テスラ モデルS 100DをCCSコンボ2ハードウェアとCCSアダプターの組み合わせで充電してみた

電気自動車においてガソリン車の給油にあたるものが充電になりますが、それにかかる時間及び充電時間に関わる出力というのは電気自動車オーナーの一つの関心事になっています。

テスラ モデルS100DをCCSコンボ2ハードウェアとCCSアダプターの組み合わせで充電してみた

オランダのテスラ・モデルS 100DのオーナーWido氏が、本人の車でCCSコンボ2アダプターを使って、Fastned(現在イギリス、オランダ、ドイツで100%再生可能エネルギー使用の超高速充電器を提供している企業)の175kW充電器を使用した様子をツイートしました。氏の車はCCS用のハードウェアに改造されています。

モデルSに取り付けられたCCSアダプター (以下画像はすべてWido氏のツイッターより)

135kWでSoC45%

結果として充電率45%まで安定して135kW/365Aの出力で充電できました。氏の所有するタイプのモデルSは、元々120kWのスーパーチャージャーV2で充電できるところを、アップグレード後には最高出力150kWで充電できるようになっています。ちなみに新し目のモデルSやモデルXは、ハードウェアの改造無しでアダプターを取り付けることができます。

CCSアダプター
アダプターの箱

テスラのモデル3ロング・レンジでは、このアダプターで200kWの出力が出るようです。モデル3はスーパーチャージャーV3との組み合わせだと250kWで充電でき(参照:テスラ スーパーチャージャーV3が発表、250kW・5分間で120km走行可能に)、テスラ車の充電時間はどんどん短くなってきているようです。

参考記事:Tesla Model S Takes 135 kW Using CCS Combo 2 Adapter

Tesla Model 3 To Charge At 200 kW From 3rd Party Chargers

(文・杉田 明子)

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					杉田 明子

杉田 明子

2010年代に住んでいた海外では'94年製のフォード→'02年製のトヨタと化石のような車に乗ってきました。東京に来てからは車を所有していないのですが、社用車のテスラ・モデル3にたまに乗って、タイムスリップ気分を味わっています。旅行に行った際はレンタカーを借りてロードトリップをするのが趣味。昨年は夫婦2人でヨーロッパ2,200キロの旅をしてきました。大容量バッテリーのEVが安くレンタルでき、充電インフラも整った時代を待ち望んでいます。

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