南陽 一浩– Author –

1971年生まれ、静岡県出身、慶應義塾大学卒。出版社勤務を経てフリーランスのライターに。2001年に渡仏しランス・シャンパーニュ・アルデンヌ大学にて修士号取得。パリを拠点に自動車・時計・男性ファッション・旅行等の分野において、おもに日仏の自動車専門誌や男性誌に寄稿。企業や美術館のリサーチやコーディネイト、通訳も手がける。2014年に帰国、活動の場を東京に移し、雑誌全般とウェブ媒体で試乗記やコラム、紀行文等を担当。
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ジャガー I-PACE(アイペイス)はEVとして、というよりクルマとして完成度が高い実力派だった
欧州カーオブザイヤーをEVとして初めて獲った前評判は、ダテではなかった。ジャガー初の市販EVで日本でもデリバリーが始まったI-PACE(アイペイス)。意外かもしれないが、乗れば乗るほどEVであることよりジャガーである事実を意識させる。ステアリングを握... -
ついに国内試乗! テスラ・モデル3の ロングレンジモデルで都内を半日ぶらり
近日中にも正式な日本仕様のオーダー開始となりそうなテスラ モデル3。左ハンドルではあるものの、EVsmartブログで都内試乗のチャンスを得て、ジャーナリスト2人が試乗しました。この記事ではジャーナリストの南陽一浩が、都内を試乗したインプレッション... -
ポルシェ パナメーラPHEV試乗で完成度を試す〜タイカンへの進化過程か異なる独立峰か?
4ドアポルシェのPHEV、『パナメーラ ターボS Eハイブリッド』に、EVsmartブログチームのジャーナリスト、南陽一浩が試乗。その完成度を試しつつ、普通充電も行ってみた。走行モードの選択によって表情が一変する圧倒的な走りの良さを実感した。 実は電動化... -
モデルチェンジしたV60にもPHEVが発表。ボルボの2019年電化計画はどこまで進んだか?
PHEVを次世代の本命と見込む欧州メーカーは少なくないが、ボルボ・カー・ジャパンは先頃モデルチェンジを迎えたミドルレンジ車種、V60には2種類のPHEVパワートレインを投入することを明らかにした。 これまでの「T6」320ps仕様に代わって、253psのガソリン... -
眺めても乗ってもイコノクラスト、テスラ・モデルXは当代最良のクロスオーバーか?
ファルコンウイングとテスラは呼ぶものの、巷でいうガルウイング仕立てのドアにして、ピュアEV。徹頭徹尾、異端児であることを選択したかのようなモデルXに今一度、試乗してみた。確かに、他の車にもサルーンのモデルSにもない、独特の魅力がある。 まず試... -
現時点で市販EVとして完成度の高さは アンタッチャブル、テスラ・モデルS
ソフトウェアが最新版の8.1に更新されたテスラ モデルS「100D」。その試乗を通じて判明したのは・・・・今もモデルSは市販EVの中で、もっとも完成した一台であることだ。 じつはモデルSは徐々にアップデートされ、2017年モデルからビッグマイナーチェンジとい... -
レンジローバーとレンジローバー スポーツがPHEVの受注予約を開始
ジャガー・ランドローバー・ジャパンが「レンジローバー」および「レンジローバー スポーツ」にPHEVモデルを追加することは既報だったが、6月末よりその受注予約をついに開始した。実際の導入は2018年中が見込まれ、価格は「レンジローバー PHEV」が1508万... -
やっぱりEV界のサラブレッド、BMW i3に試乗する
BMW i3は、EVとしても内燃機関のクルマをひっくるめても、独立峰のような、特異な一台といえる。2018年モデルでマイナーチェンジを受けたと聞いて、早速借り出してみた。とはいえ変更はデザインのみにとどまる。2年前のビッグマイナーチェンジで、サイズを... -
スタンダードなEVとは? 真っ向から応える新型リーフに試乗!
EVとしての新しさよりも、実用的なハッチバックとして何ら我慢を強いないこと。予想以上に軽快なドライバビリティ、大きなトランク容量に広い後席スペースなど、日産の新型リーフは実用面でも成熟に達した一台であることが、乗れば分かる。 日産本社で新型... -
じつはPHEVの世界的ベンチマーク 完熟フェイズの三菱アウトランダーPHEVに試乗
外出先で急速充電が可能で、おもに駆動力をモーターに拠る分、PHEVは内燃機関との協調が前提であるハイブリッドの延長というより、むしろ限りなくBEVに近い存在といえる。モデルサイクルとして後期フェイズに差しかかった三菱アウトランダーPHEVは、前期フ...
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