第2回「ジャパンEVオブザイヤー 2023」開催〜今年を代表する電気自動車を選ぼう!

EVsmartブログでは今年登場した電気自動車から最も優れた1台を選出する「Japan EV of the year 2023」を開催します。昨年に続いて2回目の実施で、今年ももちろん読者のみなさまからの一般投票を募集します。今年を代表する電気自動車を、みんなで選んで応援しましょう。

第2回「ジャパンEVオブザイヤー 2023」開催〜今年を代表する電気自動車をみんなで選ぼう!

魅力を感じる電気自動車にみなさんの一票を!

ユーザー目線で、正しくわかりやすい電気自動車情報をお伝えしている『EVsmartブログ』では、今年も運営会社であるENECHANGE株式会社とともに「Japan EV of the year」(以下、ジャパンEVオブザイヤー)を開催します。

ジャパンEVオブザイヤーは「社会が求める魅力的な電気自動車」を選出して表彰するため昨年からスタートしたプロジェクトです。一般ユーザーの意見を反映するため「一般投票」を募集するのがポイントで、今日から投票の受付を開始します。まずは特設サイトで投票方法などの詳細を確認いただいて、フォームから投票をしてください。

【特設サイト】
Japan EV of the year 2023

初開催となった「Japan EV of the year 2022」では、433名の一般投票をいただき、397票(ポイント)を集めた日産サクラがグランプリを獲得。ヒョンデIONIQ5とテスラモデルYが優秀賞となり、横浜の日産本社、ヒョンデのカスタマーエクスペリエンスセンターをお訪ねして表彰するとともに、投票時に記入いただいたみなさんからの推薦コメントをお届けしてきました(こちらが勝手にノミネートしていたことだったので、テスラからはお祝いインタビュー取材辞退の返事をいただきました)。

【関連記事】
日産『サクラ』&ヒョンデ『IONIQ 5』/第1回ジャパンEVオブザイヤー受賞お祝いインタビュー(2023年3月29日)

EVが主役になってきた!

昨年の選考対象となったのは20車種でした。今回は、日本国内で2022年10月から2023年10月に発売(受注開始)された電気自動車、18車種が選考対象となります。

※ お詫びと訂正/記事公開時、選考対象の期間が2023年11月までとなっていました。正しくは「2023年10月」までです。お詫びして訂正いたします。(EVsmartブログ編集部)

特設サイトのキャッチフレーズは「EVが主役になってきた!」にしました。20車種が18車種と少し減ったものの、メルセデス・ベンツのEQE SUV、EQS SUV などブランドのフラッグシップがEVとして登場し、電気自動車を中心にZEVだけを日本に導入するBYDやヒョンデから、ATTO3(440万円)やDOLPHIN(363万円〜)、KONA(399万3000円〜)などが登場、庶民のマイカーとして現実的な価格帯の車種が増えてきたといえる一年になりました。

今後はますます、大衆的EVのバリエーションが増え、EV普及に向けた本格的なチャレンジが始まっていくのだと思います。

エバンジェリスト投票と一般投票を実施

選考方法は、昨年同様「エバンジェリスト投票」と「一般投票」を設定します。

「エバンジェリスト投票」は、EVsmartブログ著者陣をはじめ、電気自動車についての情報発信を続けている方やメディア、EV関連企業のキーパーソンなどの「エバンジェリスト」にEVsmartブログ編集部から投票を依頼。推薦コメントや配点(1名20ポイントを配分)などを記事としてご紹介していきます。

「一般投票」は誰でも投票可能(1票=1ポイント)。規定の投票フォームから、最大3車種(各1票)まで投票可能です。投票の際には200字程度を目安にした「推薦コメント」が必要で、適切なコメントがない投票は無効となるのでご注意ください。

EVsmartブログでは、一般投票をいただいたみなさんからの「推薦コメント」をまとめた記事の発信も予定しています。EVに関心をもつみなさまが「年間を通じて最も優秀な電気自動車」を選ぶポイントは何なのか。広くご意見をいただいて発信することこそが、EVsmartブログにとってこのプロジェクトを実施する意義と考えています。

また、昨年同様、受賞したEVのメーカーにはみなさんからいただいたコメントを丸ごと(個人情報を除く)お届けする予定です。

今年を代表する電気自動車を、みんなで選び、応援しましょう。投票をお待ちしています!

選考対象車種一覧(発売日順)

ID.4

フォルクスワーゲン/2022年11月発売

Q4 e-tron

アウディ/2022年11月発売

ミニキャブ・ミーブ

三菱自動車工業/2022年11月販売再開

ATTO 3

BYD/2023年1月発売

iX1

BMW/2023年2月発売

ELEMO-L

HW ELECTRO/2023年3月受注開始

Q8 e-tron

アウディ/2023年3月発売

RZ450e

レクサス/2023年3月発売

Model S

テスラ/2023年5月受注開始 ※アップデート

Model X

テスラ/2023年5月受注開始 ※アップデート

EQS SUV

メルセデス・ベンツ/2023年5月発売

i5

BMW/2023年5月発売

ASF2.0

ASF/2023年5月販売開始

EQE SUV

メルセデス・ベンツ/2023年8月発売

Model 3

テスラ/2023年9月受注開始 ※アップデート

DOLPHIN

BYD/2023年9月発売

KONA

ヒョンデ/2023年9月受注予約開始

Abarth 500e

フィアット/2023年10月発売

(選考対象車種、以上)

最後に、昨年も紹介した日本国内の市販EVリストをアップデートしておきます。

発売(受注開始)年月車名ブランド備考注記
生産販売終了車種
2010年4月i-MiEV三菱生産終了
2010年12月リーフ日産ZE0生産終了
2013年1月MINICAB MiEV トラック三菱生産終了
2014年4月i3BMW22kWh生産終了
2014年10月e-NV200日産販売終了
2016年10月リーフ日産AZE0生産終了
2016年10月i3BMW33kWh生産終了
2017年10月e-Golfフォルクスワーゲン販売終了
2019年2月i3BMW42kWh生産終了
2011年12月MINICAB MiEV三菱2022年10月販売再開
2014年9月Model Sテスラアップデート
2017年1月Model Xテスラアップデート
2019年9月Model 3テスラアップデート
2021年1月e-tronアウディQ8 e-tronに変更
販売中車種
2017年10月リーフ日産ZE1
2018年9月I-PACEジャガー
2019年1月リーフ e+日産ZE1
2019年7月EQCメルセデス・ベンツ
2020年6月Taycanポルシェ
2020年7月DS 3 CROSSBACK E-TENSEDS AUTOMOBILES
2020年7月e-208プジョー
2020年9月e-2008プジョー
2020年10月Honda eホンダ
2020年10月UX300eレクサス
2021年1月MX-30 EV MODELマツダ
2021年4月FOMM ONEFOMM
2021年4月EQAメルセデス・ベンツ
2021年6月アリア日産
2021年7月ELEMOHW ELECTRO
2021年10月e-tron GTアウディ
2021年11月iXBMW
2021年11月iX3BMW
2021年11月ELEMO-KHW ELECTRO
2021年12月C+podトヨタ
2022年1月Ë-C4 ELECTRICシトロエン
2022年1月C40 Rechargeボルボ
2022年2月i4BMW
2022年5月bZ4Xトヨタ
2022年5月IONIQ 5ヒョンデ2022 優秀賞
2022年5月ソルテラスバル
2022年6月サクラ日産2022 グランプリ
2022年6月eKクロスEV三菱
2022年6月500eフィアット
2022年7月i7BMW
2022年7月XC40 Rechargeボルボ
2022年7月EQBメルセデス・ベンツ
2022年9月Model Yテスラ2022 優秀賞
2022年9月EQEメルセデス・ベンツ
2022年9月EQSメルセデス・ベンツ
2022年11月フォルクスワーゲンID.4
2022年11月アウディQ4 e-tron
2022年11月三菱ミニキャブ・ミーブ
2023年1月BYDATTO3
2023年2月BMWiX1
2023年3月HW ELECTROELEMO-L
2023年3月アウディQ8 e-tron
2023年3月レクサスRZ450e
2023年5月テスラModel S/Model S PLAIDアップデート
2023年5月テスラModel X/Model X PLAIDアップデート
2023年5月メルセデス・ベンツEQS SUV
2023年5月BMWi5
2023年5月ASFASF2.0
2023年8月メルセデス・ベンツEQE SUV
2023年9月テスラモデル3アップデート
2023年9月BYDDOLPHIN
2023年9月ヒョンデKONA
2023年10月フィアットAbarth 500e
2023年11月ボルボEX30
2023年11月レクサスRZ300e
2023年12月三菱ミニキャブEV
★=2023 選考対象車種
※2022年までのテスラは納車開始年月。

文/寄本 好則(EVsmartブログ編集長)

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					寄本 好則

寄本 好則

兵庫県但馬地方出身。旅雑誌などを経て『週刊SPA!』や『日経エンタテインメント!』の連載などライターとして活動しつつ編集プロダクションを主宰。近年はウェブメディアを中心に電気自動車と環境&社会課題を中心とした取材と情報発信を展開している。剣道四段。著書に『電気自動車で幸せになる』『EV時代の夜明け』(Kindle)『旬紀行―「とびきり」を味わうためだけの旅』(扶桑社)などがある。日本EVクラブのメンバーとして、2013年にはEVスーパーセブンで日本一周急速充電の旅を達成した。

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