定しています。 ※冒頭写真は仙台ロイヤ... -
テスラの2020年第1四半期の純利益は1600万ドル〜コロナ禍の中でも利益を確保
テスラ社が現地時間4月29日に発表した2020年会見年度の第1四半期(2020年1~3月)の決算は、純利益が1600万ドルで、3期連続の黒字になりました。前期比では85%減ですが、新型コロナによる世界的な景気後退の中でも利益は確保しています。 【テスラ社の202... -
フォードが1400馬力のEV『マスタング・コブラ・ジェット』を公開
2019年11月に電気自動車(EV)「マスタング・マッハE」を発表したフォードが、今度はプロトタイプのEVドラッグレーサー「マスタング・コブラ・ジェット 1400」を発表しました。ゼロヨン8秒以下を目指します。CleanTechnicaから全文翻訳記事をお届けします... -
メルセデス・ベンツがPHEVの新『GLC 350 e 4MATIC クーペ』を日本導入
メルセデス・ベンツ日本は4月3日、バッテリー容量を増やすなどしたプラグインハイブリッド(PHEV)の4輪駆動モデル『GLC 350 e 4MATIC クーペ』を発売しました。バッテリー容量を増やし、バッテリー走行での航続距離は45.2kmになりました。 家庭への普通充...
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新型リーフの「ユーザー希望小売価格」を考えてみた/日本で買えるEVの競合車種と比較検討
日産は6月17日に新型リーフの諸元などを初公開しました。発売は2025年秋に北米で開始し、その他の地域に順次拡大します。価格は未発表ですが、バッテリー容量や車格を参考にして競合しそうなEVと比較しつつ考えてみました。 ※この記事はAIによるポッドキャ... -
パワーエックスが高速道路上で初めての従量課金制超急速充電器を開設/ハイウェイオアシス富楽里
パワーエックスが蓄電池型超急速EV充電器を、千葉県の「ハイウェイオアシス富楽里」に設置、5月30日から運用を開始しました。従量課金制の超急速充電器が高速道路上に設置されるのは日本で初めてのケースです。 PowerX初の高速道路上の充電ステーション 20... -
ホンダのEVスクーター『CUV e:』世界初公開/開発担当者が自らポチる期待の出来映え!
ホンダは東京ビッグサイトで開催された東京モーターサイクルショーに、6月20日に発売する電動スクーター『CUV e:』を展示しました。日本での実車公開は初めてです。どんなスクーターなのか、特徴を紹介します。 125ccクラスの世界戦略モデル ホンダは3月28... -
ヒョンデのコンパクトEV『インスター』長距離試乗/走りも電費も充電も「文句なし」
ヒョンデのコンパクトEV『インスター』に、大阪から横浜まで試乗することができました。結果をひと言で言えば「文句なし」です。走りヨシ、電費ヨシで、急速充電性能も満足。ほぼ手放しでハナマルをつけられます。試乗レポートをお伝えします。 ※この記事... -
BYDの勉強会から改めて学ぶ電気自動車の基礎知識【前編】リン酸鉄バッテリーの強みと留意点
BYDがメディア向けの「勉強会」を開催しました。同社の技術紹介が中心ではありましたが、改めて電気自動車の基礎知識を確認できる内容でした。2回に分けて紹介する記事の前編は、LFP(リン酸鉄)バッテリーを中心としたEV用リチウムイオン電池の基礎知識で... -
EVモーターズ・ジャパンのEVバス組立工場を見学レポート/脱炭素社会実現へのビジョンが進展中!
商用電気自動車を開発・販売するEVモーターズ・ジャパンが、北九州市内に独自の生産工場を建設中です。今回、徐々に生産設備が整ってきている現場を見ることができました。EVモーターズ・ジャパンが描く工場の将来像はどのようなものなのでしょうか。現地... -
トヨタが欧州で新型電気自動車続々投入を発表/EVのシェア獲得に本腰か?
トヨタは今年夏以降に、ヨーロッパで新型『bZ4X』、『C-HR+』、『アーバンクルーザー』、レクサス『RZ』シリーズと、新たなEV車種を続々と発売することを発表しました。欧州EV市場のシェア獲得に本腰を入れ始めたようです。 欧州市場に続々と新型EVを投入 ... -
BYD 『DOLPHIN(ドルフィン)』が299万2000円に実質値下げ〜EVがどんどんお手頃になる!
BYD Auto Japanは2025年4月1日、コンパクトサイズのEV、『DOLPHIN(ドルフィン)』を値下げするとともに、エントリーグレードの「Baseline」を追加し299万2000円で販売することを発表しました。日本のEVにも価格競争の波がやってきたようです。 大幅値下げ... -
初期型リーフの「バッテリー増量交換」が人気〜オーナーのリーフ愛を実感
電気自動車の命はバッテリーです。オズモーターズが初期型リーフのバッテリーを新型リーフのものに増量交換するサービスを開始して数か月が過ぎました。その後、リーフのバッテリー交換事業はどうなっているのでしょうか。代表の古川さんに現状を聞いてき... -
BMW『iX1』試乗レポート/ハイパフォーマンスなプレミアムコンパクトEV
BMWのSUVタイプの電気自動車で最もコンパクトなモデル『iX1 xDrive30 xLine』に試乗。プレミアムブランドなので価格は安くありませんが、必要十分なバッテリー容量と急速充電の受電能力は、発売から2年が経過した今でもハイパフォーマンスと言えるものでし...