※冒頭写真は新東名浜松SAの8台同時充電可能な充電スペース。
充電サービスのお得なキャンペーン情報
普段は自宅での基礎充電を中心にEVを運用しているという方も、GWは外出先で充電する機会が増えることでしょう。はじめにご紹介するのは、せっかくの機会なので、今まで使ったことがない充電サービスをお得に使ってみよう! というキャンペーン情報です。
まず、最初に紹介するのがEV充電エネチェンジの「GW2大キャンペーン」(リリースはこちら)。
ひとつ目は、その名もズバリ「GWお出かけキャンペーン〜アプリで300分充電チャレンジ〜」です。「EV充電エネチェンジ」アプリの二次元バーコード決済でEV充電エネチェンジの充電器を利用して、キャンペーン期間中の合計充電時間が300分を超える利用者を対象に、抽選で50名に2000円分の充電クーポンがプレゼント(当選者にメールでお知らせ&クーポン送付)されます。
期間は4月23日(火)〜5月10日(金)まで。プレゼントの充電クーポンはEV充電エネチェンジのアプリ内で利用できるプリペイド式のクーポンで、360分の充電料金に相当(55円/10分として)します。つまり、抽選参加資格を獲得するための300分の充電料金にプラスして、60分の充電料金がチャラになる、ということですね。
EV充電エネチェンジの普通充電器ではe-Mobility Powerや各自動車会社の充電カードを利用することもできます(一部機種を除く)が、各社充電カードでの利用やゲスト利用はキャンペーンの対象外となるのでご注意を。
2つ目は『「あなたとEV充電エネチェンジ」Xにポストキャンペーン』です。まずは、EV充電エネチェンジの公式Xアカウントをフォローした上で、キャンペーンスタート時に投稿される告知ポストを引用し、A「あなたとEV充電エネチェンジの充電体験」かB「あなたが思うEV充電エネチェンジの特長」というお題のいずれかの内容でポストした方を対象に、充電クーポンがプレゼント(当選者には5月下旬にEV充電エネチェンジの公式XアカウントからDMでクーポンを送付)されます。
【お得なプレゼント】
A/5000円分のEV充電エネチェンジクーポン(抽選で10名様)
B/1000円分のEV充電エネチェンジクーポン(抽選で50名様)
期間は、ひとつ目のキャンペーンと同様に4月23日(火)〜5月10日(金)まで。複数回ポストもOKなので、たくさん投稿すると当選確率がアップします。もちろん、写真投稿も大歓迎(出来映えは関係なし)とのこと。
EV充電エネチェンジでは、アプリからEV充電スポットの情報を投稿するとポイントが貯まり、オリジナルグッズをプレゼントする「エネチェンジEVサポーターズ」も実施中。スマホで撮影した写真を「Xにポストキャンペーン」と「EVサポーターズ」用の情報投稿の両方に活用すれば「1枚で2度おいしい!」って感じでお得をGETできるかも、です。
超急速充電が無料のキャンペーンも
さらに、GW限定ではないですが、最大150kW(2口同時充電の場合は120kW×2)の超急速充電器「Hypercharger」を無料で利用できるのが、パワーエックスが実施中の「Try! PowerX」キャンペーンです。
専用アプリをDLして登録すれば、事前手続きや申込などすることなく対象ステーションで無料充電することができます。4月22日に発表された「新見市憩いとふれあいの公園」に新設のニュースで、キャンペーン期間が5月末までと示されました。GWは、まだ無料で大丈夫です。
<対象ステーション>
新丸の内ビルディング(東京都千代田区)
目黒セントラルスクエア(東京都品川区)
シェアグリーン南青山(東京都港区)
成田空港第1ターミナル(千葉県成田市)
那須千本松牧場(栃木県那須塩原市)
スターバックスコーヒー京都久世店(京都府京都市南区)
みやこメッセ(京都府京都市左京区)
グランフロント大阪 南館(大阪府大阪市北区)
伊勢オートモール(三重県度会郡玉城町)
新見市憩いとふれあいの公園(岡山県新見市)
スーパーオートバックス広島観音新町(広島県広島市西区)(4/23でキャンペーン終了して有料化)
京都市の「みやこメッセ」は京都市との実証実験中でキャンペーン対象外になっていましたが、3月末で実証は完了。4月以降も充電サービスは継続することになり、「Try! PowerX」の対象に加わりました。さらに、今日4月23日にもまた、三重県の伊勢オートモールにステーションが新設されたというリリースが届きました。Hypercharger、どんどん増えてます。
GWのお出かけで無料の超急速充電はありがたい限り。ただし、テスラ車でPowerXの充電器を利用中に故障するケースが確認されていて、テスラやパワーエックスから問題が解決されるまでテスラ車での利用を控えるようアナウンスが出ています。
新規会員は充電料金が30%OFF!
急速充電器を中心に充電スポット拡大中の「ENEOS Charge Plus」が実施しているのが「新規会員限定!充電料金30%OFFキャンペーン」(特設サイト)です。入会対象期間中に新規会員登録したユーザーは、2024年5月31日(金)まで充電利用のたびに充電料金が30%OFFになります。
当初は4月14日までだった入会対象期間が「ご好評につき期間延長」ということで、GWを含んだ5月14日(火)まで延長になっています。
EV充電エネチェンジ、パワーエックス、ENEOS Charge Plus ともに、アプリはもちろん無料だし、月会費などはかかりません。意欲的に充電インフラ拡充を進める充電サービス各社のアプリや充電器を、キャンペーンを活用してお得に試してみてください。
充電渋滞を回避してEVドライブを楽しむコツ
GWのドライブで不安なのが高速道路などの渋滞です。さらにEVの場合、急速充電スポットに何台も並んでしまう「充電渋滞」のリスクもあります。私自身の経験的な事柄ではありますが、充電渋滞を避けてスムーズなEVドライブを楽しむためのコツをいくつか挙げておきます。「買ったばかりのサクラで初めて遠出するから不安」といった方は、ぜひ参考にしてみてください。
充電設備がある目的地を選ぶ
あまりEVに詳しくない方は、EV充電というと急速充電ばかりをイメージしがち。でも、宿泊するホテルや旅館、あるいはレジャー施設などに普通充電器(いわゆる目的地充電設備)があれば、経路途中の急速充電はしなくてOKというケースは少なくありません。可能であれば、泊まる宿や長時間滞在する場所は、EV用充電器がある場所を選ぶのがオススメです。
バッテリー残量に余裕をもって充電する
エンジン車では「エンプティランプが点灯して空になりそうになってから給油する」という方も多いでしょう。でも、EVで経路充電(急速充電)をする場合、バッテリー残量(SOC=State Of Chargeといいます)が20%以下になるような「ギリギリ」まで頑張るのはオススメできません。ギリギリまで頑張ると、その充電スポットが先客で埋まっていても「次へ行く」という選択をすることができなくなります。ことに軽EVのように搭載するバッテリー容量が少ない場合、40%程度を目安にして、空いている急速充電器があったら充電しておくのが安心です。
急速充電は30分にこだわらない
また、急速充電は30分と思い込んでいる方も多いですが、SOCが上がると急速充電の効率は下がります。たとえば15分でSOCが70%になって目的地(もしくは次の充電スポット)まで確実に到着できるなら、充電を切り上げてしまうほうがスムーズです。
充電スポット検索アプリを活用する
目的地充電設備の有無や急速充電器があるスポットを確認するには、「EV充電エネチェンジ」のような充電スポット検索アプリを活用するのが便利です。「EV充電エネチェンジ」アプリには、目的地までの経路とオススメ充電スポットを提案してくれる「経路検索V2」という機能もあります。できるだけ事前に充電計画を立てておき、目的地周辺の充電スポットの状況を確認しておくのがいいでしょう。
「高速充電なび」をインストールしておく
ことに充電渋滞発生のリスクが高い高速道路SAPA充電スポットの満空情報をリアルタイムで確認できるのが、e-Mobility Powerの「高速充電なび」というアプリです。充電器ごとの利用開始時間も表示されるので、20分前に充電開始されている15km先の充電器が「今は利用中だけど10分後には空くだろう」といった目安を立てることができます。ただし、全部埋まっていてすでに充電待ちが発生しているなんて場合には無力であることは理解しておきましょう。
【アプリのDL先】
●Google Play
●App Store
早朝や深夜を好んで走る
これはまあ、個人的なTIPSというか好みですが。そもそも、道路が渋滞するほど交通量が多い時には、充電渋滞が起こるリスクも高くなります。高速道路SAPAの急速充電器は故障などがない限り365日24時間稼働だし。GWはもちろんお盆や正月など、高速道路の渋滞が予想できる時期にドライブする必要がある場合、可能な限り、早朝や深夜など渋滞が発生しにくい時間帯を選んで移動するようにしています。しっかりと睡眠とって、居眠り厳禁で行きましょう!
急速充電器複数口設置のSAPAも拡大中!
昨日の記事でもお伝えしているように、今、国内の高速道路SAPAには急速充電器の高出力複数口設置が急ピッチで進んでいます。ズラリと並んだ充電器を使うのは、EVユーザーとしてちょっとうれしい瞬間でもあります。ニチコンのマルチプラグ器など、まだ使ったことがないという方は、ぜひGWのチャンスで体験してみてください。
経験的にちょっと懸念するのが、新東名の浜松SA(8台同時充電可能)とか、静岡SA(6台同時充電可能)といった多くの口数を備えた、なおかつSAPAとして人気のスポットほど、全部埋まって充電待ちになりやすいかも、ということです。あくまでも「高速充電なび」で状況を確認しながらですが、たとえば下りの浜松SAが満車になりそうだったら、少し手前の掛川PA(1基2口)で充電するといった臨機応変な充電戦略を駆使してみるのもオススメです。
さらに、「エンジン車が停まってて充電器が使えない」なんて場合は、高速充電なびでは「空」表示になってしまうのでどうしようもありません。エンジン車が停まってる! といった際には、エリアコンシェルジュ(案内所)にお願いして呼び出しのアナウンスをしてもらいましょう。
もうすぐやってくるGW。EVでのお出かけをお楽しみください!
文/寄本 好則
大型連休でのお出掛けが安全で楽しいものになってほしいですね。
そんな中で充電施設を利用するなかで気を付けたいことがあります。
基本的なことですが、エラーが出てるのに放置して逃走というのは論外です。
もちろん充電後放置もです。
故障時の報告やアプリのコメントなど他の利用者さんに迷惑を掛けないよう配慮が必要かと思います。
またCHAdeMO急速充電器では充電を途中で止める場合、充電器側で終了の処理をしてからコネクターを抜くので一部車両の「抜いたら終了」ではないのでお気を付けください(エラーや故障を防ぐためにも手順を守りましょう)。
充電渋滞を懸念しているユーザーさんもいらっしゃると思います。
場合によってはBEV以外の車両(レンタカー等)を選ぶこともひとつの方法かもしれませんね。