EV普及を考えるオンラインミーティング参加者募集/シトロエンAMIはなぜ日本で乗れないのか

2023年9月2日(土)、日本EVクラブが主催するオンラインミーティング『小型電動モビリティの普及を考える~CITROËN AMIはなぜ日本で乗れないのか』を開催。参加者を募集しています。参加費は無料ですが、事前申込が必要です。

EV普及を考えるオンラインミーティング参加者募集/シトロエンAMIはなぜ日本で乗れないのか

EV普及の未来について一緒に考えてみませんか

EV普及に取り組む市民団体である一般社団法人日本EVクラブでは、20世紀型の大量生産大量廃棄の産業構造から脱却して「社会を変えるEV普及」を実現するためにどうすればいいかという大きなテーマを考えるために「EV未来プロジェクト」と題したオンラインミーティングを開催してきました。

おもな議論は、代表理事の舘内端さんをはじめ、日本EVクラブ設立当初からのメンバーが出演者となって行うスタイルで、私も出演者として参加してきました(今回も参加予定)。第7回となる9月2日(土)は『小型電動モビリティの普及を考える~CITROËN AMIはなぜ日本で乗れないのか』をテーマに議論しよう、ということになっています。

自動車評論家の大御所である舘内さんは日本におけるEV普及の先駆者です。プロジェクトメンバーに名を連ねる森さんと福田さんはEV技術のスペシャリスト。福田さんは最近、EVsmartブログの同志(勝手にそう思ってます)ともいえるEVメディアの『THE EV TIMES』にいろいろ寄稿してたりします。ファシリテーターの鳥塚さんや、奥田さん、そしてEVsmartブログ執筆陣のひとりでもある木野さんや私は、雑誌メディアの編集者やライターとしてEVクラブの活動に関わってきたメンバーです。

概要は以下の通り。

<開催日時>
2023年9月2日(土)17:00〜19:00

<内容(予定)>
1)プロジェクトの説明とこれまでの経緯
2)今回のテーマの説明について
3)シトロエンAMIについて
4)ヨーロッパでのAMIのカテゴリーと日本の法規について
5)ディスカッション

<出演者>
・日本EVクラブ代表 舘内端
・日本EVクラブ「EV未来プロジェクト」メンバー:奥田龍、木野龍逸、鳥塚俊洋(ファシリテーター)、森修一、福田雅敏、寄本好則

<参加費>
無料
参加人数/100名(定員になり次第締め切ります)

<参加方法>
オンラインミーティングはZoomで実施。
(申込完了後、入室方法などを通知)
参加は無料ですが、事前にPeatixからの申し込みが必要。

【申込サイトはこちら】

参加人数は100名です。
申し込み締め切りは、8月30日(水)19時。
ただし、定員(100名)になり次第、締め切ります。
Peatixをはじめて利用される方は、新規登録が必要です。

日本では登録すらできないCITROËN AMI

今回、テーマとして取り上げるCITROËN AMIは、フランスのシトロエンが発売している小型EV。EVsmartブログでは、7月末に紹介した『トークセッション「パーソナルEVの可能性」をレポート』の際、TECHNO-FRONTIER 2023 で主催者展示されていた車種ですね。

フランスなどでは14歳以上であれば免許なしでも乗れる小型の2人乗りEVで、2020年の発売以来2万台以上を販売。特別仕様車を発売したら「17分28秒で完売(関連記事)」するほどの人気です。でも、日本ではナンバーが取れず、公道を走ることができません。

いったい、何が悪いのか。AMIのように魅力的でヒットする小型電動モビリティを日本で生み出すにはどうすればいいのか。

「現状の車社会や制度に課題を感じているみなさん、ぜひ本音で意見や情報の共有を行いませんか」

というわけで、参加者募集のお知らせでした。

時間は限られますが、参加者のみなさんからのご意見を伺うチャンスもある、はずです。土曜日の夕方、何かとご多用な時間かとは思いますが、ぜひ、一緒に語り合いましょう!

文/寄本 好則

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


この記事の著者


					寄本 好則

寄本 好則

兵庫県但馬地方出身。旅雑誌などを経て『週刊SPA!』や『日経エンタテインメント!』の連載などライターとして活動しつつ編集プロダクションを主宰。近年はウェブメディアを中心に電気自動車と環境&社会課題を中心とした取材と情報発信を展開している。剣道四段。著書に『電気自動車で幸せになる』『EV時代の夜明け』(Kindle)『旬紀行―「とびきり」を味わうためだけの旅』(扶桑社)などがある。日本EVクラブのメンバーとして、2013年にはEVスーパーセブンで日本一周急速充電の旅を達成した。

執筆した記事