杉田 明子– Author –

2010年代に住んでいた海外では'94年製のフォード→'02年製のトヨタと化石のような車に乗ってきました。東京に来てからは車を所有していないのですが、社用車のテスラ・モデル3にたまに乗って、タイムスリップ気分を味わっています。旅行に行った際はレンタカーを借りてロードトリップをするのが趣味。昨年は夫婦2人でヨーロッパ2,200キロの旅をしてきました。大容量バッテリーのEVが安くレンタルでき、充電インフラも整った時代を待ち望んでいます。
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電気自動車普及の状況は古典的な『S字カーブ』の常識を凌駕する!
先日紹介した「オズボーン効果でもうすぐエンジン車が売れなくなる?」と題した自動車産業の電気自動車シフトに関する経済分析の記事に大きな反響をいただいています。その中で出てきた、新しいテクノロジーがマーケットに浸透する際の『S字カーブ』につい... -
オズボーン効果でもうすぐエンジン車が売れなくなる?
電気自動車へのシフトを経済学的に分析した面白い記事が『CleanTechnica』に掲載されていました。新しい商品が出回る際に、古い商品の買い控えが起こることを「オズボーン効果(Osborne Effect)」と呼びますが、自動車に関しては個々のブランドではなく全... -
フォルクスワーゲンが電気自動車用MEBプラットフォームをフォードと共有
ロイターの記事によると、匿名で入った情報として、フォードとフォルクスワーゲンが先週、VW社の新しい電気自動車用プラットフォームMEBを共有することで合意に達したことが分かりました。 この合意は7月11日に行われるフォルクスワーゲンの取締役会で正式... -
テスラ モデルS 100DをCCSコンボ2ハードウェアとCCSアダプターの組み合わせで充電してみた
電気自動車においてガソリン車の給油にあたるものが充電になりますが、それにかかる時間及び充電時間に関わる出力というのは電気自動車オーナーの一つの関心事になっています。 オランダのテスラ・モデルS 100DのオーナーWido氏が、本人の車でCCSコンボ2ア... -
テスラ モデル3をスーパーチャージャーV3に繋いでみたら、12分以内で50%の充電完了!
テスラ社の最新超急速充電器、スーパーチャージャー・バージョン3(V3)の検証記事がアメリカのウェブメディア『CleanTechnica』に紹介されました。実際にテスラ モデル3を使ってどのくらいの充電時間がかかるのか、分かりやすく説明されています。 テスラ... -
フロリダ州で無人自動運転車の合法化が決まる
完全自動運転車両が路上を走るのにはもう少し時間がかかりそうですが、来る日に備えて法整備を進めておくのは重要だと思われます。米フロリダ州ではすでに法案が議会を通り施行されました。CleanTechnicaからのレポート記事をお送りします。 元記事:New F... -
電気自動車のドライバーは道路維持費用をどのように負担するべきか?
ガソリン車が減って電気自動車が台頭してきた際に、税金をどうするのか、という問題が持ち上がってきます。アメリカのユタ州では来る日に備えて既に試験的な課税プログラムを始めているようです。 元記事:How Should Electric Car Drivers Pay For Using ... -
テスラの新しい自動運転コンピューター『HW3』は怪物だ!
自動車の完全自動運転現実化については喧々諤々の議論が続いていますが、それに向けて技術は確実に進歩しています。その要となるコンピューターチップについて、テスラがAutonomy Day(投資家向けの会合)でのプレゼンテーションで詳しく解説をしていまし... -
フォルクスワーゲンとBMWがスウェーデンのスタートアップ企業Northvoltに出資
2016年に設立されたNorthvoltというスタートアップ企業(スウェーデン)にフォルクスワーゲン、BMWを含む大手会社が合計10億米ドル(約1080億円)を投資するというニュースが入ってきました。今回の投資に参加する企業は他にゴールドマンサックス、AMF、Fo... -
ホンダeのレビュー動画
Hondaに関するあらゆる情報を発信し続ける、Youtuberのホンダプロ・ジェイソン氏が、ノルウェーで世界初公開されたホンダの純電気自動車ホンダeプロトタイプのレビュー動画を公開しました。全編日本語字幕付き。 ホンダeはホンダ初の純電気自動車で、リア...
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テスラ『モデルY』のインテリア、トランク、フランクなどのサイズ
テスラから待望の電気自動車新モデルであり大衆向けSUVである、モデルYのデリバリーが始まりました。オーナーのVincent Y 氏が、先日納車されたモデルYの車内の大きさを、写真とともにレポートしてくれました。『TESMANIAN』から全文翻訳でお届けします。 ... -
中国で進展するEVバッテリー交換方式の『ビッグ3』~NIO, Aulton, Geely
中国で電気自動車のバッテリー交換システムを進めているのはNIOだけではなく、AultonやGeelyも含めて「ビッグ3」となりつつあります。『ChinaAutoReview』元編集長で、中国のEV情報をポッドキャストやSNSで発信しているLei Xing さんから英文記事を寄稿い... -
EVオーナーは知っておきたい「リチウムイオンバッテリーの上手な使い方」
電気自動車やスマホなどに使われるリチウムイオン電池は、時間が経つとともに持ちが悪くなってきます。そのメカニズムと電池寿命を伸ばすヒントを分かりやすくまとめた記事が米CleanTechnicaに掲載されました。全文翻訳でお届けします。 元記事:Great Tip... -
テスラの新しい車体戦略~軽量化を進める世界最大の鋳造技術~
電気自動車業界をリードするテスラが、アンダーボディ後部を1つのピースとして作るため、世界最大のアルミ・ダイキャスト・マシンに大きな投資をしました。車のパーツとしてはこれまでにない規模になるダイキャスト設備に関する詳細を、『Automotive Engin... -
テスラの新しい自動運転コンピューター『HW3』は怪物だ!
自動車の完全自動運転現実化については喧々諤々の議論が続いていますが、それに向けて技術は確実に進歩しています。その要となるコンピューターチップについて、テスラがAutonomy Day(投資家向けの会合)でのプレゼンテーションで詳しく解説をしていまし... -
テスラ モデルYに使われるCATLの「M3P」バッテリーは次のLFPとなるか
電気自動車の世界では、最新のバッテリーセル化学を巡って、ここ数週間から数カ月の間、「M3P」バッテリーが注目されています。M3PはCATLのリン酸マンガン鉄リチウムまたはLMFP電池として知られています。 【元記事】CATL’s M3P inside the Model Y: the n... -
テスラ モデルS プラッドが4分の1マイル(ゼロヨン)で世界最速となる『9.23秒』を記録
もうすぐデリバリーが始まるテスラの高級セダン、モデルSプラッドが、いわゆるゼロヨンで世界最速となる9秒23を記録したことが報じられています。アメリカメディア『Clean Technica』から、全文翻訳記事でお届けします。 元記事:Tesla Model S Plaid Sets... -
電気自動車は寒さに弱い?〜極寒のカナダでテスラ車がどれだけ耐えられるか実験
電気自動車普及が本格化していますが、極寒地域での使用にEVは耐えうるのか不安を抱えている方も多いようです。そこで気温が-30℃まで下がるカナダのテスラオーナーが実験をしました。全文翻訳記事でご紹介します。 元記事:Tesla Cold Weather Experiment ... -
米国大手充電ネットワークが「CHAdeMO」を段階的に廃止することを発表
米国Electrify Americaが、2022年からCHAdeMO規格の充電器を段階的に廃止していくと発表しました。今まで充電規格が統一されてこなかった弊害に関して論じる記事を米メディア『CleanTechnica』が報じています。全文翻訳でお届けします。 Electrify America... -
CATL製『麒麟電池(Kirin battery)』の電荷量は「4680セル」に比べて13%増
電気自動車用バッテリー関連の技術は日進月歩で進化しています。世界最大手のCATLから登場する、その名も「麒麟電池」は4680セルの先を行くものになるのでしょうか。米メディア『CleanTechnica』の記事を全文翻訳でお届けします。 元記事:CATL Kirin Batt...