おそらく日本で最初レベルのデリバリー
安川さんはモデルS、モデルXと乗り継いでいるテスラオーナーであり、受付開始早々にオーダーを入れていたので、おそらく日本で最初レベルの納車だと思います。
テスラユーザーとしてテスラジャパンのウェブサイトに登録すると、マイページから自分が所有、注文した車両のステイタスを確認することができます。「モデル3の納車が始まる速報記事」を依頼され、安川さんのマイページを拝見すると、なんというか、普通にECの購入履歴を見るようで。テスラがこういうところでも従来の自動車の常識を変革してるんだなぁと実感できました。
これが、安川さんがオーダーしたモデル3のマイページ。13日の金曜日9時30分に、横浜のサービスセンターで納車予約していることが記されています。
「納車の際は何を持って行けば良いですか?」「運転免許証をお持ちください」とかのFAQ的な説明も、なかなか自動翻訳感満点ですね。
「デザイン詳細を表示する」をクリックすると、オーダーしたオプションなどの詳細が半透明にオーバーラップして表示されます。
グレードはモデル3で最上級の「パフォーマンス」。完全自動運転対応のオプションも搭載しています。
発注契約書もマイページから確認できます。
完全自動運転対応は62万円。安くはないですけど、せっかくモデル3を買うならぜひとも付けておきたい機能です。
最終的な請求書も確認してみました。
横浜まで出向くので納車費用はゼロ。東京都の登録なので、諸税もゼロです。自動車重量税は日本全国どこでも電気自動車は無料になりますが、自動車税と自動車取得税は登録する都道府県によってまちまち。東京都のほか愛知県や京都府などでも自動車税などのEV・PHEV優遇制度があります。
ちなみに、現状の最廉価グレードである「スタンダードレンジ プラス」なら、車両本体価格は511万円(税込)。ボディカラーは追加料金なしの白を選べば、完全自動運転のオプションを付けて586万3000円(9月10日現在)です。
テスラ車はいろんな価格や装備などが頻繁に変更されます。今日現在、完全自動運転オプションの価格は75万3000円に上がってました。
8月にテスラの方と話した際には、「納車はパフォーマンスが早い。スタンダードレンジはこれからのオーダーだと年明けになるかも」と聞きましたが、コンフィギュレーターで表示された納車予定は「10月以降」だったので、年内に間に合うのかも知れません。
最近は国産エンジン車の新車も結構高いし、ここのところタイカンとかエヴァイヤの記事を書いていたので、パフォーマンスの約800万円にしても「お買い得じゃん!」という気がしてきました。
納車場所のテスラの横浜サービスセンター。グーグルマップのストリートビューで見るとこんな場所です。
モデル3納車を待つ気分だけシミュレーションしてみた、速報でした。
(寄本好則)