10.5kWh電池のアイミーブMで往復1,200kmの遠距離はどうなの? 【往路編】

日本で市販されている電気自動車では10.5kWhと最も容量の小さい電池を積む「三菱 アイミーブ Mタイプ」で、首都圏から東北地方まで往復1,200kmの遠距離を走ってみました。カタログ上では「最大走行距離120km」とある同車でどう走行・充電すれば可能だったか、詳しくお伝えします。

10.5kWh電池のアイミーブMで往復1,200kmの遠距離はどうなの? 【往路編】

目次

  1. はじめに
  2. プラン作り
  3. 埼玉県所沢市から栃木県真岡市まで
  4. 栃木県真岡市から同・那須塩原市まで
  5. 栃木県那須塩原市から安積PA(福島県郡山市)まで
  6. 安積PA(福島県郡山市)から同・福島市まで
  7. 福島県福島市から宮城県塩竃市まで
  8. 宮城県塩竃市から同・気仙沼市まで
  9. おわりに

はじめに

EVsmartブログチームでは、「バッテリー式電気自動車(BEV、ピュアEV)」は今後さらに「距離別」に棲み分けが進むと考えています。日本で現在入手可能な現行の電気自動車を距離別に見ると……、

● テスラ・モデルSやモデルX、日産リーフe+のような「長距離電気自動車」
● 日産リーフ(40kWhまでのモデル)やBMW i3、VW e-Golfのような「中距離電気自動車」
● 三菱MiEVシリーズ(i-MiEVシリーズ、minicab-MiEVシリーズ)のような「短距離電気自動車」

と分類できるでしょう。

さて、このうち今回の「アイミーブ(i-MiEV) Mタイプ」ですが、本来であれば短距離用の、しかも最も電池容量の少ないモデルですから、住んでいる街の中やそのまわり、近隣の市町村への往復などに使うのが想定された乗り方でしょう。カタログには「満充電時の走行距離は最大で120km」とあるので、「JC08で最大120kmまでは走行可能」。これを、電気自動車に関してはより実走行に近い値を示す「EPA値」に換算すると、「最大で67km走行可能」ということになります。

普段はもっと走れていますが、「吹雪のなか暖房と除湿を使ってハードに走った」ことがありますが、確かにその時はこれくらいしか走れない印象でした。まぁ、普段の走行では、よほどの連続登坂でもない限り、80〜100kmは走れると思います。i-MiEV Mのスペックに関しては、電気自動車メーカー別一覧のページをご覧ください。

さて、こうした短距離用BEVをあえて長距離走行に使ってみたらどうなるでしょうか。

走行用電池の温度上昇による急速充電の充電制限に遭うでしょうか、地方の充電器間隔の長い場所を「電欠」せずに走りきれるでしょうか……。いろいろと興味は尽きませんが、無謀な挑戦とも言えますね。誰もがこんな走り方をする必要などありません。じゃ、やめようかな……。でも、やってみたくなるのが「BEV乗り」というものではないでしょうか(笑)。電欠しても、命を失うような過酷な季節でもありませんし……。いきましょうか! なお、この遠征は2018年11月中旬、まだ雪の降る前のことです。

プラン作り

気仙沼の亀山の山頂と湾の景色。気仙沼観光進機のサイトより転載。
気仙沼の亀山の山頂と湾の景色。気仙沼観光進機のサイトより転載。

昨今は急速充電器もかなり増え、長距離の移動もそれほど難しくはなくなってきました。とは言え、地域によっては充電器も限られ、移動には事前のプラン作りが欠かせません。東北地方はそうした地域のひとつと言えるでしょう。

主要都市部や幹線国道沿いは大丈夫ですが、山間地や三陸などの、「幹線(東北自動車道と国道4号線が通る沿線)から離れた地域」は、短距離電気自動車だと「冒険」を強いられます。今回の目的地は、宮城・岩手県境、つまり宮城県最北部と言える「気仙沼市」です。出発地の東京・埼玉都県境からは、片道ほぼ600km、往復でおよそ1,200kmの遠征です。

事前のプラン作りには、広い面積を見てルートの概要を考えるのに「Google Map」、それを基に充電スポットを選ぶのに「EVsmart」アプリ、山間地やこれまで通ったことのない地域(都市部以外)を高低差を見ながらルートを微調整するためにYahoo!の「ルートラボ」を使います。

少々面倒ですが、遠征をした時点では、これらの機能を統合したアプリやプログラムはありませんでした。2019年2月の時点では、スマートフォンで新しいEVsmartアプリを使えば、充電器の種類を絞り込んで、ルートの候補を探し出すことは容易になり、状況は大きく改善しました。

EVsmartアプリβ版での検索結果例
EVsmartアプリβ版での検索結果例

今後はEVsmartアプリにも「経路充電を提案」してくれる「ルート検索機能」が装備される予定なので、そうなるともうEVsmartアプリ一つで全てこと足りてしまうでしょう。標高差も考慮に入れたルートの計算がなされ、季節による電費の変動にも対処する機能も付くようです。(皆さん、お楽しみに!)

今回は、高速道路上の限られた急速充電器でバッティングするのを避けるため、できるだけ「一般道」で移動してみることにしました。一般道走行だと、走行用電池の減り具合を見ながら、臨機応変に急速充電器を選べます。

高速道路のSA/PAで急速充電器が1台しかない場所は今でもたくさんありますが、そうした所で「3台待ち(30分×3台で、充電を始めるまで最大1時間半待ち)」などに遭遇したら、安くないお金を払って高速道路を使う意味すら消えてしまいます。顧客を「囲い込む」商業形態である高速道路では、急速充電器の複数設置は事業者の「義務」だと言えるでしょう。でなければ、全インターチェンジでの4時間以内程度の乗り降りは自由にするとか。

さいわい、宇都宮や郡山、福島や仙台といった都市圏を除けば、北関東から東北地方の道路はそれほど混んでいないので、このやり方が通用するという側面もあります。(筆者はかつて仕事で東北地方の都市に赴任していたことがあるので、道路をそれなりに知っていて土地勘があるという事情もあります。)

埼玉県所沢市から栃木県真岡市まで

今回の往路は平日の移動のため、早朝に首都圏を出発し、「通勤時間帯が始まる前に関東北部まで離脱する」ことを考えました。また、「できるだけ充電回数を減らす」ことを念頭にコースを設計しました。

一般道を走るので、空気抵抗による電力ロスが小さくて済みます。これには走行用電池の温度上昇を防ぐという利点もあります。もっとも、筆者のアイミーブ Mは2013年夏に乗り始めて以来、温度上昇による充電制限は酷暑の高速道路上でわずか1回しか経験していません。(東名・新東名・名阪を使って、都内から3人乗りで滋賀に向かった際。エアコン連続使用。)自然冷却でも、巡航速度を無理に上げなければ、電池の温度は想定範囲内に保てることを、5年を超える「Mとの付き合い」から知っています。

さらに有利なのは、アイミーブ Mが搭載する走行用電池「東芝SCiB」は内部抵抗が非常に低いため電力の吸い込みが速く、結果的に充電時の電池温度の上昇を少なく済ませることもできます。CHAdeMO最大の「50kW」の充電器を使うと、たいていは「85%前後に達するまで」は「125Aのフルパワー」で充電できてしまうので、充電時間が短くて済むのです(そのため、20kWの充電器は、他に充電器が無い場合しか使いません)。

気温による影響も、これまであまり気にする必要を感じてきませんでした。低温に関しては以前、東北西部で、真冬の雪が降りしきる-10度近い気温のなかでも125Aが出ていて驚いたことがあります。充電させていただいたのは他社ディーラーでしたが、ちょうど終業の時間だったのか、メカニックの人たちが出て来て見るなり、一様に驚いておられました。

所沢から真岡までの高低を示すルートラボのチャート。大半は関東平野の恩恵に浴して平坦だ。
所沢から真岡までの高低を示すルートラボのチャート。大半は関東平野の恩恵に浴して平坦だ。

さて、この区間は最短でほぼ99km、渋滞になりそうな場所を避けて走ると最大132kmです。おっと、i-MiEV Mタイプの「カタログ値」では「最大走行距離120km」でした。でも、これまでの経験からは「行ける」と思います。高低差はほとんど無視できる値ですし、なにしろ電費計で「平均電費11.5km/kW」を上回って走っておけば、カタログ値を越えて走れますから。これまでMで走った最長記録は、「1充電(200Vできっちり上までいれてありました)で136km(実際に走行)」の経験があるので、それより4kmも少なくて済むのですから楽勝です(って、そんなわけないですね)。さらに、2018年9月車検での電池容量計測では、対出荷時比で「103%台」を記録(SCiB恐るべし)したので、減衰・劣化は想定しなくても良さそうです。さて、今回ルートでの最初の「冒険」区間です。

ルートラボによると、この区間の標高差は「76mの上り」。茨城県古河市あたりまではほぼ平坦ですが、その後はだらだらと上りが続き、真岡市の手前で少し上りがきつくなります。国道4号バイパスを使いますが、ここは深夜早朝は流れが速いので、調子に乗って速度を上げて空気抵抗で電費を悪化させないよう自重が必要です。真岡の三菱まで到達が難しくなっても、小山市周辺には日産の充電器が複数あるので、電欠することはありません。これが「一度入ると抜け出しにくい」し、「たった1台しかない充電器の充電待ちで時間を無駄にされる可能性が高い」高速道路と違って、一般道に自由でフレキシブルな魅力を感じる点です。

 

4:27に自宅を出発です。

200Vで上まで入れたはずですが、あれれ? Techtom社製の電費計の表示は99.0%になっています。まぁ誤差の範囲なので大丈夫でしょう。浦和所沢バイパスで浦和、そのあと越谷市と東進し、4号線に入って北上に切り替えます。ここまでの行程は順調でした。

案の定、4号線はトラックなど大型車輌ばかりで、流れも速かったです。3車線のうち最も左を選んで、マイペースで走ります。Pivot社製のクルーズコントロールを使って、楽ちんの巡航です。(i-MiEVシリーズにはクルーズコントロールは付いていないので、後付けしてあります。ついでに言うと、私のMタイプを2013年秋にPivot社に1週間ほど貸し出して、適合のデータを取って、クルコンがMタイプに正式対応になった経緯があります。)

埼玉県から茨城県の五霞町に入る頃から、東の空がオレンジ色に染まってきました。夜明けです。日の出前の畑の上にはうっすらともやがかかっています。小山に寄って充電するかの決断の地点に来ました。ここまでの平均電費もカタログ値を上回る「12.21km/kW」なので、で大丈夫そうです。予定通り真岡に向かいます。

6:46、真岡市にある「東日本三菱真岡店」に到着。

ラッシュに遭わずに首都圏脱出ほぼ成功です。残容量19.5%で、i-MiEVのインパネには残量計1セグが点滅表示、走行可能距離7kmと出ています(平坦な道であれば、さらに20kmは走れるでしょう)。平均電費は、最後の上りの影響か、「12.08km/kW」に若干落ちていました。先客にアウトランダーがいたので15分ほど待ちましたが、95.5%まで充電して出発です。走行可能距離は122kmに復活。ここの充電器は、これ以北の三菱のディーラーに多い「30kW中速」なので、PHVのアウトランダーには良いとしても、BEVにとっては正直言って能力不足の印象です。結構時間がかかってしまいました。

栃木県真岡市から同・那須塩原市まで

真岡から西那須野までの高低。那須の高原に向かって一方的な上りであることがわかる。ルートラボのデータより転載。
真岡から西那須野までの高低。那須の高原に向かって一方的な上りであることがわかる。ルートラボのデータより転載。

7:34に出発。

この区間は、那須の高原に向かってだらだらと上りが続く印象です。本格的に上り始めるのは矢板を越えてからです。距離はおよそ64km、合計230mの上りです。目的地は最も上る地点(サミット)の少し先で、サミット自体は「305m」のところにあります。この条件なら、冷暖房を使わないこの時期だと楽に到達できるでしょう。

宝積寺で4号線に合流。速度を上げないためもあり、バイパスのある場所では旧道を通ります。1980年代末、ここを通って東北の赴任地と首都圏を年に十回は往復していたので、大谷石でできた蔵や塀のある旧道は懐かしい景色でもあります。

9:00に「東日本三菱西那須野店」に到着、残容量50.0%、残量計7セグ、走行可能距離48kmと出ています。意外と電気を使わず到達できました。もはやi-MiEV Mは身体の一部と化したようです。

今回の平均電費は、うっかり電源を落としてしまったので消えてしまいました。残念! 24分間の充電で98.0%、走行可能距離123kmまで回復しました。ここも30kWの中速充電器です。さて、いよいよ「東北地方」に足を踏み入れます。

栃木県那須塩原市から安積PA(福島県郡山市)まで

栃木・福島県境の高低。県境がサミットであることがわかる。ここさえ越せれば、あとは下り。ルートラボのデータより転載。
栃木・福島県境の高低。県境がサミットであることがわかる。ここさえ越せれば、あとは下り。ルートラボのデータより転載。

この区間は、那須高原のサミットを越えると少し下るものの、県境付近にサミットがあります。最高地点へは455m上らなければなりません。また、もし東北道を使うなら、福島県白河市を出た後のアップダウンにも備えておかなければなりません。国道4号であれば白河市から矢吹にかけて緩い上りがあるだけですが…。

仲間の日産リーフ40kWhや24kWhが後ろから迫って来たので、ここで東北道を使って「ワープ」することにしました。安積PAまでは73km、目的地の標高はほぼ同じですが、途中に「455mの山越え」があります。飛ばさなければ、ここも充分到達可能です。飛ばすと電池温度も上がり、安積PAでの充電に時間を喰ってしまうかも知れません。

県境を越えて福島県西郷村に入りました。以前はこの辺りから白河ICにかけての沿線に「これより東北」という看板が2枚あったと記憶していましたが、今は無いようです。東京練馬から出発した仲間(40kWhリーフ)に、須賀川IC付近で追い越されました。もう一人の仲間(やはり40kWhリーフ)はかなり早く東京町田を出たので、すでに福島県から宮城県に入ろうとしているようです。なお、東京からは200kmのキロポストは、東北新幹線の高架をくぐる近くにあります。

10:37、安積PAに到着。

残容量43.0%、残量計5セグ、走行可能距離はなぜか表示されていません。あれれ?ここでも、トイレに行きたくて、電源をうっかり切ってしまったので、この区間の「平均電費」が消えてしまいました。でも、予想より残容量が多いので、12km/kW台は出ていたのではないかと思います。

10:55出発。

さすがに50kWの急速充電器は速いです。99.5%まで入れて、走行可能距離133kmに回復していました。先客はさいわい居ませんでしたが、ちょっと休憩しました。充電自体は15分くらいで終わっていました。SCiBの温度はそれほど上がっていないようです。相変わらず吸い込みが速い、頼りになる「相棒」です。

安積PA(福島県郡山市)から同・福島市まで

この区間は、高原と言える郡山市から盆地の底にある福島市内まで、200mの高低差を下る53.7kmのコース。充分到達できる距離です。二本松市までは高原の上なので比較的平坦ですが、その後は福島盆地に降り立つために「山の縁」を越えなければなりません。サミットは出発点からは85m上です。東北道の「二本松〜福島西」間は山岳路線と言っても良いでしょう。冬の気候の荒れ方も相当なもので、吹雪や霧などが頻発し、注意の必要な区間です。でも、今回は二本松からは一般道を使います。

30kmを越えた辺りから始まるサミット越えが、福島盆地の南の縁。ここを越えればあとは下るのみ。ルートラボのデータ表示から転載。
30kmを越えた辺りから始まるサミット越えが、福島盆地の南の縁。ここを越えればあとは下るのみ。ルートラボのデータ表示から転載。

なお、東北道に関しては、「風雪の通り道」のようなものがいくつかあります。最初が「那須高原〜白河」間、次が「鏡石」付近の「大きなV字の下りと上り」、そして「二本松〜福島西」間です。その後の「宮城県村田付近〜仙台南」の難所を越えると、岩手県一関市あたりまでは比較的穏やかですが、盛岡市に至る前には「北上市」付近が待ち構えています。

こうした「難所」は、いずれも西に豪雪地帯を抱えていて、さらに風雪が太平洋側に向かって吹き込みやすい地形になっているようです。たとえば最後の「北上市」は、西には日本有数の豪雪地帯の秋田県横手市などが位置しています。

二本松の菊人形祭。二本松市の公式サイトより転載。
二本松の菊人形祭。二本松市の公式サイトより転載。

平日とはいえ、一般道でもそれほど交通量は無いと判断し、二本松インターで降りて国道4号線で福島市内に入ることにします。二本松インターは、本宮あたりから続く平坦な道から、少し山に入ったところにあります。1つ手前の本宮インターで降りて、すぐわきを走る国道4号線に入っても良いのですが、近年は本宮あたりの道路は案外交通量があるので避けることにします。

二本松市の提灯祭。二本松市の公式サイトより転載。
二本松市の提灯祭。二本松市の公式サイトより転載。

二本松インターで降りました。二本松の町は秋の「菊人形」の展示で有名です。「提灯祭」も壮麗で、古くからこの地方の重要な都市であったことがうかがえます。私が面白いと思うのは、町が山で二分されていることです。インターのある町から、二本松城のある方の町に行くには、結構な山を越えなければなりません。お祭りでは、この急坂を山車が上り下りする、珍しい姿が見られます。

南から福島盆地を望む。正面(中央)の木に半分隠れているが、トラックの上に見える山が福島市のシンボル「信夫山」。右前方に市街地が見える。左の黄葉している木の向こうの辺りに、福島市近郊の飯坂温泉がある。
南から福島盆地を望む。正面(中央)の木に半分隠れているが、トラックの上に見える山が福島市のシンボル「信夫山」。右前方に市街地が見える。左の黄葉している木の向こうの辺りに、福島市近郊の飯坂温泉がある。

二本松からは、福島市に至る流れの速いバイパスではなく、あえて旧道を選びます。巡航速度を一定に保つためです。60km/hほどで快調に走っていると、左手に福島大学が見えてきました。その先でバイパスと合流すると、いよいよ眼下に福島の町が見えてきます。左手(西)に安達太良・吾妻の連峰、右手(東)にはなだらかな阿武隈山地、そしてずっと前方(北)には宮城県白石方面の山が見えます。見事な盆地です。その盆地の中心に、福島市のアイコンとも言える「信夫山(しのぶやま)」がポツンと立っています。

11:50、東日本三菱福島鳥谷野(とやの)店に到着。市街地から見ると南部に当たります。仙台での牛タン昼食は諦めざるを得ない時間ですね(涙)。

福島市は温泉天国。クルマで30〜60分も行けばいくつもの温泉に入れる。これ以外にも奥土湯温泉、幕川温泉や微温湯(ぬるゆ)、鷲倉温泉、野地温泉、新野地温泉、赤湯、隣接する二本松市の岳温泉(だけおんせん)などにも行ける。福島市の公式サイトより転載。
福島市は温泉天国。クルマで30〜60分も行けばいくつもの温泉に入れる。これ以外にも奥土湯温泉、幕川温泉や微温湯(ぬるゆ)、鷲倉温泉、野地温泉、新野地温泉、赤湯、隣接する二本松市の岳温泉(だけおんせん)などにも行ける。福島市の公式サイトより転載。

残容量64.0%、残量計10セグ、走行可能距離は77km、この区間の平均電費は、下り主体でもあり13.85km/kWhでした。11.5km/kWhを切らなければ、カタログ値の「最大120km走行」を超えられるので、好電費と言えます。

99.5%まで充電。走行可能距離は133kmを指しています。カタログ値を13kmも超えていますね(笑)。12:14出発、仙台まで到達できるか、この区間も勝負です。

福島県福島市から宮城県塩竃市まで

福島盆地の北、、国見付近にサミットがある。初めの23kmで140mほど一気に上る形だ。ルートラボより転載。
福島盆地の北、、国見付近にサミットがある。初めの23kmで140mほど一気に上る形だ。ルートラボより転載。

この区間は東北道なら難所の「村田」が控えていますが、今回は一般道の国道4号線での北上なので、福島盆地の縁を越えさえすれば、あとはそれほどキツいアップダウンはありません。サミットは福島盆地を抜ける国見の峠です。

EVsmartアプリβ版での検索結果例
EVsmartアプリβ版での検索結果例

東北随一の大都会仙台市を抜けるため、どうしても渋滞などに巻き込まれがちです。ただし、アップダウンのうえ91.5kmあるので、10.5kWh電池の短距離BEVには「それなり」の冒険ではあります。

福島県を出て宮城県に入りました。福島盆地から宮城県白石市までの上りで予想以上の電力を使ったら、白石にある日産あたりで少し継ぎ足し充電しようと考えていましが、大丈夫そうです。仙台市を目指します。

途中、あの仙台銘菓「萩の月」の工場があり、春は桜の名所になる大河原を通過します。この辺りも敢えて旧道を使います。

仙台と言えば「萩の月」はお馴染みですね。菓匠三全の公式サイトより転載。
仙台と言えば「萩の月」はお馴染みですね。菓匠三全の公式サイトより転載。

仙台南郊の岩沼までアプローチしたところ、道路が予想以上に混んでいたので、有料自動車道「仙台東道路」を使って次の充電器のある塩竃(しおがま)の日産まで混雑をパスすることにしました。飛ばして電費を落とさないよう、自重の走りです(笑)。

仙台市内はかつて仕事でよく来ていました(短期間住んでいました)し、今でも年に一度は来ているので、抜け道も含めて道はわりとよく知っています。よって、うまく抜けられるかとも思っていたのですが、目的地での夕方の打ち合わせ時間(18:00)まで余裕がなくなってきたので、ここはワープで時間節約です。

ワープで少し時間は節約できました。14:44、宮城県塩竃市新浜町にある日産プリンス宮城塩竃店に無事たどり着けました。残容量25.5%、残量計2セグ点滅、走行可能距離は14km、この区間の平均電費は12.04km/kWhでした。我ながら「優秀なエコ運転」でした。

ここの充電器は44kWと急速なので、Mタイプ最大の125Aで受電できました。三菱の充電カードを持つ私にとっては、分あたりの課金から考えると、20kWの遅い充電器を使う(12円/分)より、結果的にはこちら(15円/分)を使う方がずっと割安になります。

99.5%まで入れて、走行可能距離は126kmまで回復。15:08分に出発。そう言えば、塩竃といえば、あのさっぱり辛めの日本酒「浦霞」の造られている町ですね。(なんか観光ガイドになってきました。)

清酒「浦霞」。醸造元「佐浦」の公式サイトより転載。
清酒「浦霞」。醸造元「佐浦」の公式サイトより転載。

宮城県塩竃市から同・気仙沼市まで

EVsmartで表示した宮城県から岩手県南部。左下の矢印が塩竃市、右上の矢印が目的地の気仙沼市を示している。
EVsmartで表示した宮城県から岩手県南部。左下の矢印が塩竃市、右上の矢印が目的地の気仙沼市を示している。

この区間は太平洋に沿った都邑(とゆう)を通る行程です。海沿いは平坦ですが、リアス式の湾に沿って走るため距離はどうしても長くなります。特に石巻市から南三陸町に至る部分は、複数の大きな半島の海陸線をなぞるような行程で距離が長大です。そのため石巻市からは内陸を北上し、登米市(とめし)を経て東に進路を変え、海沿いの南三陸に出るルートのほうが現実的でしょう。

この内陸の登米から南三陸に至る市町村境の部分に今回のサミットがあります。高さは127mです。その後の気仙沼市南部の本吉(もとよし)のあたりでも、基本は海沿いのルートですが、結構なアップダウンがいくつかあります。塩竃の日産から気仙沼市の目的地までは一般道で114km、本日2回目かつ最後の「勝負」の時です。念のためルートラボで高低差をチェックしておきます。

「道の駅津山」にある20kW中速充電器。東北らしく、充電器操作部分には屋根が設けられている。どうせならクルマも部分までお願いしたいもの。充電はしませんでしたが、通り道なので駐めて記念撮影

「Plan B(次の手)」は「道の駅津山」と、本吉のファミリーマートの充電器。いずれも20kW充電器ですから、使うのはどうしても必要な場合だけです。さて、時間も迫ってきましたし、最後の区間に挑むとしましょうか。( ← ご指摘を受け、修正します。本吉のファミマは30kWでした。近くに別のファミマで20kW設置があるので、混同していました。失礼しました。)

石巻市などの都市部を除けば、基本的には地方の道路なので、流れはスムーズです。お陰でクルーズコントロールが大活躍。石巻市の日産で入れる必要も無さそうなので、内陸の登米を目指します。途中、道の駅津山でも充電の必要は無さそうなので、記念写真を撮ってすぐ出発。本吉のファミリーマートを目指します。

最後の充電候補、気仙沼市本吉にあるファミリーマートに着いた時点で、充電は不要と判断したのは、なにより時間が迫っていたから。ナビは18:22着と言うが、17:55くらいには着きたいもの。打ち合わせは18:00スタート。
最後の充電候補、気仙沼市本吉にあるファミリーマートに着いた時点で、充電は不要と判断したのは、なにより時間が迫っていたから。ナビは18:22着と言うが、17:55くらいには着きたいもの。打ち合わせは18:00スタート。

本吉でも充電は不要と判断し、通過します。17:55、目的地の気仙沼市の海沿いにほど近い場所に到着しました。打ち合わせスタートまであと5分、ギリギリでした。

ここでミス! 急いでいて、最後のインパネの画像を取り損ねました。メモによると、残容量25.0%、残量計2セグ点滅、走行可能距離は11km、この区間の平均電費は11.82km/kWhでした。「福島市 → 塩竃市」とほぼ同じようなデータでしたが、本吉付近のアップダウンで飛ばした影響で電費が下がったものと思われます。だって、時間が結構迫っていたので、最後はホントに焦りました。宿にある200V充電器につないで、小走りで打ち合わせに向かいましたが、無事間に合いました。

i-MiEV君、600kmを少し割り込む距離でしたが、快適に走ってくれてありがとう!

600kmを走り抜いて、打合せ5分前に着いた旅だったが、「打合せ第二部」で疲れを取ってくれたのが、気仙沼の海の幸だ。
600kmを走り抜いて、打合せ5分前に着いた旅だったが、「打合せ第二部」で疲れを取ってくれたのが、気仙沼の海の幸だ。

おわりに

いかがでしたか? (某映画評論家風に)EVってホント愉しいですよね〜!また、i-MiEV Mに興味を持ったり、欲しくなった方がいらっしゃいましたら、手を挙げてください(笑)。復路編も書きますが、少し時間をください。長文(駄文でもありそう)に最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

(箱守知己)

この記事のコメント(新着順)15件

  1. 去年の9月に アイミーブ Mを入手して毎日 楽しんでます。
    私の遠出記録は 去年12月、三重県から九州門司港までと 今月の三重県〜新潟の往復です。
    九州からの帰りは当初山陰経由で 考えましたが冬季で降雪の可能性を 考慮 軟弱にも名門大洋フェリーで 復路ワープしてしまいました。

    私のMも入手後の 保証継承ディーラー点検でバッテリー容量103.3%の測定結果でした。
    普段使いでは、イオン等の普通充電で大丈夫な上に マンションの隣に 急速1台普通2台ある ホテルがあり とにかく自宅に帰投できれば 何とかなる環境です。
    夏に青森のっけ丼の旅を 画策してます。HakomoriTomさんの東北復路編 楽しみにしてます。

    私の理想は 駆動用東芝バッテリー積んだ EV デイズ または  ekクロスです。
    今乗ってるアイミーブいいけど内装 装備の古さは如何ともしがたいです。

    1. ksanoさま、コメントありがとうございます。アイミーブMとの暮らし、楽しまれているようですね。仲間として嬉しい限りです。

      三重県〜九州門司港も三重県〜新潟の往復も、長距離チャレンジですね。今や「i-MiEVにとっては」チャレンジという方が良いような時代になってきましたが(笑)。

      確かに、そろそろ古く感じますよね。パッケージも含め、旧来のICEの設計の制約からは解放されたBEVが出てくると良いですね。

  2. 自分はリーフオーナーですが、バッテリーの性能劣化に嫌気がさしてしまい東芝scibバッテリーを搭載している後期型アイミーブMの中古を探しています。
    こちらの文章を拝見して東芝scibバッテリーの優秀さを改めて再認識致しました。
    ただ後期型のMの中古は弾数も少なく装備もXなど上級グレードに比べると少ないのでなかなか良いのが見つかりません。アイミーブが見つかるまでは我慢してリーフに乗り続けるしかないかなと思っています。

    1. ケンケンさま、コメントありがとうございます。初期のリーフのオーナーのみなさんには電池の劣化で困っている方が少なくないようですね。当時の設計では、価格も含めて検討した結果、あの形が理想的だったのでしょうね。今はそれがe+の設計に活かされているようですね。いずれにせよ、アイミーブに慣れた身からすると、リーフは安定していて結構速く、魅力的なBEVに映りますよ。

      アイミーブM、見つかると良いですね。リーフより小さいですし、荷物もあまり積めませんが、電池は頑丈です。

  3. 箱守さん。ご無沙汰しております。
    最近BEVに関しては、テスラやリーフばかりで、久々のi-MiEVネタを楽しく読ませて頂きました。
     
    出発地の東京・埼玉都県境から気仙沼市は、片道ほぼ600km。
    4:27ご自宅を出発 → 17:55目的地の気仙沼市に到着 = 約13時間30分でほぼ600km走行。
     
    一部高速道路などをお使いとは言え、本文中に記載されていた
    急いで速度を上げる → 電池温度上昇 → CHAdeMO充電時の電流制限 回避も加味された素晴らしい走行ですね。
     
    2011年11月の「i-MiEV(M)で関西遠征」&「関西初?のi-MiEVオフ」を思い出しました。
     
    私自身はXを購入して5年で10万キロ走りました。
    長距離走行で言えば、最近だと3月に静岡市まで3日間の合計821kmを全て無料の道路を走りました。
    (下記アドレスはいずれも初日のアドレスです)
     
    静岡いちごオフ・往路前半 190302
    https://minkara.carview.co.jp/userid/183214/blog/42752391/
     
    あとは私のXと「とある所」から借りたXで2回熊本まで行きました。
    2015年は約2440km走行、2016年は約1900km走行
     
    i-MiEV(X) de 九州旅行(0日目)150628
    https://minkara.carview.co.jp/userid/183214/blog/36268333/
     
    i-MiEV(X) de 九州旅行(データ編)150706
    https://minkara.carview.co.jp/userid/183214/blog/36269627/
     
    熊本地震の災害ボランティアへ!(往路移動1日目)160617
    https://minkara.carview.co.jp/userid/183214/blog/39604534/

    1. よこよこさん、コメントありがとうございます。(長年の知り合いなので、「さん」のほうが自然ですね。)

      そうですね、2011年から一緒にi-MiEVの冒険をしていましたよね。もう7年以上も前なんですね。あの時は充電器がまだまだ少なくて、Mだと途中で超えられない区間が複数あって大変でした。あんな時代に「東京⇔兵庫西宮」をよく走破したものです(笑)。

      よこよこさんの長距離実践も、とても参考になります。私より後に購入されたのに、私がまだ8万キロ弱なのに、よこよこさんは10万キロ超えてるなんてすごいです。これからもBEVの楽しさを一緒に発信してゆきましょう!

  4. 箱守様:コメント有難う御座いますm(__)m
    高低差をルートラボで調べたら美濃加茂市と道の駅飛騨街道なぎさの間に500mもありました…道の駅なぎさの充電器から500mも下って美濃加茂まで電池ギリギリ。逆に美濃加茂からだと下呂市合掌村の充電器まで来ると電池ギリギリ、その高低差は380m程度です。
    電気自動車は勾配に弱いと以前から思っていましたが、その分位置エネルギーが蓄えられているので、たとえば峠越えで相当ショートカットできるルートなら使えなくないとも思ったり。
    今後EVsmartに機能が実装されれば…現在メインで使うアプリが三菱電動車両サポートなので連動されるでしょう、期待してまーす!
    青春18きっぷで普通列車を乗り継ぐ鉄道マニアは旅行計画を3通り以上考えます…過去自分も経験があり、EV充電計画をたてるのも待ち時間を織り込むのでさほど苦労してません。だからそんな鉄道マニアに電気自動車を進めると大概納得されますよ。

    1. ヒラタツさま、コメントありがとうございます。500mや380mといった登り・降りは影響大きいですよね。以前、中央道の双葉から次の充電器のある諏訪湖まで上るとき、Mだと双葉でフル充電しても、諏訪湖に着くときは1コマ点滅でいつもヒヤヒヤさせられたものです。逆に諏訪湖から双葉まで下ると、電池は半分以上残っていました。こう言うコースには登り坂方向にだけ途中に充電器を複数設置するような設計も必要ですよね。

    2. 峠越えのないルートでアイミーブMを走らせると電費エエですが、高速で走らせるとトンと悪ぅなりますね。
      60km/hと85km/hでは電力消費差2倍(W=mgh=0.5*mv^2)なんで高低差のない東名高速でも50km走ると電池ギリギリになりますー。
      2020年8月(真夏)に春日井~袋井で東名走ったらSA各駅停車に!!(爆)袋井から国道1号バイパス経由で藤枝まで行きましたが電池発熱のせいか60Aになりました(自爆)とほほ
      藤枝の郷土歴史館で一時間半冷却し90%あった電池容量も国道1号走ったら磐田でギリギリ、充電して東名を80km/hで走って上郷SAで50A制限キター(自爆)…思わず「軽便電気自動車やー」言うてしまいましたww
      ※賢明な箱守さんには藤枝や袋井の地名でバレると思いますが(笑)
      自身操縦テクはまだまだですけど、軽便鉄道の如くけなげに走るアイミーブMはホンマ愛おしいです。今後も労わりながら時に苦労をともにしつつ乗っていきまひょ。

  5. こんにちは。久々に書き込むアイミーブM乗りです。
    自身はまだ遠出が少なく、遠くて美濃太田~高山の130kmでしたが…高低差があり流れも速いからいつも下呂や道の駅なぎさで充電を強いられます。ただどっちも44kWなので冬でも15分以内に80%以上になりますが。
    遠距離走行も一般道中心で省エネ走行とクルーズコントローラー外付け・電費マネージャーさえ付ければ何とかなるものですね。1充電120km程度走ることができれば遠出も割と苦にならないってことで。

    かくいう己にも野望があります…それは岐阜県美濃加茂市から山口県萩市までアイミーブMで遠征できるか?ですが、高低差を調べられるアプリがあるならまず近場でデータを取って十分検証してから実行したいと考えます。

    1. ヒラタツさま、いつも楽しいコメントをありがとうございます。

      今はYahoo! の「ルートラボ」で高低差を調べてプランニングですが、「EVsmart」アプリに近い将来、高低差や季節、どの辺まで減ったら充電するか、などを組み込んだ経路・充電案内が付くので、そうなるとコレ一つで事足りてしまうかも。

      いずれにせよ、計画を立てる事も愉しめるならBEVとのタッグは最強!というのは変わらなそうです。

  6. 自分もi-MiEV Mオーナーなのですが、もう新車では買えないので
    三菱の中古車保証付きのものを買うのがベストですね。
    帰路分のレポも期待しておりますね♪

    ちなみに本吉のファミマの充電器出力は30kWですよ〜。
    https://evsmart.net/spot/miyagi/l42056/v14301/

    1. じゃむさま、コメントありがとうございます。確かに本吉のは30kWですね。私の勘違いでした。本吉より気仙沼市内に近い別のファミマに20kWがあったので、それと混同していました。いずれにせよ、「石巻〜気仙沼」間は寂しいですね。冬とかイヤですよね。ちゃんと44kWくらいの、中間点に作ってくれないでしょうかね、屋根付きで。

  7. ミニキャブミーブ(10.5kWh)に乗っておりますので
    今回の文章、興味深く読ませていただきました。
    復路編も楽しみにしています。

    電費が素晴らしいですね、ミニキャブミーブでは出ない数値です(笑)。

    1. cakar1mさま、コメントありがとうございます。記事を楽しんでいただき、こちらも嬉しいです。復路、観光情報が増える印象ですが、がんばってまとめますので、お待ちください。

      minicab-MiEVは、私も4ヶ月近く乗りました(モニターサイトに当選)が、前面投影面積の大きさ、タイヤの抵抗、ギア比などで、どうしても電費はi-MiEVほどは伸びませんでした。私が借りたのは16.0の普通のリチウムの方でしたが、どうせなら10.5のSCiBにすれば良かったと後悔しております。

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この記事の著者


					箱守 知己

箱守 知己

1961年生まれ。青山学院大学、東京学芸大学大学院教育学研究科、アメリカ・ワシントン大学(文科省派遣)。職歴は、団体職員(日本放送協会、独立行政法人国立大学)、地方公務員(東京都)、国家公務員(文部教官)、大学非常勤講師、私学常勤・非常勤講師、一般社団法人「電動車輌推進サポート協会(EVSA:Electric Vehicle Support Association)」理事。EVOC(EVオーナーズクラブ)副代表。一般社団法人「CHAdeMO協議会」広報ディレクター。 電気自動車以外の分野では、高等学校検定教科書執筆、大修館書店「英語教育ハンドブック(高校編)」、旺文社「傾向と対策〜国立大学リスニング」・「国立大学二次試験&私立大学リスニング」ほか。

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